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『暑い、暑すぎる』

暑いですね。
夏ですね。

このうだるような暑さの中、インハイが行われているんですよね。
でも、巻ちゃんと東堂の試合の熱気は暑さじゃなくて、魂の熱さですよね。

東堂の誕生日のお話を書こうとしているんですが、ネタがないんですよね。
感動作とか書ける訳も無くて、とりあえず最上のもてなしで東堂を甘やかす巻ちゃんを書こうと思うんですが、ああ、巻ちゃんが優しいとかデフォすぎて逆にサドな巻ちゃんの方がいいかも・・・とか思ったり。

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『巻ちゃん、俺の誕生日には東堂家に遊びにきて。
そして、そのまま世界の果てまで連れてって。
巻ちゃんと一緒なら、俺はどこまでもついていくから』

東堂はペンをおいた。
巻ちゃんに手紙を書いたのだ。

「うむ、これでいいか」
「何がいいんショ」
「うわっ、巻ちゃん!」
「そんなに驚くこと無いショ」
「いやいやいや、驚くも何も巻ちゃんどこから来たのだね。ここは箱根だぞ。巻ちゃんの実家の千葉とはだいぶ距離があるのだよ」
「・・・愛があれば距離なんて関係ないっショ」
「巻ちゃん!」
「・・・んで、その手紙はどうするつもりだったんショ?」
「巻ちゃんに東堂家でやる誕生日パーティーのお誘いを書いたのだが・・・」
「まあ、俺がそんなこと覚えているわけがないな」
「そ、そんなァ!」
「・・・嘘にきまってるショ」


一生いちゃいちゃしてろ、ばか!



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