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「ゴールデンカムイ」のラッコ鍋回に相当する、媚薬ネタ的なギャグ回


白銀＆石上がいつもより格好よく見えて、さらに
少女マンガ脳全開の思考と言動を連発してしまうかぐや

いつになくかぐやに対して積極的な態度を取ってしまう石上

「俺と石上、どっちを選ぶんだ？」なんて
好意がバレバレなセリフをかぐやに言ってしまう白銀

全員おかしいｗ
これ全部、媚薬(少女マンガ)の影響だ


機会があったら、この回について
このブログでもつっこみつつ詳しく読んでいきたい

　

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■かぐや様は告らせたい


作者 赤坂アカ
ヤングジャンプで連載中


○ジャンル

学園青春ラブコメ＋心理戦・頭脳戦


○似ている作品

スケットダンス−カプ厨臭
※スケットダンスは、作者の特定カップリング推しが強すぎて鼻についた

学園情報部HIP−シャーペン＋心理戦・頭脳戦
※古い作品(昭和？)で申し訳ないが、
ある部活/生徒会に所属している主人公たちが色々な人の悩みを解決する、
いやみのない明るい青春学園コメディというのが共通点.


○ストーリー

超エリート校に通う、
心身ともに優秀だけど恋愛においてはとことんポンコツな
生徒会役員たち＆その他の生徒たちの日々


○コメント

ヤング誌連載だけど、少女漫画誌に載っていても違和感がない

登場人物たちが手を替え品を替え毎度バカをやって、
健全な笑いを毎週提供してくれる良質なコメディ

大人の読者も、青春時代の空気を
もう一度追体験しながら楽しく読める明るい作品


○評価

90点

画力・表現力・1話ごと＆長期のシナリオ構成力・
キャラの造形・休載の少なさなど、全体的に高水準

　

---

八木教広氏がサンデーで始めた「アリアドネ」も、
ジャンプの新連載「ボウズビーツ」も、
それなりに安定する時期に入った。


打ち切りになりそうか長期連載できそうか、
どんな方向性か、
面白いかどうか。

連載開始直後の、そんなものを見極めつつ
そわそわと目が離せない期間は終わり、
見守る期間に移行した。


どちらも一級品とはいかないが、
毎週それなりのクォリティのものを出してくる。

短期打ち切りはなさそうだ。


これからは落ち着いて見守っていく。

　

---

最近の本誌掲載分の回を読み返して、
私がこの作品を読み始めたのは77話だったと判明した。

作品にとっても石上にとっても、
ストーリー的に一番重い部分だ。


これを運命だと思ってしまってもいいだろうか。

　

---

○各話概要

話数は本誌掲載時のもの。


75話
大仏(おさらぎ)ちゃんがミコと石上について語る回

76話
白銀の父親登場

77話
体育祭本格スタート
ショートギャグ形式
終盤で石上シリアス編開始

78話
石上の過去1

79話
石上の過去→現在

80話
体育祭編終了

81話
風船割りゲーム

　

---

○少女マンガ回≒媚薬回≒「ゴールデンカムイ」のラッコ鍋回論

コミックス73〜74話(本誌63〜64話)は少女マンガ回
いわゆる媚薬ネタ的なコメディ話＆
少女マンガでよくある描写をパロディ化

74話「かぐや様アクアリウム」は少女マンガ(≒媚薬)によって
主要キャラたちが恋愛脳になっておかしくなるコメディ回

同じヤングジャンプ連載の「ゴールデンカムイ」でも
同様に媚薬のような効果を持つラッコ鍋を食べたことによって
登場人物たち(全員男)が互いに発情しておかしくなる、
という内容のコメディ展開があったが、
それと同じようなものだといってもいいかもしれない


○必死こく

これは方言？標準語？
北海道と東北では使うことを確認
作者は新潟県佐渡出身らしい

・使用箇所
コミックス28話石上 青春ヘイトの前ページ最後のコマ
本誌85話(コミックス95話？)石上 「きけやー！」の後


○作者は漫研出身？

コミックス28話部活動カースト図で、
最下層という目立つ位置に漫研が名指しで描かれている

　

