SSS 随時更新。
長かったり短かったり。無法地帯。ツッタカターで吐き出したネタとかもブン投げてる。一人称私で喋ってるの多い。ヒロインは名前変換無しでえみり。


 おそ松/osmt
ガキの頃から他の兄弟の誰よりも俺が面倒を見てきたっていうのに、それなのにお前は俺から逃げるの?どんなにしんどい時でも傍に居てやったのはどこの誰だ?俺だよ。それなのに、それなのに?恩を仇で返すって言うのか?ダメだよ、俺から離れるなんて許さねえし、許されもしない。何よりもあいつらだって、許さねえよ。テメエのケツも拭けないようなお前が俺らから離れてどうやって生きてくんだ?壁際まで追いやって言い聞かせるように言えばお前は泣き出した。「狂ってるよ、おかしいよ」なんて言って。そうかもしれない、仮にそうだとしても、それは全部お前のせいなんだよ。
2017/01/22

 おそ松/osmt
学生時代、いつだったかの話だ。高1だったか2、3だったかも覚えていないがある日俺の下駄箱に手紙が入っていた。当時やんちゃしていたから果たし状か?なんて不審に思ったが内容は「好きです」のシンプルなものだった。こんなチンピラを好きになるなんて物好きだ、そう思ったけど宛先のない小綺麗な丸文字で書かれたその手紙のことが今でも忘れられないでいる。
2017/01/22

 おそ松/osmt
夕方頃のテレビ番組ってどうしてこうニュースが多いのだろうか。もっとこう、面白いのもやってくれたっていいのに。学校から早くに帰ってきた俺は居間で一人テレビを見ていた。弟達は何してんのか知らないけどまだ帰ってこない。昼寝でもすっかな、そう思って腰を上げた時玄関がガラガラと開いたと
思えばバタバタと何かが暴れてるような物音。こんな物音立てるの十四松しかいない。おい十四松もっと静かにしろよと注意しようと口を開こうとした瞬間居間の襖が開かれた。十四松の大きな口が開いてる。だけど口角は上がってなくてだらしなく口が開いてるだけだった。顔は青いし、目は泳いでる。
よく見れば走ってきたからなのか分からないが汗がだらっと流れてる。只事じゃない、直感でそう思った俺は腰を上げて十四松への方へと歩み寄り両肩に手を置いた。はあっ、と息を切らす十四松にどうしたと問えばその口からは信じられない言葉が吐き出された。 「…えみり、ちゃんが、死ぬって」

2017/01/22

 おそ松/osmt
「私、バカは嫌いだよ」そう言ったあいつは何だか泣きそうな顔をしていたけど、何でそんな顔をするのか俺には分からなかった。 つーか、バカは嫌いって何? 誰に向かって言ってんの? 俺に対して言ってる? 何で? 俺はいつだってお前の話を親身になって聞いてたし呼ばれたら絶対に会いに行ってたじゃん?それなのになんで俺はバカって言われなくちゃいけないの? しかもバカは嫌いって何? なに、コイツは俺のことが嫌いなわけ? なんで? 俺、あんなにそばにいてやったのに? 話だって聞いてあげてたのに? 何だよ、結局こうなるのか。 今まで俺がお前にしてきたことが急に馬鹿らしくなってきた。 俺は泣きそうになってるアイツを横目に見ながら黙って部屋を出ていった。 あ〜ウザイ。 俺がどんっだけお前のこと大事にしてきたと思ってんの? 俺のどこがバカだっていうんだよ。 1人で歩く夜道はいつもより寒くて、寂しかった。 あ〜あ、これで終わりか。 俺はポケットの中に入ってるアイツの好きだったタバコを吸った。
2016/07/25

 おそ松/osmt
学生松の続きです。
強姦されてます。そのあと長男ともします。
会話文のみ。無駄に長い。色々と注意!
パスワードは1+2+3+4+5+6の合計の数字です。
読む
2016/07/08

 おそ松(?)/osmt
とてつもなく長いのでワンクッションおきます。
回想から突然始まります。学生松。
読む
2016/07/08

 サボ/OP
たまたまだったんだ。

それは嵐の夜だった。風が強いなんてもんじゃなくて、基地が揺れてるんじゃないかってくらいとても酷い嵐だった。風だけじゃなく勿論雨も凄くて、外に出れば打ち付けてくるような雨が痛くて痛くて仕方なかったのを覚えてる。その日はドラゴンさんも外には出るなと注意喚起をしていた。だから皆外に出ることなくただずっと基地の中にいた。暇を持て余していて、退屈で仕方ないという空気で満ちていた。

斯く言うおれも暇で仕方なかった。片付けるべき仕事はすべて済ましておいてあったし次の任務の確認だとか準備だとかも全てを済ましてある。今日1日オフだと考えればそれで良かったのかもしれないが、生憎おれはじっとしていられる性分ではなかったため基地内を探索することにした。

新しい発見とかそういう面白味のあるものがあってもいいなと思ったがここにきて10数年は経つのに新しい発見なんてあるわけがないと結論に至ってしまい、探索を中断することにした。

そんなときだった。ふらりと覚束無い足で歩く同期のえみりが通りかかった。いつもは軽快な足取りであっちこっちにちょっかいを出して回っているやつだから普段と違う様子がとても気になっておれはえみりのあとをつけた。
短編ボツ
2016/05/13

