だから早く俺のところに堕ちてきて5＊ 「や、あッ！」 子宮近くを抉るように突き動かされ、暴力的な快楽が一気に襲ってくる。たまらず甲高い声を上げて、松永さんの背中にしがみついていた。 強すぎる快楽に、心も思考も全部飲み込まれてしまいそうになる。与えられる刺激に喘ぎ啼くことしかできなくて、咄嗟に松永さんの腕を掴んで止めていた。 「や、やだっ、嫌や、こわれる…ッ！」 「大丈夫、壊れないよ……力抜いて？」 優しい口調とは裏腹に、動きを再開させた松永さんの指攻めは容赦がなく、一層激しさを増す。 ナカを散々掻き回され、何度も指で出し挿れを繰り返され、室内にはぐちゅぐちゅと、卑猥な音だけが鳴り響く。真っ白なシーツ一面に、愛液の飛沫がいくつもの跡を散らした。 私の膣奥に潜む性感を引き出すことに味を占めた松永さんは、その場所だけを執拗に、擦り上げては突いてくる。ずっと欲していた刺激は想像を越える程の気持ちよさで、やっと手が届いた快楽に、胸が震えるほどの多幸感で満たされた。 「ぁあ、あんっ、ゆび、はいって……うれし……っ」 「……嬉しいの？」 「んっ、すごい、きもちいいの……っ」 「よかった……もっとしてほしい？」 「してっ……、うち、もうイキそう……ッ、」 迫りくる絶頂の予感を感じ取って懇願すれば、松永さんは一度、手の動きを止めた。 肩に担いでいた私の両脚を下ろし、ゆっくりと体勢を崩す。そして指をナカに埋めたまま、松永さんが私に覆い被さってきた。啄ばむような軽いキスを何度か繰り返し、彼の唇が顎へと伝っていく。 「ンッ、は……ぁ、ん」 吐息混じりの嬌声が漏れる。うなじも脇腹も胸の頂も、舐められてはしゃぶられ、吸われては甘く噛まれて。下腹部にどんどん熱が溜まっていく。 抗えない快感から逃れたくて身を捩れば、「こら」と再び私をたしなめる声が聞こえた。 「すぐ逃げようとするんだから」 「だって、やっ、くすぐったい……ッ」 「暴れないで」 「だって……あんっ」 お仕置きとばかりに胸の突起をピンッと弾かれ、思わず腰が浮く。ピクピクと身体を震わせている間も、身体のあちこちに彼が唇を寄せて、紅い痕を刻みこんでいく。脳が痺れるような甘い感覚が全身を包み込んだ。 膣の奥では指が小刻みに動いていて、ゆっくりと、でも確実に、私を高みへと導いていく。頃合いを見計らって、松永さんの手が私の両脚を左右に開いた。 内股から足の付け根に、つう……と熱い舌が這う。大胆に暴かれた陰部も指で拡げられ、その中心に、松永さんは顔を埋めた。 私だって初めての経験じゃない。これから何をされるかなんて、容易く想像できてしまう。ぐちゃぐちゃに濡れている秘所を見られていることに、羞恥が渦を巻くように私を追い詰める。なのに、拒みたい意思は全く沸き起こらなかった。 彼の指は広げた陰唇の端から、ふくりと膨らんで顔を出した陰核を愛撫し始める。濡れた舌先で捏ねくり回し、唇で挟み込んでは吸い上げる。大きな快楽の波が襲い、いやいやと必死に首を振った。 「あっ、あ、……松永さ、っ……あん、やぁッ、」 止めての一言も、もっと欲しいと甘くねだることも出来なかった。唯一絞り出せたのは彼の名前だけで、口を開けば言葉にもならない嬌声だけが漏れる。それでも、松永さんの欲望に火をつけるには十分な要素だった。 「は……ッ、やば、超可愛い……。ねえ、もっと声出してよ。感じてる声聞きたい……もっと啼いて……ッ」 淫な豆を舌でぐりぐりと嬲られて、膣奥に潜む指がバラバラと激しく動く。 「だめ、激しっ……あ、あぁ……ッ！」 「律のナカ、トロトロに濡れて凄いことになってる。俺の指、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる……わかる？」 「やぁ、言わ、ないで……ッ」 奥深くを拓かれ突かれ、陰核も弄られて。止めどなく溢れる愛液を、彼の舌がぴちゃぴちゃと掬い上げていく。外と中を同時に責め立てられたら、今の私ではひとたまりもない。腰を跳ねながら快楽を享受する最中、目の前がちかちかと明滅し始めた。頭の中が真っ白に染まり、快感に果てていく。 「あぁっ、イくっ……ぁ──…、あ、ぁッ……！」 ビクンッ、と背中が弓なりにしなる。溜まった熱が一気に迸り、釣り上げられた魚みたいに、ビクビクと身体が痙攣する。呼吸が乱れ、必死に熱を散らそうとする私の頬を、松永さんの手のひらが優しく撫でた。 トップページ |