---

本誌掲載時とコミックス収録時で話数にズレがある作品は初めて見た。
どういうトラップだよ。


○作品情報＆値段

かぐや様は告らせたい
赤坂アカ
集英社 ヤングジャンプ
514円＋税


○収録話数

1巻につき10話収録

1巻
1-10話

2巻
11-20話

5巻
41-50話

6巻
51-60話

8巻
71-80話

9巻予想
81-90話(本誌71-80話？)


○コミックスと本誌の話数のズレについて

コミックス1巻収録の1〜10話はミラクルジャンプ掲載分。
11話〜ヤングジャンプに移籍した。

コミックスにはミラクルジャンプ掲載分や読み切りなども
通しでナンバリングして収録しているため、
ヤングジャンプ本誌の話数には10〜11話程度のズレがあるもよう。

本誌掲載時の話数に10〜11程度を足すと、コミックス掲載時の話数になるようだ.


○おまけページ

主なもののみ記載。

1巻
・プロフィール
(秀知院学園)
白銀
かぐや
藤原

2巻
巻末マンガ

3巻
・プロフィール
石上
早坂

4巻
巻末に読者→作者のQ＆A


※5巻以降も同様に色々なおまけあり


○おまけページについて

おまけは多め
主なメイン＆サブキャラのプロフィールあり
本編の合間の出来事を描いたカット(1コマ漫画)多数

カバー下にも妙な描き下ろし・書き下ろしあり
カバー下は基本的に手抜きだが、
3巻カバー下の裏表紙は、本そのものと漫画世界の境界をなくす
前衛的なメタ描写でちょっと凄いと思った

　

---

時間がないし重要な情報だと思うので
よく吟味せずに打ち込んでいるけど、
この記事のサブタイトルの最後がひどいｗ

でも初めは「下着の好みについて」とか
書こうとしていたので、それよりはまだましだろう。
2次元キャラの下着の好みについて
真剣に情報をまとめるとか、もう、ね…。


○石上について

3巻コミックス24話
本編初登場

コミックス8話1ページ目で名前だけ登場、
「いつの間にか来ていつの間にか居なくなってる」
「地味に皆勤賞」と言及あり

コミックスおまけページでは2巻巻末、
扉絵ではコミックス11話でそれぞれ初登場


藤原の匂いを嗅いでる
3巻25話リンス
5巻43話ラーメン回ブレスケア

3巻頃はセクハラキャラの要素あり
これがなくなってからキモさがなくなり、爽やか内気弟系に路線変更、好感度upした


メクリのコマなどで大ゴマ変顔でツッコミを入れる役担当らしい
たびたびギャグ調の絵柄(サインペンで描いてる？)になって
1人でコマを独占して、ツッコミを入れたりキラーワードを言ったりする


ブリーフ派だったが、コミックス70話パンツ回でボクサーパンツ派に転向


過去あり
本誌78〜80話(コミックス88〜90話？)あたりで過去にスポットライト
コミックス55話拷問勉強回、コミックス70話ミコへの手紙と花の回でも過去の描写あり

　

---

最近の話を再読してみた


やっぱり85話(ミコ萌え音声バレ回)の石上は特別だった

全編通じてももしかしたら随一かもしれない石上毒吐き回だ


この作品をちゃんと読み始めて日が浅かった私が、
この回でだけモノローグで空前の激しい毒を吐きまくり＆
ミコとの会話でタメ語を使い、
ぞんざいな言葉遣いをしているこのキャラに
違和感を覚えたのは無理もなかった


