蜜月ヒトデ日記

勝手な同棲



吸いかけの煙草を灰皿に押し付けるとぐしゃりと潰れ、煙が立ち上った。その意味を誤解したらしい子供が、不安げに俺の名を呼ぶ。返事の代わりにそちらを向くと、デカい図体がびくりと揺れたのが目に入った。「…怒りました?」下らない。この程度で苛立つ程若くもない。上手く使いこなせない言葉の代わりに、色々と努力はしてきたつもりだったが、何処まで伝わっていたのやら。こんな分かり易い事を逐一問うと云うのは、本当に理解してないのか、それともまだまだガキである所以なのか。「承太ろ「好きだぜ。仗助」これ以上面倒な事を云われる前にと唇を塞ぐと、見開かれた瞳が細められ漸く表情が和らいだ。ので、俺もほんの少しだけ笑った。

2012/06/10 23:23 (0)



とち狂っててもギャグでもびっち系でも狂愛でも純愛でもシリアスでもエロでも、叔父甥なら全て良い。


2012/06/07 20:32 (0)



何か面白い企画的なことやりたいぬ。
良いネタが有れば拍手からおくってくださいげへへ。


追記
2012/06/07 11:41 (0)



「あれ?じょーたろーさん、アイツ…」
「ん?何だ、この前のデカい犬じゃねーか」
「ですよね。何で1人で?」
「1人というか1匹だろ。リードが外れたんじゃねぇか?首輪は着いてやがる」
「あ、本当だ。おーい、ワンコロ、こっちおいでー」
「…無視されてるぞ」
「…可愛くねぇなぁ。承太郎さん、ちょっと呼んでみて下さいよ」
「何で俺が」
「俺に似てるんだから承太郎さんが呼んだら来るんじゃねぇかと」
「仕方ねぇな。…おい、犬。こっちに来やがれ」
「そんな乱暴な…って、ホントに来た!?」
「来たな…。ふぅん…やはりデカい」
「なっ…承太郎さんばっかりに尻尾振って俺空気扱い!?」
「………」
「じょ、承太郎さん?服汚れますよ?裾地面に付いてるし!」
「中々毛並みが気持ちいい。良い匂いもする」
「あ、もしかしてシャンプーの途中に逃げ出してきたとか?」
「かもしれん。こら、擽ったいだろ」
「なっ…じょ、承太郎さんの顔を舐めるなんて…こら犬!」
「ワンッ!」
「うぉっ!?ほ、吠えられた…すげぇ迫力…」
「仗助がうるさいからだ。落ち着け犬。よしよし」
「クゥーン」
「うーわ。犬のクセに承太郎さんとイチャイチャと…」
「取り敢えず飼い家を探すか。犬、帰らねぇとご主人様が心配してるぜ」
「あ、承太郎さん、ご主人様ってもう一回云って!」
「…犬、アイツを咬め。go!」
「うぁぁぁあ!本当に来た!!痛いいだい゛!!!」




結局したたか俺を噛んだ後、ワンコロは自ら家の方に歩き出しました。承太郎さんと2人で飼い主の家まで着いて行き、無事にご主人の手に渡るのを見届けました。最後にワンコロを撫でる承太郎さんは凄く優しい目をしていて、頭を下げる飼い主の頬が少し赤かったのは決して気のせいじゃないと思います。

ご主人様…もう一回聞きてぇなぁとぼんやり思ってたら、また噛まれました。




犬可愛い。


2012/06/05 23:41 (0)



真っ暗な宇宙に放り出されたようだ。酸素も無く一面の闇に包まれ、重力の無い亜空間を漂っている様な。ゆらゆら、ゆらゆら。「仗助」不意に凛とした声が耳に届いた。「来い」何の違和感も無く俺の世界に侵入する。無音を割り、視界を満たし酸素をくれる存在。――ああ、熱が。体内からじわりと湧き上がり、抱きしめた箇所から燃え上がる。「何処にも行かさねぇよ」只その一言に俺の全てが瞬時に満たされていった。

2012/06/05 15:14 (0)



素敵な文章が書きたいのに仗す犬と小悪魔太郎が邪魔をする。何だよ犬って。何だよ白装束って。
あ、ランキングの小説部門で1位と2位が仗承サイト様でウハウハしたぉv
そこに痺れる!憧れるゥ!!


こうね、冬の朝方みたいな文章が書けるようになりたいんだ。目一杯冷たい空気を肺に取り入れて、ゆっくりと紺色の空に朝日が登る瞬間を見た時に抱く感情を文字にしたいんだ。



その結果が……ワンコやウンコになってるけどなorz



みんな、ごめんね。間違えて入った人もごめんね。


2012/06/05 11:22 (0)



