26th.Mar.2018
「BEASTARS」を読んでみた。
とんでもない名作の予感
チャンピオンっぽくない
月刊誌みたいな作風だ
ルイ先輩格好いい
CV:諏訪部順一でいいか
語りたいことが色々できたので、
しばらくこの作品についても扱おうと思う。
25th.Mar.2018
【ネタバレ】
以下はストーリーのネタバレ
4話
慶雲の首を切り落とす期聖
小物臭全開の期聖
期聖が語っている背景で
賊王が殺し念仏を殺害、その背後で薄笑いする賊王の山田(弟)、
ユズリハとマキヤが結託
期聖の予言。
これから数刻で死罪人は半分以上始末され、
その数刻後にもう半分。
一日もかからずに一人になるだろう
語りの背景であか絹が盲目山田に色仕掛けをするが斬り殺され、
マキヤとユズリハが刺し違え、ユズリハは実は死んだ振り
眼帯山田・衛善が巨人囚人と戦い、死亡?
服部の使いが紀州に飛んだ、幕府が石隠れ衆に接触したのは間違いない、と期聖
期聖、帰る
突然佐切に切りつける画眉丸
25th.Mar.2018
過去の回は日数が経つと非公開になっていくので、記録しておく。
【ネタバレ】
以下はストーリーのネタバレ
3話
島へ
石隠れの里の長について佐切に話す画眉丸
超人的な治癒力、まるで不老不死
海の向こうの商人から買った薬
だからこの島にあるかわからんが、
不老不死の仙薬・非時香実トキジクノカグノミは実在する、と画眉丸
島に上陸
異様な生態系
手縄をつけなければ斬ると画眉丸に言う佐切
佐切はまだ若く融通が利かない
体制が定めた秩序を重んじる性格
いがみの慶雲(弁慶っぽい囚人)&その山田・期聖(キショウ。トーン髪、小物)登場
慶雲とバトル
ボコられながら手縄を結ぶ画眉丸
佐切に従う姿勢
反撃、慶雲を返り討ちに
画眉丸に向かって刀を抜く期聖
25th.Mar.2018
結婚指輪物語のヒロイン・アンバルについて。
何百年も前に作られた人造人間(魔動人形)。
綾波レイのような無口無感情系。
そのわりに自我や感情がしっかりある。
嬉しいと連呼し、自己主張もする。
この系統のキャラがその言動をするのは違うだろう、とも思うけど、
ロボ系とはいえあまり厳密に自我も感情もないキャラは
人気が出にくいのかもしれないから、
そういうものとして見ておく。
めいびいの原作担当の方の人は、
この作品および「かつて神だった獣たちへ」を読む限りでは
シナリオ力が残念なようだから、
素でロボ系キャラの造形に失敗している可能性もあるけど。
戦闘能力は、ヒロインは元よりおそらく人間側全体でも最強クラス。
胸は控え目、お色気シーンはまだなし。
このキャラの今後に注目したい。
24th.Mar.2018
地獄楽
作品テーマの考察(2)
○ヒロイン(佐切)
これまで…
首切り役人である山田浅ェ門の家に産まれ、
人の死によって生きる己の一族の業と
向き合うために、女の身で首切り役人になった
一流の首切り役人である父に憧れる
しかし情から来る恐怖のために刃が鈍り、
肝心なとき(罪人の処刑・島の化け物と対峙など)に思い切れない
処刑時に恐怖に囚われて思い切れないことが原因で、
罪人の苦痛を余計に長引かせると自覚し、悩んでいる
最近…
首切り役人として成長するためには、情を捨てる必要があると考えていた
転機…
主人公(画眉丸)に、自分の情(人を殺すことに対する恐怖、
相手から恨まれることに対する気の重さ)を受け入れられる
そして必要なのは情を捨てることではなく、
背負う覚悟だ、と示唆される(3話?)
※ただし主人公は、自分のこの一連の言動が
佐切に深い感銘を与えたことに気づいていない
この物語の終着点(予想)…
情と処刑人の役目の折り合いをつけ、首切り役人としてさらに成長する
24th.Mar.2018
地獄楽
作品テーマの考察
筆者が考えたこの作品のテーマと今後の展開。
◎作品テーマ
作者が描きたいもの…
主人公格の人物2人の精神的成長
※以下の文章に関する補足
「情」(作中では『こころ』とルビが振られている)とは…
人間らしい心や人間性をさしていると思われる
この作品のキーワード
○主人公(画眉丸)
これまで…
忍の里の駒として、情を捨て冷徹に任務をこなしてきた
その結果、心を持たないがらんどうだと人々に言われ、
「がらんの画眉丸」の通り名で呼ばれるようになる.
