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Memo

20200906

「遅くなりました」というレベルではないほど、とても遅くなってしまいましたが、『最果てまでワルツ』のカカシ視点完結に際し、メッセージをくださった方々、ありがとうございました。
本編読後を前提としているので、カカシ視点を読むまでにも手間と時間がかかるのに、さらには完結まで付き合ってくださって本当に嬉しいです。

すでに物語の展開が分かっている上で、改めてカカシの視点から辿りましたが、「カカシはこんなこと考えていたんですね」「やっぱりそう思っていたんですね」といろんな感想をもらうたびに、「そうなんですそうなんです」「なるほどそういう見方もあるなぁ」とたくさん勉強させてもらいました。
きちんと伝えたい点、あえて気づかないでほしい点など、どうやって描写して誘導していけばいいのか。いろいろと学ぶ機会の多い長編でした。
カカシの感情、思考は完全に私の妄想でしかありませんが「(読んだ方がお持ちの)カカシ像とほとんど同じでよかった」という言葉も頂き、あれこれ考えたことが一気に報われました。

この長編は、『はたけカカシという男が恋愛するならどういう形になるのか』という妄想から始まりました。
「生い立ちを思うと…」などと考えていくうちに、長編の夢主や、夢主とどう関わっていくのかなど、想像しているのはとても楽しい時間でした。
書く時間も楽しかったですが、つまづいたり、言葉が出てこなかったり、原作や公式情報との辻褄合わせに悩んだりもたくさんありました。
それでも「妄想を形にしていつでも読み返せる状態にしたい」という一心で書き上げ、本編に続いてカカシ視点も完結でき、気持ちがとてもスッキリしています。

書き続けられたのは、第一に「自分の欲を満たしたい」という目的があったこと。
そして、連載中からずっと応援してくれたり、感想を送ってくれたり、見に来てくれる人たちが居て、「読んでくれる人もいるんだ」という安心感?ワクワク感?そういった感情が湧いて、最後まで書き続けようと思い、ここまで来ることができました。
公開するたびに、内容に関して読んだ方がどう受け取るか不安でした。でも連載している間に「面白い」「好き」と教えてもらい励みになり、頑張れました。
今回、完結をお祝いしてもらったり、労ってもらったり、たくさんの優しい言葉に、たくさん支えられました。ありがとうございました。

短いお礼になりましたが、感謝の気持ちは本当に尽きません。
これからは夢主視点に加え、カカシ視点での番外編も書いて公開していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いします。


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