今日は発天の匂いがする。発天に出逢った1年前のあの日の季節の匂い。晴天と金木犀を、ちょっと北よりの雲が覆うときの匂い。空は高くて声が響く匂いで、夕方は雨降るかもしれない。あの日もこんな空だった。あと一月で雪虫が飛ぶ、そんな季節の発天よ、まじ愛してる。
小説って内対話の極みなのに、こと封神では対人の感覚が鮮烈なんだよなぁ。原作読んでいてもそう感じるけど、もう皆さまの足の力が強すぎるから、移入はしてるのになんか私蚊帳の外。特に発と天化のラブ(牧野とか特に)を前にしちゃー蚊帳の外すぎる。当たり前なのに突然あの世界での自分の孤立無援っぷりに気付いて寂しくなることすらあって、ふと封神台や神界から発と移り変わる下界を覗く天化もこんな寂しさを感じるんだろうかと思ってしまいましたとさ。