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[11]寄り道するよ!
by 胡桃(めいか)
2011/05/30 16:52
仕事を終えて帰り道。まだ夕方。歩くのを止め顎に手をあて考える仕草をする事数秒。また寄り道をして帰る事にした。「だってまだ(外が)明るいんだもん」と自分に言い訳をし居住区へ。

ケーキを食べに行こうかしら。服を見に行こうかしら。
そう考えご機嫌になりつつゆっくりと歩き出した。


+-+-+-+-+
もしよければお話しませんか!
という想いが爆発しトピ立てしてしまいました。

遅レスになると思うのでまったりお話しましょう^^

色んな方と話たいので人数制限とかありません。乱入可です。


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[12]爆発の音源
by 玖瑠夢(南鷺)
2011/09/18 23:20

----突如、進行方向の先から物凄い爆発音が響いた。
ボカン!ともドカン!とも形容し難いその音は案外近く、しかも音がしたのは居住区の中ほどより少し離れた辺りからだった。
胡桃が驚きそちらを向けば、何やら黒い煙が上がっているではないか!
何か事件でも起きたのかと胡桃は慌てて走ってそちらに向かう。すると、煙が出ている一軒のお店に着いた。
濃い赤紫色の三角帽子のような屋根に煙突が一本、緑の蔦が這った壁に木の扉。四角の窓には木枠がはまり、窓は黒いカーテンもピッタリ閉められている。建物の入口だろう木の扉には銀色のドアノッカーとベルが着けられていて、サイドにはランプが掛けられていた。入口には木の板に紫の字で『Pharmacy(薬屋)』と掛かれた看板が出ている。今は煙突だけでなく扉や窓の隙間からもやや黒い煙が立ち上り、中からはガチャガチャガチャンという騒がしい音が聞こえてくる。
此処が何なのか、胡桃は知っていた。そして音の原因も何となく分かってしまった。そして近くの住民が“音がしても煙が上がってもさほど反応がない”その理由も。

「―――っ、ぅ〜…」

小さな声がして、扉が開く。
まろぶように転がり出てきたのは、ボロボロの服に煤まみれになった、一人の女の子だった。

「あうぅぅぅ痛いいぃぃ…!また失敗しちゃったようぅぅぅぅ…!」

その女の子はそう言って目に涙を溜めて、今し方出てきたお店を振り返った。未だに立ち上る煙は止みそうもない。
ますます泣きそうになりながら、その煙の出るお店の店員である女の子――玖瑠夢は自身のワンピースのスカート部分に当たる所を握りしめ、一度俯いてから顔を上げた。

「っ、大丈夫、だもん!次は失敗しないからっ!」

そう堂々と誓うように宣言して、玖瑠夢は「よしっ!」と気合いを入れた。
――と、そこで。
玖瑠夢は漸くこちらを見ている少女がいることに気がついた。その少女は玖瑠夢も知っている少女だった。

「あ、あれ?」

どうして補佐官がここに?


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今晩和、居住区の魔女っ子・玖瑠夢の親の南鷺紫苑です。
お話しませんか?ということでしたし、せっかく胡桃様が居住区に足を向けてくれていましたので参加させて頂きました!遅い返事になるかと思いますが是非お喋りに参加させて下さい。




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[13]無題
by 胡桃(めいか)
2011/10/16 08:05

爆発音が聞こえ向かった先には一件のお店、そして少女。

「こんにちは、玖瑠夢ちゃん!」

先程の爆発のことなど気にせずに自分が現れて驚いている少女に話し掛ける。

「えっと、魔法薬作ってたのかな?私にも手伝わせて!」

いきなりそんな事を言ったが、「あ、でも」と思い止まり少し考える素振りを見せる。


「私がいると邪魔かな…じゃあ気分転換兼ねてケーキ食べに行こうか!」

相手の返事を待たずどんどん一人で話を進めていく。話を止めて少女をじっと見る。どうやら返事を待っているようだ。



+-+-+-+-+

返信遅れてすみません…。
南鷺さん書き込みありがとうございます!
書き込み見た時くるくるコンビだ!と勝手にテンション上がってました!

私も返信遅くなってしまったりすると思いますが、改めてよろしくお願いします…!


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[14]無題
by 玖瑠夢(南鷺)
2011/10/26 21:55

玖瑠夢は困ってしまった。胡桃の手伝いの申し出はとても嬉しいのだけれど、師匠からきつく言われていたからである。師匠怖い。
魔法薬は爆発すると大変危険な物。玖瑠夢は魔法薬の失敗による爆発やそれに伴う怪我に慣れているからいいけれど、慣れていない人が下手に触ると大変だ。火傷治しを作ったはずが、それで火傷をしたりしてしまうのだから。
だからこそ、そんな魔法薬を扱うには慎重にならねばならなかった。片付けもそういう意味では大変だった。
――しかし。
しかしである。玖瑠夢は補佐官である胡桃の一言に大変揺れていた。ぶっちゃけただ一言。

ケーキ食べたい。

これに尽きるのだが。
玖瑠夢とて女の子だ。甘いものを食べたい時だってある。ケーキなんて好物を言われたら、断れる訳がない。
だが片付けしないでケーキ食べに行って、その間に失敗した魔法薬が下手にどんな効力を発揮するか分からない。間違って街の一画を吹っ飛ばしてしまったら本当に洒落にならなくなるし、面目も立たない。むしろ監獄区行きである。放置ダメ絶対。

「あ、えと…お片付けしてからでもいい、ですか?」

そして出た結論がこれである。玖瑠夢にしては妥当な結論だ。

「あの、あのっ!すぐ終わらせるから!すぐ片付けるからっ!だから、あの…っ!」

一緒にケーキ、食べに行ってくだゃしい…!


…大事な所で思い切り舌を噛んでしまい、涙目で胡桃に慰めされる。やっぱり恰好のつかない玖瑠夢だった。

+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+

きっとこの後片付けに入るまでに10分はかかると思われます。そして片付け終わるまでは5分くらいで終わらせるという…失敗には慣れている玖瑠夢です。

さて今晩和!南鷺です。
はい、思わずコメントにニヤニヤさせていただきました!ありがとうございます。そうです、くるくるコンビです。胡桃様と家の玖瑠夢でくるくるコンビ。小さい子の組み合わせってほのぼのしてて可愛いですよね。二人とも10・11歳と歳も近いですし。仲良くケーキ食べてたら嬉しいですね。
これからもよろしくお願いします。企画も楽しみにしています!



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