前|次
[返信]

カジノの夜明け前
By 風鳳
2010/09/07 12:17
ずっと考えていました。
或日の日常と。
秘書を希望した就職理由。
そんな物語です。



都心部の夜明け前は郊外に比べ、独特な静けさを持っていた。
深夜が過ぎ、太陽がすぐ其所まで迫っている時間帯。
街は未だ眠りの中に在り、大通りさえ車や人の姿は無く、沈黙を守っている。
スピリットはそれでも着実に近付いて来る太陽の気配にうんざりとしながら、色の濃いサングラスを掛け直す。
大通りによって二つの通りに隔てられたビル群を繋ぐ歩道橋の真ん中で、スピリットはダークブルーのブリーフバッグを片手に、サングラスによって人為的に明度を落とした一際暗い夜明け前の街を一望する。
既に良く知り、住み慣れてさえいる街。
スピリットは改めて見渡してから。
この街には案外、可愛げというか流れている時間の雰囲気に穏やかさが有るものだと感じていた。
思い返せば、たった一つ。
ほんの僅か、運が悪かっただけのこと。
その所為で今スピリットは此処に居る。
今よりも暗く、騒がしく、混沌とした街の中で、スピリットは嘘を纏って生きていた。
他人を装い他人を謀り、その中で手にできる全ては余りにも不安定でいて、それだけ魅力的だった。
カジノは夜と共にその姿をより華やかにさせて人々を引き寄せる。

 あの日も。
ネオンの光りと人口密度の熱気で蒸された地下に広がるカジノの一角では、4人がディーラーを交え一つのテーブルを囲みポーカーで盛り上がっていた。

「・・・代わり映えしないなぁ・・・」

その様子をモニター越しに眺めながら、アマリーが呟いた。

「ねぇアマリー、あの目に悪いのは?」

アマリーが座る椅子の肘掛けに腰を下ろし、同じくモニターを眺めていたリリスは、人差し指でモニターに触れて、紫の髪と緑の瞳が画面上に見栄えしている一人の男について言った。

「あぁ彼はスピリット・O・ミリバール。近頃ランクが上がってきたみたいでね、最近になって地下にも度々顔を出してきてるんだよ」
「そうなの、初めて見たけど良さそうね」
「ふふ、彼の運もそろそろかな」

リリスが何かしらをスピリットへ抱いたことを察して、アマリーはギャンブラーにとって不吉な言葉をモニターへ投げ掛けた。
そんな事など知らず。
スピリットは盛り上がるポーカーの終盤。
巡って来たカードを自信有り気にプレイヤー達に見せつける。
テーブルに放り出された5枚の手札。
それはスペードで構成されたロイヤルストレートフラッシュ。

「今回も上乗、楽しかったよ」

勝ちを決めたスピリットは散りばめられたチップを一人で掻き集めてから、ディーラーが用意した札束を掴むと、テーブルを外れ地下のフロアを後にする。

「彼、結構強いのね」
「気に入ったのかい?」
「一回遊んでみたいわね」
「程々にね」
「アマリーだって、退屈は嫌いでしょ?」
「そうだね、今回のゲームも何か面白いことが起これば良いのにとは思うよ」

アマリーは言って複数有るモニター画面の映像を一斉に変え、一つの大きなスクリーンの様に、今から始まろうとしているゲームの映像を流し始める。

一方、スピリットは運を引き連れた儘のその足で、カジノの施設内に設置された別の会場へと移動する。

「そろそろ時間ね、行って来るわ、アマリー」
「気を付けて、いってらっしゃい、リリス」

巨大なスクリーンと化したモニターの群集が映し出す映像を合図に、リリスは腰を上げ、モニター室を出て行った。
暫くして、会場内へやって来たスピリットは、結構な広さを持つ観客席の中から空席を見つけると、その席に着く。
それと同時ゲームが始まりを告げた。
観客達が一斉に沸き立つ。
その中にスピリットも飲まれていった。
スピリットが目当てとしていたゲーム。
それがWar Gameだった。
今回のWar Game、予想が当たれば口座残高は跳ね上がる。
今後はホテルのスウィート暮らしが出来るとスピリットは意気込んでいた。
勝てる。とスピリットは確信していた。
だが。
終われば大穴。

「アマリー今終わったわ、データがそっちに着く頃かしら」

リリスは何時もの様に、アマリーへゲームを無事に終えられたことを報告する。

スピリットが賭けたのは確かに実力の在るプレイヤーだった。だから大金を託した。
しかし、残ったのは紛れもない負けたとゆう証拠のチケット。
スピリットは只のゴミと化したチケットを舞い散る紙吹雪の中に捨て颯爽と会場を後にする。
その光景も、アマリーは見逃さなかった。

