二つ折りにできるバインダーノート。COMPAQじゃなくてCOMPACKノート。2019年10月3日発売、ベトナム製。
A4→A5、B5→B6、A5→A6の三判型。そのうち小さい二種を買いました。
専用ルーズリーフ使用、付属リーフ10枚、最大収納枚数25枚、透明表紙6mm横罫または不透明表紙5mm方眼。
ペン差し付き。三菱ジェットストリーム4&1が入ります。
折りたたんで小さくできるのが長所、折りたたむと厚くかさばるのが短所。
折りたたみ時の厚さが約21mmあって、モレスキンや
ペーパーブランクス176ページよりも厚い。
また表紙がたわみ、積み重ねられない。
使ってみてわかったのは、たぶん本品は文庫判などではなく、大判でこそ真価が発揮されること、なのでA4使用者に薦めます。
また、机上で書くよりも、膝の上で書くのに適しているように思いました。
服のポケットを使わず小さな鞄を携えるひとや、メモ帳もノートもすべて9.5mm穴間隔ルーズリーフに統一したいひとにも薦めます。
折りたたみ方や綴じ方は付属説明文に記される通り。
二ヶ所で留めて二つ折りにします。
・リング部は軽く押すだけで噛み合います。
表紙は、
・開くときにはウラ表紙(下側)を下へ押すようにして開き、
・閉じるときにはオモテ表紙(上側)を折り目方向へ押し出すように滑らせて噛み合わせます。
綴じリングは、外側のリングを矢印方向へ押しながら開きます。
表紙は用紙より大きく、上下合わせて約45mm、端で約8mm大きい。
折り目が5mmズレており、折りたたむとリングが互い違いに噛み合います。
◆専用ルーズリーフNo. 40*C*-30
A4、B5、A5判、6mm横罫または5mm方眼
各30枚入り、10枚ごとに重ねて包装されます。
専用品ではあるものの、リーフ穴間隔は従来の9.5mm (3/8インチ)に準じており、JIS Z 8303規格ルーズリーフ用バインダー(B5 / 26穴)に挟めます。逆は不可。
緊急避難的に従来リーフをコンパックノートに挟む場合、片側のみリングで綴じるか、リングで綴じずに、いちばん後ろ(リーフと表紙の間)に差しこむのみにします。
そのまま折りたたむとリングで綴じなくても落ちません。
仕掛けが楽しくて好きな部類の製品ですが、短命に終わりそうな気がしてならない……細々とでも売られ続けるといいなあ。
さて、9.5mm間隔と競っているのが
リヒトラブのツイストリングノート8.47mm間隔「ワンサード」シリーズです。
あちらは折りたたみ式ではないので、本品ほど厚くなりません。
それで、どうせ厚くなるなら、その間に筆記具を挟んでしまったらいいんじゃないかと思いまして、ちょっと手を加えてみます。
ペン差しについては次回に続きます。
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