■note
思いつきだったりお遊びだったり覚書だったり 更新しても履歴には書きません
□ 2011/12/24 02:02
ぬるま湯に浸かっているのだ。ぬくもりはあるがつめたい。その中で温かくも冷たくもない、文字通り温度というものを消失させた手が首筋を撫でる。それは無機質で穏やか。その手はただ眠りを促す。柔らかく、機械的に。スポイトで少しずつ液体を加えていく。満たされたビーカーは静かに波紋を見つめる。
□蝉とコーラ 2011/12/17 11:30
ちょっといじったやつ
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□コロンブスはどこにもいない 2011/11/21 23:18
二周年企画没案その2
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□冬の侵略 2011/11/04 18:08
二周年企画の没バージョン。
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□ 2011/10/01 13:24
排気ガスと金木犀
□ 2011/08/19 18:00
鍵盤の上で彼女は踊る
□ 2011/08/17 17:49
しゃんと伸びた背筋
繊細な表情を作る指先
足の甲は美しい曲線を描く
誰もが息を呑む、肉体という名の絵画
□ 2011/08/07 00:29
カッカッカ、と誰かがスプーンで皿を叩く。
「静かにしな、スープが冷めちまう」
はっはっは、と別の誰かが笑う。
「安心しな、この宴に終わりは無い、おわりはあるけど終わりは無いのさ」
ちっちっち、と誰かが舌を鳴らす。
「だけど愚図愚図している理由も無いわ」
タッタッタ、と誰かがタップを踏んだ。
「ショータイムはもう始まるよ」
□ 2011/07/28 12:06
言うなれば腹にナイフを突き立てて肉も血液もわからなくなるまでぐちゃぐちゃにして内蔵を取り出して並べてさぁさぁ皆様寄っといで、なんて愚かで陳腐なスプラッタ
□どろり 2011/07/12 11:51
極彩色の街の中へと溶けていく
ヒートアイランド現象でドロドロに溶けた僕は
アスファルトと一緒に街へ飲み込まれていく
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