転機1…
結婚して、捨てたつもりだった情を自分がまだ持っていることを
妻に指摘され、その事実を受容される
→妻は画眉丸が情を取り戻すために欠かせない存在
このため作中でも画眉丸は頻繁に妻のことを口にする
最近…
結婚以来、昔のように冷徹になりきれない自分に戸惑うが、
自分の命を狙う幕府の役人(佐切を含む)・
島の囚人たち・島の化け物らと対峙し、
さらに里の忍たちも島にやってくることを知らされて、
非情に徹しなくては生き延びられないと感じ、
生き延びるために情を捨てるべきだと再び考えていた
転機2…
捨てたつもりだった情を自分がまだ持っていることを
ヒロイン(佐切)にも指摘され、その事実を受容される(1・5話).
※補足
情を持つと、冷徹になりきれないので戦闘能力は落ちる。
画眉丸は高名な忍なので、
幕府の役人や同業者など腕の立つ者に狙われることも多く、
また囚人として島の探索を命じられたため、
島の怪異と対峙する頻度も高い。
(山田浅ェ門である佐切はあくまで囚人のお目付け役なので、
常に敵の矢面に立たされる囚人である画眉丸に比べると
危険な目に遭う頻度は低い)
こうして画眉丸は頻繁に命の危険に晒される。
このような事情によって、画眉丸の意識は
「情を受け入れる」と「生き延びるために
情を捨てる」の間でたびたび揺れ動いている
→画眉丸と同じ忍だが、非情で冷徹な杠(ゆずりは)は、
画眉丸と対照的な存在
この物語の終着点(予想)…
自分の情を受け入れ、人間性を取り戻す
24th.Mar.2018
竜と勇者と配達人
○地名の元ネタ
シオドメイ…東京の汐留(しおどめ)
アイダツィヒにも元ネタがある?
○人名の元ネタ
・前島密(まえじま ひそか)
日本郵政の父
23rd.Mar.2018
ジャンプ新連載寸評
○ZIGA-ジガ-
・作者コンビについて
色々とつっこみどころのある自己啓発セミナーで問題になった、
横田卓馬の妻が関係している「思考の学校」の一派との疑いあり
・内容
暗い
華がない
死臭がきつい
2話以降も1話と同じような内容なら、
短期打ち切りコースの可能性が高いと思う
23rd.Mar.2018
箇条書き。
最近の各誌事情
○ジャンプ
・ムヒョロジ(ムヒョとロージーの魔法律相談事務所)
今夏アニメ化
ジャンプ+で続編の漫画も連載開始
○マガジン
化物語のコミカライズ、大暮維人の作画で連載開始
我間乱がマガポケに復帰
○サンデー
コナン、まもなく復帰
高橋留美子、まもなく新連載開始
19th.Mar.2018
地獄楽
9話
弔兵衛
「オレの主君はオレだっ
オレの神もオレだ!!」
"賊王"弔兵衛のキャラがこの1話ではっきりと立った
このくだり、ネットの反応を見る限りでは好評のようだ
キッズ読者はこうした明快なキャラ立てを好むらしい
細かい描写の積み重ねを
丁寧に読み取る高年齢の読者たちと違って浅いしシビアだ
弔兵衛
「何が正しいかわからねぇなら オレだけを信じろ!
オレは兄貴だ!兄は弟の道標だ!」
ジャギに聞かせてやりたい(待)
ラスト2ページで急に冷静さを見せて、
冷たい&上から目線の口振りになる弟・山田桐馬
でもそこに至るまでのメンタルのガタガタ振りや、
危険な戦場に出るにもかかわらずちゃらちゃらと髪を伸ばしていた結果、
窮地に陥ってしまう甘さを見る限り、こいつもまた「弱い者」だ
この後のストーリーでは、
途中までは冷酷で残忍なヒール(悪役)として振る舞うけれど、
兄がいないとたやすく崩れるメンタルの脆さを晒し、
醜態を演じて散る役回りを担当するんだろう
19th.Mar.2018
地獄楽
9話
桐馬
「この世の理は弱肉強食ではない
適者生存――適応する者こそ強いのだ」
「るろうに剣心」に真っ向から喧嘩を売っていくスタイル(違)
でもこれは弱い者の論理だよね
強ければ、自分の「力」によってもっと明快な
弱肉強食を実行できるからこんな主張はしない.