「ねぇ承太郎さんバイトしません?楽しいバイト」

「しない」

「即答!?ここは『楽しいバイト?それはどんなバイトだ?』って聞いてくれなきゃ話が進まないですって!」

「進まなくて良い」

「そう云わず空気読んで下さい!」

「…少し前に、俺の事を1ミリも空気を読まないと云わなかったか?」

「あれは脳内の呟きです!前の話!!」

「ふん。前の話だろうが何だろうがどうでも良いが。どうせお前のことだ。ロクな事云いださねぇんだろ」

「んなこたぁ無いっす!簡単なバイトです!」

「楽しいバイトそれはどんなバイトだ」

「うわっ、目も合わせない棒読み…」

「云うならさっさと云え。云わねぇなら風呂洗ってこい」

「それです!風呂ですよ!」

「…あ?」

「仗助君とお風呂に入って逞しい身体を余すことなく素手で綺麗にするお仕事です!当然承太郎さん専用!」

「ほう」

「何と一回につき三千円!これはもうやるっきゃない!!」

「ふぅん」

「更に今ならキャンペーンにつき、風呂上がりのコーヒー牛乳も付いて来る!今すぐ応募!ちなみに応募方法は仗助君への熱い抱擁!!」

「抱擁、ねぇ…」

「そう抱擁です!勿論キスも絶賛受付中!」

「…成る程な。よーく分かった。素敵なバイトだな」

「でしょう!なら今すぐ応募…もとい熱いハグをっ!!」

「まぁ待て。その前に俺が良い仕事を紹介してやる」

「じょ、承太郎さんが?」

「ああ。なぁに、心配するな、簡単な事だ。まずベッドに寝る」

「ベッドに!?一人で!?」

「一人で」

「承太郎さんを待つわけですね!それから?」

「心穏やかにしながら、そっと目を閉じて指を胸の上で絡める」

「ああ、やっぱり落ち着かなきゃいけませんもんね。大人の余裕ってやつか!」

「で、後は寝転がってりゃいい。どうだ簡単だろ?」

「はいっ、そのまま承太郎さんを待てばいいんですね!」

「そうだ。俺が顔に白い布を掛けるのを待てばいい」

「白い布!目隠しプレイ!?」

「目隠しじゃなくて顔全体を隠すことになるな」

「か、過激っすね!」

「ついでに服はちゃんと白装束を着ろよ?」

「白装束?」

「知らねぇのか。まぁいい、旅館の浴衣みてぇなモンだ。ただし、普通のと違って右が前だから気をつけろよ」

「?よく分かんないっすけど了解っす!!」

「よし、じゃあとりあえず遺言を掛け。最期位きちんとした文章をな」

「え、えぇぇっ!!?」



あらまぁ(笑)


2012/06/05 10:03 (0)



「おい、お前とそっくりなのが居るぞ」

「んぁ?おわっ、デッカい犬っすね〜」

「身体の割に呑気で気の抜けた面だな」

「飼い主さんとお散歩の途中で、ご機嫌なんっすよ、きっと。ほら、尻尾ぱたぱたしてる」

「そうか…。…ククッ」

「何笑ってるんです?」

「いや…何でもない」

「…大体察しはつきましたが、俺はもっと引き締まった顔してますよ」

「お前の引き締まった表情なんざ、ここ何ヶ月見てねぇぞ」

「ベッドの中ではキリッとしてるでしょ」

「キリッと?ニヤけてるのは良く見るが」

「あ、あれは余裕の笑みですっ」

「余裕、ねぇ。もう我慢出来ないっす!って今までに何回聞かされただろうな」

「…承太郎さん、実は俺のこと嫌い?」

「いーや?大好きだぜ?」

「…じょ、なっ…!まさかの告白っ…!ベッドの中でも云ってくれねぇのにっ…!」

「正直に答えたまでだ。しかし、引き締まった顔とやら、はいつになったら見られるんだ?」

「…か、飼い主と一緒だから無理ですっ」

「そうか。なら飼い主としてペットの世話はしねぇとな」

「せ、世話って?」

「…飯と風呂と、気持ち良いコト」

「…ま、まじっすかっ」

「ペットを快適に過ごさせるのが飼い主の義務だからな」

「わ、わんっ!」

「いい子だ。行くぞ」

「わんわんっ!!」



なんだこれ。なんだこれ。


2012/06/04 10:54 (0)



この承太郎さんの美しさについて一晩語れる自信がある





2012/06/03 20:34 (0)



島暮らしまいぶーむ。


二つ目は、はてどうするか。


2012/06/03 18:08 (0)



うんこ

追記
2012/06/03 00:07 (0)



自分のプロフ作ろうかと思ったけど面倒で止めたw

2012/06/02 23:23 (0)



貴方に降り注ぐものがたとえ 雨だろうがさだめだろうが、許すことなど出来る訳ない 全て惜しみなくあげる♪

姫!!

という訳で拍手お礼
追記に続きます★


追記
2012/06/02 20:33 (0)



彼はまだこの部屋に帰らない。海が好きな人だとは重々に承知していたが何時まで戯れているつもりだ。一人で寝るのも慣れて、寂しい所か何も感じなくなってしまった。なぁ、早くこの扉を潜らなければ、感情も愛も全て忘れてしまうよ。ただ、僅かでもあの声を聞いて、一目でもその姿を見たら瞬時に思い出してのだけれど。だから俺の不安は永久に1ミクロたりとも伝わらないのだろうか。何という矛盾。

2012/06/02 15:21 (0)



やべぇお題10が重複してる…さすがうんこだな!



切腹しますorz


2012/06/01 20:09 (0)


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