「ご苦労様リリス。そういえば、彼が逃げたよ」
「まぁ、それは良いことを聞いちゃったわね」

賭けに負け、大金を失ったスピリットはそれでも別段、後悔も無く十分楽しんだと満足感さえ味わっていた。
今頃は粗方カジノの関係者の手によって、口座残高を引き落とされ、0より酷い数字を表示させられていることだろう。

「彼、さっきのWar Gameに負けたんだ。徴収はさせたけど足りないそうなんだ」

スピリットがぞんざいにポケットへ詰め込んだ札束も今は頼りなく、駆ける度に音を立ててはためいた。
この街のカジノで遊ぶゲームはどれも面白かった。
だから、無茶もしたくなる。
それで無くしきったとしても、それはそれでしか出来ない清々しさを味わうだけ。
次の街でも、また同じ様な楽しみが待って居るだろう。
そんなことを考えながら、スピリットは路地裏を猫の様に駆け抜けていった。

「そう、悪い人ね・・・ねぇアマリー」

スピリットが先ず考えることは、とりあえずは今回のゲームでカジノ側に出してしまったマイナス分の取り立てから逃げなければ行けないとゆうこと。

「何だいリリス」

一刻も早く、カジノから遠ざかりたいと思うスピリットだったが。
不思議とカジノから遠ざかれば遠ざかる程、スピリットの足は速くなっていく。

「私もゲームがしたいわ、何時も眺めて勝ち負けを決めるだけ。なんてつまらないのよね」

直感にも似た警報が脳裏に鳴り響いて止まない。

「しょうがないなぁ、それなら僕がジャッジメントをしようか」

街に溢れ返る人混みの中で、確かに自分へと近付いてくる足音が有った。
まさか、たった一人の賭け金のマイナス分の為に、物騒な連中が自分を狙って来ているとは思いも寄らなかった。
だが、だから何だ。此処で負ける心算も、スピリットには無い。

「嬉しいわ、それじゃぁ」
「ゲームスタートだ」


スピリットにとって予想外のことが起きるのは予想範囲内のこと。
顔もそれなりに知られた程、スピリットはこの街のカジノを満喫してきた。
街の通路だって良く知っている。
スピリットは人が一人、ようやく通れる場所を駆け抜ける。
その先のフェンスを越えれば街外れも近く、Umpireが仕切るカジノの管轄は外れる。
そのフェンスが目に入り、スピリットは手を伸ばす。
逃げきれると確信していた自信が、銃声によって打ち砕かれた。



[編集]
2nd
By 風鳳
2010/09/07 12:37
黒いスーツに身を固めた追手が放った一発の威嚇射撃が、スピリットの左耳を飾っていた翡翠のピアスを背後から撃ち落とした。

「ッ!・・・・・・・・・」

フェンスの編み目を掴んでいたスピリットは、自分でも驚く程ゆっくりとした動作でフェンスから手を離す。
そしてそのまま頭の後ろで手を組んでから追手が撃って来た方を振り返る。

「!?・・・」

背にしていたその正面を見れば、其所には同様に黒いスーツを着た追手が数十人、まるで待ち伏せして居たかのように立っていた。

「さて、今回スピリットさんが此方に支払って頂く金額は口座からでは少しばかり足りませんでした・・・ですから、直接回収しに参りましたわ」


スピリットに向かい、穏やかに言うのはリリス・ノート本人だった。
War Gameから一時間も経っていないとゆうのに、主審を勤める彼女の登場にスピリットは一瞬ためらう。
照明器具など設置されていない路地裏の暗がりに浮かぶリリスの艶やかな青色の髪が、もうじき夜が明けることを知らせる冷えた空気の中に栄える。

「大手、やっぱりリリスの勝ちか…つまらないなぁ」

モニター室の片隅に置かれた小さな画面が映し出す路地裏の映像を眺めていたアマリーが呟いた。

「チェックメイト、ですね…では、お支払いの方をお願いしましょうか」

笑みさえ浮かべて言うリリスの声色は、酷く冷めざめと澄んでいた。
War Gameを観戦していた時の、画面で見る彼女の方が、暖かみのある笑顔を見せていた気がした。
その表情を眺めて。
−あぁ、そうか。俺は遊ばれて居たんだな。
対峙していたスピリットは直感した。
その圧倒的な存在感を見せ付けられたスピリットは、一回深く呼吸をしてから口を開いた。