 リンク/zld
緑の彼と共に生活を始めてから3ヶ月が経つ。いきなり目の前に現れたときはそれはそれは驚いた。だって私がやりにやりこんだあのゲームの主人公が目の前に現れたんだぞ。驚かないわけないでしょどう考えても?
言葉なんて通じるわけがない!って思ってたけど普通に通じたし。それはまあ有難かったかな。でも彼、耳が大分いいから私が彼の不満とかをポツリと別室でもらしたりすると物凄い形相で私の頭にゴツンと1発お見舞いしてきた。
そんな彼も、3ヶ月も別の世界にいれば何だかやっぱり元の世界が恋しくなるようで。私も私なりに元の世界に戻れるように色々と調べてはいるけどいい情報なんて入ってこない。
3ヶ月も経つというのに、実はまだ彼、私に心を開いていない。一体誰が3ヶ月もキミを養ってるというんだ!まあ私の善意でやってるわけだからこんなこと本人の前では言わないけれども。
でも、そんな彼が最近私が寝てるときによく枕元にきてはこっそり私の手を握って「いつもごめん、ありがとう」って言うんだよ。そんな彼が可愛くて可愛くて仕方がない。私が狸寝入りしてるの、本当は勘の良い彼のことだから気付いているのかもしれないけどね!普段は憎たらしくて仕方ないけど、でも、こういうときにデレを見せたりしちゃうの、なんだか可愛いなって思います。
診断のやつ。お題は『素直じゃないとこも可愛くてよろしい。』
2016/01/17

 おそ松/osmt
「あ〜!楽しかった!ありがとうおそ松!」
「こっちこそありがとな〜!久々に会えて嬉しかったぜ」
「ううん、こっちこそなんか全部奢ってもらっちゃって」
「まーね〜!久々にガッポリ儲けさせてもらったからね」

ひょんなことから、松野家の長男と出掛けることになった。私がたまたま実家に帰ってきていたときに、ばったり会ったのだ。六つ子達とは高校が同じで、そこそこ仲良くさせてもらっていた。私がトト子ととても仲が良かったから、そのついでにみたいな感じで仲良くなったんだと思う。
申し訳ないけど、六つ子の区別が未だにつかない私はおそ松とバッタリ会ったとき一瞬誰だったけと思ってしまった。少し話しておそ松だ!とは分かったけど、高校のときと何も変わらないからほんの少しだけほっとした。

「にしてもよく私だって分かったね?」
「んー?だって全然変わってねェし?」
「本当?髪型とか雰囲気大分変えたつもりではいたんだけど」
「つーか、えみりもよく俺だって分かったよな?高校ン時俺らのこと分かんなかったっしょ?」
「えっ、あ、いやまあ…そうだけど」

高校のときだけじゃなく、今も区別がつかないよだなんて口が裂けても言えない。そんな私がおそ松のことを分かったのなんて、そっちの方こそ口が避けても言えない。

「まあえみりずっと俺のこと見てたもんな〜分かって当然みたいな??」
「やっ、ちょ、何言っちゃってんのそれ自意識過剰っていうんだよ」
「あれ、違うの?俺てっきりそうだと思ってたんだけど」
「違う違う、何言ってんの…」
「何、じゃあえみり俺のこと好きじゃないんだ?」
「!」

顔がどんどん熱くなっていくのがわかる。こんなんじゃ、はいそうですあなたのこと好きですって言ってるようなもんじゃないか!目と目が合うと、おそ松はにんまりと笑った。ああ、バレてしまった。

「俺はずーっと好きだったけどな!」
「え、」
「なあ、結婚しちゃおっか」

くらりと視界が揺れた気がした。いたずらっ子みたいに笑うおそ松の顔を見れなくて視線を逸らした。のと同時にポツリと呟いた。

「に、ニートとは結婚したくないかな」

おそ松の嘆き声が聞こえたような気がした。
診断のやつ。お題は『結婚しちゃおっか』
2016/01/17

 サボ/海賊
「サボ!ああ、生きてたのね。良かった!ねえ、ルフィには会ったの?」
「ああ、ルフィにはドレスローザで会ってきた」
「そうなのね、良かった…良かったぁ…!」
「……えみり、」
「なあに?」
「おれ、エースの意志を継いだよ」
「…うん、いいと思う。それでルフィも納得してくれたでしょう?」
「…あァ」
「エースの意志は、きっとあなたにしか受け継げないわ。本当に、生きててよかった。」
「…ありがとうな」
「ううん。でもね、エース、ずっとサボのこと死んでしまったままだと思ってるに違いないの。…やっぱり、生きているうちに、会ってもらいたかった」
「…おれも、もっと早くアイツに会いたかったさ」
「…ごめんなさい、そういうつもりでは」
「いや、いいんだ。仕方ない。」

なあ、おれ、エースの意志を継いだからってエースになれるとは思っちゃいねェが、エースの代わりくらいにはなれるだろ?知ってんだ、お前がまだエースの死から立ち直れていないってこと。メラメラの能力を使って見せたとき、すごい泣きそうな顔してたんだ。無自覚かもしれないが、お前、まだ、エースのこと…。何でもいいから、お前がおれの方見てくれたらって、思う。すげえ汚い考え方してるってわかってるけど、な。

「えみり」
「ん?」
「おれが、守るから」
「…」
「全部、おれが守ってやるから」
「…ありがとう、サボ」

エースの意志を継いで、えみりも、だなんて。
診断のやつ。お題は『なんて身勝手な願い』
2016/01/17

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