この兄弟の関係は、
「武装錬金」の早坂姉弟にちょっとだけ似てるかもなぁ
身内を守るモチベーションの出所はかなり違うけど
あっちはシスコンと近親相姦で
姉が生き延びるために弟を意図的に利用してて、
こっちは兄弟愛と弟への保護本能で
弱い弟を兄が自発的にかばう
でもどちらもシスコン/ブラコン
苛酷な環境下で、戦う力が弱い弟(姉)をかばうために兄(弟)が無理をする
守られる側は守る側に依存していて、
守る側がいなかったらおそらく生き延びられない
19th.Mar.2018
地獄楽
9話
【ネタバレ】
ストーリーネタバレ
爆豪こと"賊王"とその弟の回
過去回想あり
女山田が2人いると思ったら片方は男だった
男の娘(違)
美形
ブラコン
裏切り者
色々ぶっこんできた
弟の桐馬は色々と弱いんだろう
メンタルも、戦う力も
それを兄の"賊王"弔兵衛が守るというスタイル.
島の化け物たちが湧いてくる
化け物たち
「殺しは罪です」
ブーメラン刺さってるぞ化け物ども
化け物たち
「虫にも命があるんだよ」
「魚にもあるよ」
そういえばこの島の化け物は魚と虫だ
島の化け物の製作者の意図がちょっとだけ見えたかも
18th.Mar.2018
地獄楽
【ネタバレ】
ストーリーネタバレ
8話
○ストーリー
くの一・ユズリハ登場
主人公と同じ忍だけど、良心がない
そんなユズリハに反感を覚える主人公
2週連続で無能を晒すヒロイン.
○コメント
悪どさNo.1はこいつらしい
外見・内面ともなかなか良いキャラで
期待が高まる.
佐切が毒を受けていることを示す被ダメージ描写が
今週最後で佐切が倒れるまでずっと描かれてるけど、
ネットの反応を見る限り、気づいた人は少ないようだ
ユズリハが針でマキヤの脳を弄る描写が
ネフェルピトーとポックルのオマージュらしいことも同じく
こんな層がメイン読者のジャンプ+作家たちはさぞ苦労していることだろう
ジャンプ+のメイン読者層は目が悪く、質が低い
中高生の低年齢ユーザーが中心らしいから無理もないのだが
それにしてもお粗末だ
ジャンプ+だけでやっていたのでは
読者たちに正当な評価をされず売上も十分に伸びないだろうから、
もっと宣伝に力を入れて、
早いうちにジャンプ+外まで読者層を広げた方がいいと思う
18th.Mar.2018
地獄楽
【ネタバレ】
ストーリーネタバレ
6話
・ストーリー
戦闘狂の剣士・龍の人の過去、人となり、思惑
島の怪異
その頃、主人公コンビも化け物と遭遇する
・コメント
この辺りから、山田たちが囚人に対して
特攻を持っているらしいことがそれとなく描かれる
1話の画眉丸に対する佐切もそうだった
戦闘狂の剣士が高く評価する3人は
戦闘能力の高いメンバーなんだろう
主人公が突出していることが示される
17th.Mar.2018
きみを死なせないための物語
3巻感想(2)
唐突に出てきた重要なキャラ設定は他にもいくつか
アラタの写真記憶能力と共感覚
どちらも今回突然出てきた設定だったと思う
共感覚設定はこれまでのマスクマン描写と符合するので違和感なし
精神的な弱さをカバーするための
ファッションマスクだというのは1巻から描かれてたけど
こういった身体的な事情もあったなら
マスクが手放せない理由に、より説得力が出てくる
ジラフの状況が改善した描写あり
このキャラの境遇はかなり悲惨だったので少しほっとした.
テクノクラートの憲兵2人がやっぱり嫌なやつ
作者はこの2人に狂言回し的な役割も担わせたいんだろうか
テクノクラートの憲兵2人の設定は詳しく明かされてたっけ?
双子
外見が幼いままだからあんな一見無邪気そうな態度を取ってるけど
実は結構な高齢なんだろうと思う
「あの方」は、アラタなんだろうな.