「・・・だが生憎負けを補える金は無い。この程度では、足りんだろう?」

頭の裏で組んでいた手を降ろし、スピリットはポケットに押し込んでいた札束をリリスに向けて投げ渡す。
放り投げられた札束は紙吹雪の様に一枚ずつ綺麗に舞い散ってしまい、リリスへと届くことは無かった。

「貴様!」

三発。
挑発に乗った三人の追手が、別の角度から各々が一発ずつ銃弾を飛ばした。
放たれた銃弾は舞い散った紙幣の三枚に穴を開けただけでスピリットを傷付けはしなかった。

「殺気立たないで頂戴、みっともないわね」

リリスは極めて冷静に、静かに良いながら許可無く発砲した部下達を一人ずつ一瞥する。
それだけでリリスが従える部下全体の温度が下がると、スピリットは心で舌打ちをしてリリスだけに集中する。
内心、挑発すれば追手達が騒動の引き金になると踏み、その隙を狙っていたスピリットは、リリスの一言で冷静に統括される追手達が誤算だった。

「今日はツいてねぇみたいだ」

自分に向けた嘲笑か、口元に笑みを作りスピリットは言う。

「そうですか、それは残念でしたわね」

相変わらずの余裕で、リリスは応える。

「ですが、お支払い頂かないと此方としても困りますの、そうね、良いお医者様なんかを教えてあげましょうか?」

リリスは瞳を煌めかせ、鋭い視線でスピリットを眺めて言う。

「待てよ、純白でもねぇ野郎サバいたって金に成るか、知れてるだろ?」

「あら、それ以外に何かメドでも有るのかしら?」

リリスは上目使いで楽し気に会話を振って来る。
スピリットもなかなか、完全に引き際を失った緊張状態に痺れていた。
そして、未だ曇っていない隻眼で相手を見据えスピリットは応えた。

「それならどうだ・・・俺を雇え、問題は無い損はさせないさ」

数時間前、ポーカー・ハンドを披露した時に似た高揚感と、War Gameで全てを賭けた時に似た爽快感を、スピリットは今確かに感じていた。

「貴方、正気なのかしら?」

リリスも思わぬ応えに一瞬目を見開いた後でクスクスと笑い始める。
スピリットは構わず続けた。

「全く。最初の一発こそ見事だが、視界に邪魔でも入ったか?この散らばった端金に目が眩んだか?一人一発の発砲とはいえ、三人も使って次の威嚇は外れだ、その点俺は」

スピリットは良いながら、シャツの胸ポケットから素早くハードダーツを取り出すと、ダーツの矢は夜明け前の暗がりの中を銀に煌めいて最初の一発目、翡翠のピアスを打ち抜かれた追手の拳銃を撃ち落とす。

「なかなかだろ?」

「確かに良い腕をしていますね、スピリットさん」

一気に殺気立った部下達が、今度は男の声で姿勢を正す。
部下は道を開け、その男が通りかかる度に頭を下げていく。
その光景が意味する物。
その男は鮮やかな赤い髪を優雅に靡かせて、スピリットの前に登場した。

「アマリー!来てたの」

「まぁ、何か物騒且つ楽しそうだなぁと思ってね、やっぱりこれは直に見ておかないと損でしょう、それに、良いもの見れましたし。ね。スピリットさん」

カジノのを取り仕切るボスが。とうとう目の前にやって来た。
スピリットは目を合わせて笑顔を見せるアマリーに、遂に自分の持ち合わせる運が尽きた事を実感した。

「・・・総統のお出ましか・・・」

半ば、笑えない冗談混じりに手術台が脳裏をよぎった。

「やぁどうも、Umpire総統のアマリーです。ふふ…逃げようとした挙げ句雇ってくれだなんてかなり良い度胸ですよね、スピリットさん。その度胸に免じて失態はチャラにしますから、せいぜい良い働きをして下さいね」

アマリーの言葉に、スピリットの熱された血の気が失せ、一気に脳がクールダウンされるのが良く分かった。
その中で、命拾いした。など其だけでは無いもっと複雑な感情が渦巻いてもいた。
スペードのエースを前にジョーカーを手にしているとは、全く烏滸がましいか。
そんなことを思い流して一呼吸。
置いた後でスピリットはアマリーに応えた。

「嗚呼、交渉成立だな…宜しく頼みます、総統。なに、確り働かせて貰いますから心配には及びません。」

未だ街は深い眠りの中に有る。
しかし霧が立ち始めた夜明けがこの路地裏にも訪れていた。
太陽が昇り始め、光に照らされ消えていく暗がり。
遂に路地裏に残された物は、無造作に散らかる紙幣の群れと、壊れた翡翠のピアスが一つ、フェンスの向こう側に転がるだけだった。


-Act the end-
20100907123823jpg
[編集]
page_3
By 風鳳
2010/09/07 12:42
PS.

