2010春、尾浜と五年生について本気出して考えました。/


 目を開けたら、という以前に目が開かない。開けるほどの力も残っていないのだ。瞼の裏は赤くて、いや、閉じているからわからないのだけれど。感覚的に赤くて。つんと血の臭いが辺りに立ち込めている。流石にこの人数を始末するのは骨が折れた。例えだが、まあ実際に三郎に折られているのだ。痛い。けれどあいつらに比べたら痛くない。雷蔵は本当に迷っていて、八左ヱ門は最後まで俺をよくわかっていなかった。三郎と兵助は鋭すぎて。他多数は割愛させていただく。






100417/A.In spring he who laughed lives helplessly.

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -