奇
来
怪
廻

町外れの払い屋と
取り巻く妖たちの話
これはまた奇怪な噺だねぇ？

始まりは、奇怪堂より。
三つ影夕刻を歩く。
街を走るはお化け電車。
現るは薬売りの少年。
我ら祓い屋の在り方。
異形の始まり。
この記者、多忙につき。
街の同業者たち。
座敷童かふぇにて。
鬼と天狗の御使い。
月夜に影、伸びる。
お迎えに参りました。
おいでませ殿上世界
不審火にご用心

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