85話はそれだけじゃなく、
このキャラの正義感と性格のよさが強く現れた回でもある

「今あいつを守れるのは僕だけだ」
「好きに言えばいいよ
僕が勝手にした事だ 感謝されたくてした訳じゃない
これでいいんだ――」
※これでいいんだのコマで微笑

過去編とも共通する、"自分を犠牲にして、
相手の知らないところで勝手に相手を助ける。
気づかれなくても感謝されなくてもいい"という
石上の基本姿勢が現れたモノローグ


このキャラは本当にいいやつだ

　

---

私が石上をかわいいと思う理由がわかった。


このキャラが頻繁に涙目になって、
頻繁に凹んだ表情をするからだ。


…いや、それ以外にももちろんあるけどね。

他人のことによく気がつくとか、
よく気配りができるとか。

(生徒会の面々といるとき、特に白銀に対しては
かなりの空気読み＆気配りスキルを発揮していると思う。
本来の空気読み＆気配り力のポテンシャルが高いと感じるのはそのためだ。

日常的に描かれている白銀との関係の良好さが、
このキャラの人柄のよさを裏付けていると思う)


とはいえ、私も大概だな…(^^;

　

---

久し振りに連載初期のような頭脳戦・心理戦


合コンにウソ発見器を持って来る人は次から絶対呼ばれませんよ、と
敬語・テンションの低い口調で
きつめの正論つっこみをしてる吹き出しが「正論で殴る人」石上なのか


かぐやの質問のときに、超人的な察しスキル持ちの石上は
白銀が表(=かぐやが好き)を出したと気づいているのでは？

これまでにも白銀の気持ちに気づく機会はあった

この場面でも「特定は禁止ですよ」
「とかいいつつどうせ藤原先輩なんでしょう？」と
特定を回避させる発言を2回もしている

身内である生徒会の面々といるときはしばしば高い空気読み能力を発揮する
(人の心をえぐる発言を無意識にすることもあるが、
空気読みのポテンシャルは本来高いのだと思う)このキャラは、
白銀をかばっているのではないか

　

---

この記事は以下のリンク先に移動しました。

↓

記事を読む

　

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予告通り、今週の10円玉ゲームの
分かりにくい質問の結果まとめと解説をこの記事でする。
多分この解釈でいいのではないかと思う。


○藤原の質問：恋をしている人は？

YES→かぐや、白銀、石上

かぐやと白銀はいうまでもない

かぐやはこの質問中のモノローグでも自白、
白銀はその後のかぐやの質問にも正直にYESと答えている

石上はつばめ先輩が好きと匂わせる描写が最近繰り返しある


○石上の質問：僕を嫌いな人は？

YES→ミコ

その後の会話からこうだとわかる


※石上の質問で誤解しやすいポイント

・表を出したのは1人だけ
・「『皆さん』僕の事嫌ってなかった」と喜んでいる石上の反応
・石上が「『自分で』出した」というミコの発言
・日頃からネガティブな石上の性格

これらから、「石上だけが自分で表(＝石上が嫌い)を出し、
他は誰も表を出さなかった→他の人は誰も石上を嫌っていない」
だという誤解が生まれやすい

しかし結果が出たあとのミコ・白銀・石上の
やり取りをよく読むとそうではないことがわかる

白銀がミコのことを「アレはいいのか？」と言い、
石上が「あれはカウントしてません」と言っているのは、
ミコが表を出したことが彼らにもわかったから.


石上は元々、苦しい現実からの逃避として死にたがったり
リア充を呪ったりはしていたものの、
過去編の一部以外で自分を否定する言動はなかったはずだが、
　※筆者は本誌の体育祭編〜最新号、コミックスの全巻を読了済み

体育祭での出来事を通じて辛い過去を乗り越え、
さらに自分を肯定できるようになったのかもしれない

　

---

ちょっと出遅れたけど、ドラマCDが付いている
コミックス11巻限定版の予約締め切りが近いので記事にしておく。
なかなかのキャスティングだ。


中島三千恒「軍靴のバルツァー」コミックス11巻
通常版＆ドラマCD付きの限定版
2018年5月9日発売

バンチ公式サイトの特設ページでは3月7日まで限定版の予約を受け付け中

→バンチ公式特設ページへ


1月20日発売の3月号でメインキャスト
(バルツァー、リープクネヒト、アウグスト)の声優を発表

2月21日発売の4月号で生徒5人の声優を発表


○配役
バルツァー谷山紀章
リープクネヒト三木眞一郎
アウグスト羽多野渉

ヘルムート高垣彩陽
ディーター山下大輝
パウル村上聡
マルセル山谷祥生
トマス橘潤二.