朝日はやはり偉大だ。
この圧倒的な光と共に、人間は活動を再開させるのだから。
それでも好きに為れない太陽光から逃げる様に、スピリットは歩道橋から移動し、未だ静かな大通りの一角に止めていた愛車へと乗り込んだ。
エンジンを掛け、そろそろ次の目的地へ車を走らせようとアクセルを踏む。
そのタイミングで、スピリットの携帯電話が特定の人物でしか鳴らすことの出来ない音楽を車内に響かせた。

「はい、スピリットです」
「そんなことは分かっています、今は勿論、仕事を一山片付けた所だとゆうことも分かっていますよ」
「小型カメラですか、ペンにでも忍ばせましたね?」
「嫌だな、ただ純粋に部下を信頼してこそですよ」
「俺には勿体無いお言葉です。それで、ご用件は?」
「ああ、今丁度お茶にでもしようかと思っていたんですが、茶葉が切れてしまったので。紫藤堂の栗蒸し羊羮と白緑園の玉露100gを買って来て下さい」
「こんな時間にお茶ですか」
「茶屋は朝が早いので問題は無いでしょう、頼みましたよ」
「それから、私はメルヒャン・クラウスのとろけるプリンが食べたいです」
「副総統まで、起きて居たんですか」
「「楽しみにしてますからね」」
分かりました。

そんな分かりきった応えを聞くのは最早聞き飽きたのだろう。
それでも口にしたスピリットの返答は空しく。
主人に届くことのないまま、通話が終了したあの一定のテンポで流れる音と重なった。
仕方なく、スピリットは車を、先ずは贔屓にしている茶屋に向けて走らせる。
その後に和菓子屋へ寄るとして、副総統が所望したプリンは、どうしたものかと考えながら良い案を模索する。
全く。老舗の茶屋や和菓子屋、洋菓子店からすっかり良いお客様として扱われる様になってしまったスピリットだが、こういった少々無茶な注文さえ聞き入れてくれる程、立派な顧客になってしまう等、これも、あの日から変わっていったことの一つだ。
茶屋と和菓子屋で時間外営業での丁重な買い物を済ませ、なんとか洋菓子店でプリンも入荷と同時に手に入れらた。
ミッションを終わらせ二人の元へ向かう中、日の出の時間帯が本格的にやって来た。
幸い、太陽はフロントからではなく、バックミラー越しに輝き登り始めているのが分かった。
これからも。
何が変わろうが。
太陽を背にしながらでも、退屈しない方へ向えれば良いと思う。
頭の片隅で物思いに更けりながら。
スピリットは、道路に誰も居ないことを良いことに、標識に書かれた時速の倍の速さでで車を走らせ街を駆け抜ける。
おかげで、スピリットが二人の元へ戻った時には未だ太陽は地面を這っていた。

「頼まれていた物です」

スピリットは茶屋、和菓子屋、洋菓子店、それぞれが丁寧に品物を包装して渡してくれた紙袋をテーブルの上へと置いた。

アマリーとリリスは普段通りの格好で、一人用のソファに一緒に腰をかけテレビを眺めていた。

「ありがとう、案外早かったですね」
「あら、太陽は低いわね、この辺はビルが多いからだま薄暗いし、つまらないわ」

アマリーはテレビを眺めたままで。
リリスは唐突に、窓の外を確認してアマリーの次に言った。

「はい?」

リリスが一体何の話をしているのか、まるで見当が付かないスピリットは半分聞き流しながら包装を片づけていく。
アマリーはテレビを消して、作業するスピリットの方を向いて言った。

「いやぁ、スピリットさんが朝日を浴びるとどうなるかと思いまして」
「貴方、朝苦手でしょ?」

それで、スピリットはさっきのリリスの言葉が自分に対して言われたのだと気付く。

「はいはい。特に変わり無くて残念でしたね、今お茶の準備して来ます」
「灰にはならないの?」
「副総統、本気で言ってますか?」
「どうなんですか」
「総統まで・・・なりませんよ」
「そうなの・・・でも、おかげで作りたてのお菓子が食べれるからラッキーよね」