ロリコンが気持ち悪い
少女を騙して食い物にしていたロリコン研究者が無罪放免されて
被害者の少女のほうが処刑されるのは
イスラム社会みたいな理不尽だ
17th.Mar.2018
きみを死なせないための物語
3巻
3/16発売
色々なことが動いた巻
今からこの作品を読み始める人はまずこの3巻を読むといいかもしれない
世界設定が説明されてる1巻も必要だろうけど
3巻には補足的な設定がいくつも出てきて、
読者にストレスを感じさせていた様々な理不尽も物語中で断罪される
ルイの下肢の障害につけこんで関係を迫り
レイプまでしてるシーザーは糞だと思ってたので
この巻でルイに拒絶されててすっきりした
介護者という立場を悪用して同性への好意を一方的に押し付けて
自分の劣情をも満たすシーザーはルイの気持ちなんか考えていない
セクシャリティに関係なく純粋に糞
ルイが女性でシーザーが男性だったらと置き換えて考えても
シーザーの糞さはほとんど変わらない
セクシャリティに関係なく純粋に糞.
今回唐突に出てきた祇園の天才キャラ設定に違和感
確かこれまでそういう描写はなかったと思う
知的キャラだったら全裸でうろうろしたり
同じく全裸でルイと会って誘惑したりもしないし
(もっとウィットの効いた会話なんかで誘うはず)
あんなふうに積極的に体を売ったり客を引いたりもしないだろ
祇園は1巻のエピソードからずっと、
じいちゃんの前で全裸&股間全開であぐらをかいて全く恥じらわなかったり
全裸でうろうろしたり
ルイの純情につけこんで「地球を見たい」という自分の願望を叶えるのに利用して、
そのことに罪の意識もさほど持っていない様子だったりして
(その結果ルイは今に至るまで続く重いトラウマを引きずることになったのに)、
股の緩い性悪なすべたにしか見えない
作者が考えているキャラ像と、
読者である私が見ているキャラ像が乖離している感じがする
17th.Mar.2018
■きみを死なせないための物語(ストーリア)
吟 鳥子
月刊ミステリーボニータ
コミックス最新刊3巻、3/16発売
少女漫画
硬派
SF
群像劇
○ストーリー
人類が地球に住めなくなった未来、
地球の近くに浮かぶコロニー的なものが舞台
新環境に適応した少数の新人類と多数の旧人類と、
ダフネー症という奇病を患い、それが原因で差別され迫害される人々
(この患者たちもある意味別種の新人類)が登場する世界で、
人間とは、愛とは何なのかを問う壮大なストーリー
だと思う
管理されたユートピア
宇宙空間で、使用可能なリソースが限られているために、
人類にとって不要と判定された人間は生存を許されない社会
ユートピアでもありディストピアでもある
「管理されたユートピア」という舞台設定の一部として、
LGBTやポリティカル・コレクトネスなど
我々の現代社会が抱える様々な要素が扱われている..
○コメント
宇宙考証の協力に大学教授
(首都大学東京の佐原宏典教授)を迎えていて、本気度が伺える
1巻(と2巻)巻末の設定資料は凄い
少女漫画でこういうものは初めて見た
少女漫画で硬派なストーリーのSF
(※ハードSFという意味ではなく、ストーリーが硬派)は珍しいと思うけど
むしろこういった硬派なストーリーは
現代だと少女漫画じゃないと難しいかもしれない
手塚治虫作品や30〜40年前の少女漫画では
こういった壮大なテーマの作品がちょくちょくあった気がする
○暫定評価
90点
私は普段青少年向け作品を主に読んでいることもあり、
この作品のストーリーは独自性が高いと感じる
要注目
16th.Mar.2018
【辛口注意】
今回は内容が内容なので、
この作品に関する記事としては例外的に辛口です。
この記事で扱っているトピックは、今週の話での
ガラケーに対する作者の扱いだけです。
○かぐや様
91話
「世はIT時代!」
ガラケーもIT機器なんだが
「ガラケーは既に死滅している」
何をいっているんだろうか、この作者は
ガラケーはまだ販売されているし、もちろん何の問題もなく使用できる
この作者はこうして事実に反することをメディアで平然と発信する人物であるらしい
一介の漫画家にすぎない作者は
メディアと国内携帯キャリア各社の黒いタッグによる
ガラケー迫害とスマホへの乗り換えをユーザーたちに
強要する異様な圧力の真相を知らないんだろうけど
業界の良からぬ動きにこうして大衆向けの娯楽作品が無自覚に荷担することによって、
まるでガラケーが時代遅れかのような認識が消費者の間でますます広められて
ガラケーを捨ててスマホに乗り換えることが
まるで正しいことかのような認識が助長されていく
あまりにも愚かしい
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T:15 Y:16 TOTAL:46099
*links-etc.