カランダッシュ テクノグラフ 12本メタルBOXセット 0777-312 amazon.co.jp
カランダッシュ テクノグラフ鉛筆【2B】 0777-2B単品 :Amazon.co.jp
テクノグラフ鉛筆【4B】ダース 0777-4Bダース :Amazon.co.jp
日本製鉛筆に対し舶来鉛筆は総じてなめらかさに欠けるのですが、この黄色いスイス製はそのなかにあって書き味なめらかな鉛筆です。
その書き味は日本製のように脂っこくぬめるものではなく、引き締まった芯質によるさらりとしたなめらかさ。
ただ日本製より芯が二段階硬く色が薄い。
777は粘土芯(ふつうの鉛筆芯製法)だと思いますが、私見では、2009年に製造中止となった
ぺんてるブラックポリマー999に似た書き味と感じていました。
ステッドラーWOPEXがブラックポリマーの代用になりはしまいかと期待したのですが、777が近いですね。
1ダース2160円税別(一本180円)、プラスティック箱入り
φ7.5×174mm六角軸、封蝋あり
芯硬度:9H〜6B
銘
"TECHNOGRAPH [三連魚ロゴ] [CARAN d'ACHEロゴ]・SWISS MADE 777 [芯硬度]"
芯先を削られて出荷される先付け鉛筆。新品時は芯先がフィルムに覆われ、そこにバーコードがあります。
軸木は軽く削りやすい。
同社製補助軸0453.000は単純な構造で、切れ目があるほうに挿し込み、逆にも挿せます。
軽く鉛筆なみに細い。
姉妹品は右から、
チョーク型のグラフキューブ、
全芯鉛筆のグラフストーン780、
太軸のグラフウッド775、
それに
フィックスペンシル用の2mm芯6077と3mm芯6377があり、いずれも777と同芯質と説明されています。
芯が堅く薄いため、質が低いと思われがちですが、方向性が違うと捉えればよろしいと思います。
難点は、スイス製ということもあり、どれだけ円高になっても高めに価格設定されるところ。
とくに2mm芯と3mm芯は他社に比べて高く、取扱店を見かけません。そのため入手性にも難点が生じます。製品そのものは悪くないんですけれども。
※一本180円が150円になってました。
※2021年現在210円税別