○リンク集

・バンチ公式特設ページ
ドラマCD付き限定版11巻の予約注文書はここからダウンロード

　

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もしかしたら、「今週の10円玉ゲームで
誰が何を出したか」は需要がある情報なんだろうか？


需要があるとしたら、
1問目(藤原書記：恋をしている人はYESと答える)と
2問目(石上会計：僕のことを嫌いな人はYESと答える)だと思う。

簡単にでもまとめた記事を今週末中ぐらいに公開した方がいいかもしれない。

　

---

ミコが石上をどう思っているのかについて、
最近本誌＆コミックスで読み始めた自分が把握している範囲で情報をまとめてみた。


最近のエピソード2つ
(ミコの萌え癒し音声バレ回、10円玉ゲーム回)では
ミコが石上のことを「嫌い」だとアピールしていたが、
実際には根っから嫌っているわけではないのではないかと思う。

その根拠は、体育祭・石上過去シリアス編でのミコの言動。


・窮地にある石上のことを風紀委員としてかばう発言をしていた
・体育祭で徒競走に出ている石上を応援していた


どちらも石上本人が知らないところでの行動のはずなので、
自分がどう思われるかを計算した打算的なものではないと思われる。

このため、ミコは石上を本心では嫌っていないと推測する。


なお、上記の言動からはミコが公正さを重んじ、
頑張る人を支持するという性格だと考えられる。

　

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ヤングジャンプ14号

ダイナー(2)


木箱の中からショタが登場
可愛い少年や女性が可哀想な目に遭うところを
毎回嬉々として描く作者はやはりそっち側の人なんだろう


刺客が近づいてくる
こちら側にはカナコと少年
危機的な状況でカナコの脳裏をよぎるのは先週号で炎眉にかけられた言葉

なるほど、炎眉と関わった経験がカナコを成長させたという作劇なのか

ちょっと青少年向け漫画っぽい熱さで格好いい


下僕としての自覚に目覚め、
一人の人間としても成長し、
勇気を持って困難に立ち向かうカナコが今週の話で描かれる

やっぱりこの作品は「魔人探偵脳噛ネウロ」に似てる


「私が　守ってあげてみます！！」

読み返したら決め顔と決めポーズなのにカナコのセリフがおかしくて吹いた
「みます」って何だよｗ

炎眉編の「子供ができたの」の辺りからこの作者の
シリアスの中にギャグをうまく織り込む能力が向上してると思う

　

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ヤングジャンプ14号

ダイナー

27話


側頭射撃(テンプルショット)されて
よく生きてたな、とボンベロに言う猫仮面の医者

同じヤンジャンの「ゴールデンカムイ」の主人公も
この前テンプルショットされて脳味噌が欠けても生きてるけどなｗ


「ボンベロは私なんかにコーヒーを淹れさせない
泥水をすする方がマシだって言うもの！！」


カナコが初めて下僕らしい言動をする

ボンベロの偽物を見破り、拒絶

下僕は主人の言動をよく観察し理解して、
自分を支配していいのは主人だけだ、と思うものだ.


防御のために首に仕込んでいた鉄板が
首輪のように見える描き方をされているが、首輪も支配の象徴

カナコの主人はボンベロ
つまりこの首輪はボンベロからカナコに対する支配の象徴であり、
それを今回カナコが自発的に身に付けた


こういう描写を嬉々としてする作者はやはりそっち側の人なんだろう

　

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