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パイロット 4+1ライト第二回
2010/05/25 06:00


 4色油性ボールペン+0.5mmシャーペンと併せてゲルインク化する方法を紹介しましたが、油性インクをゲル置換しているひとは、シャーペンを細芯化したいと望んでもいるのではないでしょうか。
 今回はパイロット4+1ライトを0.3mmシャーペン化します。
  1. 改造0.3シャーペンユニットを作る

    用意するもの
    パイロットハイテックCコレト用シャーペンユニット0.3mm LHKRF-18H3
    ・使いきったボールペン替芯(外径3mm,内径1.6mm)

     替芯をペン先側から切って73mmくらいにし、このカラのボールペン芯にシャーペン機構部を挿し込むだけ。
    少し長めにすると、あとで調節できます。
  2. 改造シャーペンを組み込むために多機能ペンを分解する
    全てのボールペン替芯を外し、内部のばね押さえを取り外します。

    ここでは先が細く、溝が無い(ギザギザが無い)ペンチを使いました。先端を折り曲げた鉤状の針金で外す場合、ばねに引っかけないように要注意。
  3. 元のシャーペンユニットを取り外す
    まっすぐ引っぱれば外れます。
    代わりに先ほどの改造シャーペンユニットを取りつけます。
  4. 組み立てる
    各スライドレバーと替芯、ばねを組み付けてから、軸に組み込みます。
    替芯が交差しないように、ばね押さえを取りつけます。それから前軸(グリップ)をねじ込んでばね押さえをはめ込みます。
  5. 動作確認
    各レバーを操作して、ペン先が繰り出され収納できるか確認。
  6. シャーペンの調整
    ・ノックがつまる場合
    シャーペン機構部を取りつけたボールペン替芯が長いので、ちょっと削ります。
    ・ノックしてもシャーペンのペン先が出ない場合
    シャーペン機構部を取りつけたカラのボールペン替芯が短いのでつくり直します。
  7. 元の0.5mmシャーペンユニット
    根元の出っぱりを削れば、着け外しできるようになります。
    またここにボールペン替芯をつければ5色ボールペンにもなります。

もちろん改造の成功を保証しません。



 改造例にパイロット4+1ライトを選んだのには理由があります。
 紹介してきた三ツの4色+1多機能ペンはいずれも同構造で分解法も同じですが、三菱マルチ5は最も分解しづらく、またシャーペンユニットを外せなかったため除外しました。
ゼブラクリップオンマルチをゲル化するには、ゲル芯の長さを切り揃えねばならず、それを替芯交換のたびに行わねばなりません。
つまり消去法で残ったのがこれなのでした。

 しかしこの製品にはクリップが緩いという欠点があります。
そこで、安全ピンとアルミリベットから可動クリップを自作してみましたが、手間がかかったわりには残念な結果に終わりました。
これについては、改造するより金属クリップを持つ上級品を選ぶのがいいようです。


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