そうか。
結局は何も、変わっちゃ居ない。
太陽は只、何も無かった顔でそんな時間の中を照らし、平然と過ぎて行くだけで。
また今日も一日が始まって行く。
きっとずっと、この人達の隣で退屈しない日々を過ごしていくんだと、スピリットは頭の片隅で考えていた。



─END─
20100907124308jpg
[編集]
page_4
By 風鳳
2010/09/07 12:50
後書。

この企画の世界が、私の中の世界の一欠片として。
私の中の世界が、この企画の一欠片として。
この企画の世界に少しでも当てはまり、其が何かを残せる形となった時。
私は嬉しく思います。

何よりも。
この世界を始め。アマリー総統、リリス副総統をお借りしました刺草様に感謝します。

僭越ながら、挿し絵的なイラストにもお二人をお借りしましたっ!
アップ貼らせて頂きました、色々と書かせて頂き、ありがとうございます。
話し方等、大丈夫でしたか?;(チキン
総統の台詞もお借りしましたッ。勝手にすみません。

今回の物語は。
あくまでも、私が思うPiece Warの、カジノの視点で書かせて頂きました。
地下の遊戯場もWar Game観戦会場も、私が妄想して物語を書かせて貰いましたっ。
勝手な解釈をお許し下さい。
後。茶屋、和菓子屋、洋菓子店も私の突発ネーミングですので深く気にしないで下さいませ;

ですがその分。
物凄く有意義な創作をさせて頂きました!
初めて自分の物語を投稿するとあってドキドキで手に汗を握っています。(笑)

どこで文章を切って良いのか分からなくなってしまい。
異様に長い文章になってしまって申し訳ありません…。



重ねて。
貴重なスペースを頂き。
物語を読んで頂き。
私にお付き合い下さいました皆様へ。

本当にありがとうございました!

楽しんで頂けましたら幸いです。

では。
長々と、失礼しました。

[編集]
こんばんは!
By ちる
2010/09/07 22:42
ほああぁぁ…!!


第一声が奇声ですみません。風鳳様こんばんは、刺草です!
待ってました待ってました過去話!予想以上に素敵なお話に息を荒げすぎて酸欠になりかけましたぜえはあ…。
語彙の足りなさゆえにひたすらかっこいいとしか言えないのですが…やっぱりかっこいい!賭け事の場ゆえの緊迫感に思わず唾をごくりと飲み込んだり、拙宅の双子の素敵黒幕っぷり(?)にときめいたり、スピリットさんの挙動にドキドキしたりと勝手に体が大忙しになってしまいました…(*´`*)
台詞が出てきた瞬間鳥肌ものでしたよ…!もも持ってき方が絶妙すぎます…!!

実を言うとカジノの中身なんかは全く考えていなかったすっぽ抜け主催者ですみません…。ですので、むしろご自由に考えていただけるとありがたいですよ!
お店の名前もすごくそれっぽくてリアリティあるなぁ…と密かにほうっとなっていましたえへへ^^*
PSの本編とはまた違ったほのぼのな雰囲気も素敵ですー!
そして鳥肌ものの文章だけでなく挿し絵までとか何たる贅沢…!スピリットさんがイケメンだし双子が麗しく進化してるしで頭の中が大騒ぎです(笑)

風鳳様、レンタル及び素敵なお話本当にありがとうございました!(*´∀`*)




……お、思わずざかざかっと描いてしまったものを添付に貼りつけてみたり。かなり、ラフ画です…。
20100907224222jpg
[編集]
無題
By ちる
2010/09/07 22:43
せっかくですのでスピリットさんのアップも。
20100907224318jpg
[編集]
無題
By ちる
2010/09/07 22:44
アンド誰得な双子アップ。
影が妙なことになってるのはモニターの光に当たっているからということで…。
20100907224508jpg
[編集]
お返事。
By 風鳳
2010/09/08 09:21

刺草様へ。

アマリー総統。リリス副総統。
お借りしました、ありがとうございます!

もうそんなお言葉を貰えて、今私は物凄くホッとしていますっ。
何よりも、書いて良かったぁーと心の底から思いました。
チキンハートが少し自信と勇気を持ちました!
ありがとうございます!

それに加えイラスト迄書いて頂けるなんて!
私が思い起こしながら書いた場面をあそこまでリンクさせて書いて頂けて、嬉し過ぎて涙目ですよ。
わぁースピリットの幸せ者め!!
あの、良ければイラストをサイトに飾らせて頂いても宜しいでしょうか?…。

では。
改めまして、此れからもスピリット共々宜しくお願いします!
楽しんで頂けて本当に良かったです。ありがとうござました!

失礼します。

[編集]
前|次
[返信]
戻る
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -