Tin ice in the sun

NetflixオリジナルのGUILTYの感想を言う前に　リメイク元となった作品の感想をまとめたくてこっちに
THE GUILTY／ギルティ(2018)の感想

！ネタバレしてないけどなんか予測がつきそうなコメントしか書けないので未視聴の方は注意！



この作品の情報はツイッターで確かおすすめ漫画を読んだくらいだったような。電話でしか分からないシチュエーションスリラーと言われて「なるほど？」と見てみた。

オチにビックリすることもあったけれど、主人公の正義感がむくむくと膨れ上がり感情移入によって必死に助けようとする姿はとてもかっこよかった。電話の向こうは絶対に見えない（主人公の立ち位置的に）のが余計に怖くて、余計に設定の妙が際立つことになる。

低予算映画ならではのシチュエーションスリラー！ というよりは　それにプラスアルファしたデンマークの社会性もあるのが面白かった気がする。お国柄……というと言葉選びがよろしくないけれど　思想が透けて見えるような作品、わりと好き。

小説で同じ設定で読んだとしたら「作者のこの突き放し方こわ……」と思うところ。映像で見ると「監督がものすごいいい笑顔してそう……」となる。感覚の違い。
オーディオドラマにされるそうで。うわ、これは楽しいやつだな……と思った。舞台とかでも映える設定だと思う。映画リメイクより舞台化してほしかった。（リーマントリロジーもラジオ朗読から始まったはず）

舞台みられなかったので（２回目のワクチン接種後はきつかった）A little lifeみんなも読もうぜという宣伝（？）

タルベーラとかの世界になれている人はお馴染みの「リアルな日常」を描いた作品。かつ、同性愛差別とかド直球に描かれるのでトラウマがあるひとは注意

日本だと未翻訳のままで洋書しか読む機会ないし700ページ以上あったけど　あと英語はわりと難しめでかなり大きな辞書（細かな単語がちゃんとのってるやつ）片手に読まないときついけど　とてもオススメ

舞台見たかったなあ

タレンタイムのファンブック、ようやく家に届いたので
読書記録に入れたらずっとネタバレしかない……と入れる予定がなくなったのでこちらに雑記。

マレーシア映画というと「何があるの？」と思われがちだけどもやっぱりヤスミン・アフマドの作品が伝説に残りうるのかなあと思います。たった6本の作品だけなのにそこに残る力強さがものすごい……。

このサイトの名前を決める時に、映画からインスピレーションをもらおうかなと思い、めちゃくちゃ悩んでオーキッドとこのタイトルと2択になり、こちらにしたという経緯が。

タレンタイムファンなら本当に見てほしいけどタレンタイムファンは多分こんなブログ見る前に買ってると思う。

U-NEXT開いたら新作映画のところにサタンタンゴの文字を見つけて「うわぁーー！」となりました

タルベーラとサブスク似合わないな〜と思うんですが映画館に7時間以上詰め込むのは今はできないもんな……と納得もしています。タルベーラ監督とサブスク関係のインタビュー記事が何かないかあとで探す。

サタンタンゴは7時間以上あるしモノクロだし酒を飲むシーンだけで30分くらいかかった？ となる映画だけど　見て損したという気分にはならなかったです
メインストーリーってなに？ となりそうな映画ではあるけれど

達成感もあるけれど、タルベーラの美学というか人生観というかそういうものが二郎系ラーメンみたいに詰め込まれて出されている感じ

昔、サタンタンゴで夢小説書いてた時に1回だけ感想をもらえて「こんな辺境サイトでサタンタンゴとかいうマイナー作品の感想！？」とビックリしたことがある
意外とサタンタンゴは人に知られているのかもしれないなと思ったけど今回の見放題がいちばん広まりやすい気がするのでU-NEXTユーザーかつ、7時間の映画をみてやるぜ！ という気力がある人にオススメ

his配信によって色んな人の感想が読みたい〜〜〜となっているけれど　そもそもhisというタイトルもあらすじも知らない人が多いのかな……？ と

賭ケグルイでもhisでも宮沢氷魚を見てるんだけどほんとーーに撮られ方が違うしわたしは今泉力哉監督が日本の中では大好きなので「さすがです……」となっちゃうんだけど　とりあえずhisをみてほしい

アマプラにもネトフリにもあるから見やすい気がする
できうるならドラマ版もみてほしいしDVDの特典映像とか特典購入の冊子とかみてほしい