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16.08.03とてもよみにくい(とうらぶ)


「あるじさま、」

「なあに、いまつるちゃん」

「わかっていますか。ぼくが……」

「うん?」

「ぼくが、せんねんも いきる つくもがみだと」

「うんうん、知ってるよ。義経公の、守り刀だものね」

「ほんとうにわかっていますか?ぼくは、……ぼくは、いつつむっつの どうじなどでは ないのですよ」

「わかってるよ。どうしたの、急に」

「わかっていませんね!」

「ふふふ、わかってるってば」

「ではあるじさま、」

「なあに」

「……こんなことされるって、おもってましたか」

「思ってませんでした……」

「ぼくは、あるじさまの なんびゃくばいも いきてるんですよ!」


いきなり色っぽい顔でキスするのは反則じゃないですか神様……
いまつるちゃんの神様感ヤバイ。あんなに無邪気エンジェルなのに神様なのかよ……好き……


16.08.03びっくりさせたかった(とうらぶ)


「つーるまるっ」

「ん、何……」

「驚いたかー!」

「な、き、君なあっ……!」

「ねえねえ、びっくりした?」

「嫁入り前の娘がなんてことするんだ……!」

「ぶ、ん……ちょ、痛い、痛いよ鶴丸」

「君、自分が何したかわかってるのか……!?」

「鶴丸に、ちゅってしただけじゃん」

「ちゅってしただけだと!?俺はそういう驚きは求めてないぜ……!」

「やだった?」

「は?」

「わたしに、ちゅってされるの……いやだったの?」

「え、や、嫌では……」

「じゃあいいでしょ」

「ダメだダメだ!まさか他の奴らにもこんなことしてるんじゃないだろうな!?」

「みんなはほっぺだよ。鶴丸はとくべつ!」

「と、特別……いやいやいやいや何を考えているんだ君は!もっと自分を大事にしろ!」



JKさにわに鶴丸って頭がかたいのね!お父さんみたい!ってキレられて、お……お父さん……!?ってなってほしい。
鶴丸はノリの割に奥手だし硬派だよね、そういうとこ好き
……わたしJK大好きか?(大好きです)


16.08.03家庭教師は近侍さま(とうらぶ)


「…………主」

「はい」

「どうしてこうなるまで放っておいたのですか?」

「あの……頭脳に問題が……」

「怠けただけです」

「ハイ……」

「ほら、始めますよ」

「え」

「どこがわからないんです?」

「えっ」

「……何ですかその目は」

「勉強わかるの?」

「これくらい半日もあれば理解できます」

「えっ教科書まるまる半日で理解したの?ウワ気持ち悪」

「……必要なさそうですね。それでは私はこれで」

「わー!待って待ってごめんなさい!お勉強教えてください一期先生ー!」


いちごせんせえ〜〜〜〜JKさにわのお勉強見てくれ〜〜〜〜
一期一振絶対頭いいでしょ……無理……好き……


16.08.03媚びればいけると思った。などと供述しており(とうらぶ)


「主殿」

「なぁに、改まって」

「こちらに署名をいただけますか」

「あら、不備があった?ごめんね」

「いえ……」

「…………ねえこれツッコミ待ち?」

「そうですね、籍にツッコミ待ちです」

「うまいこと言おうとして大事故起こすのやめて。流れ弾当たるから」

「どうして拒絶なさるのですか!」

「唐突な逆ギレに主は困惑しています」

「私と入籍いたしましょう、主殿」

「聞けよ。ていうか、こういうときだけ主殿って呼ぶのやめない?」

「一期は、主殿とずっと一緒に居りとうございます」

「こういうときだけ一人称一期もやめてくれない?」

「一期のことはお嫌いですか……?」

「ああんもうバカ!好き!!!」

「ではこちらに署名を」

「それはしない」

「何故ですか主殿!!!ひどいわ!!!私のことは遊びだったんですね!!!???何度も愛してると言ってくださったではないですか!!!嘘つき!!!」

「いや、……うん……主、君に愛してるとか言ったかなあ?」

「言いました〜〜!」

「小学生みたいなノリやめろ」

「愛してるわ一期、あなたになら神隠しされても構わなくってよ(裏声)と、確かに」

「主そんな口調じゃなくない?そっちこそちゃんと主のこと愛してんの?」

「誤差の範囲内でしょうが!!!(怒)」

「なんでだよ。なんでキレてんだよ。さにわもう君のこと理解できないよ」

「そうしてあなたも、私の元を去るのですね……一期は、悲しゅうございます…ぐすん」

「泣き真似やめろ。腹立つから」


一期一振はクソ責任転嫁マンだし割と自由だから、主にはあんまり敬意表してくれないと思うんだよね。
主殿呼びも似合うし好きだけど、あいつ絶対「殿」とかつけてくれないと思う。そういう男よね、あなたって!


16.02.03そんな顔するなんて知らなかった(とうらぶ)


「なあ、主……」

「え、えっ……!?なんで近付いて……っ」

いつになく真剣な色の低い声が聞こえたので、驚いてそちらを向くと、間近に美しい顔があった。
あまりの近さに混乱するわたしを気にも留めず、彼はわたしの頬を両手で固定する。
彼の顔はそのままどんどん近付いてくる。

「こんなに近付いてすることって、一つしかねえんじゃねえか?」

「待っ……兼さん、だめ……っ」

「…………」

近すぎる距離に思わず目を閉じたのと同時に、ちゅっとかわいい音が鳴った。

手のひらにやわらかい感触。
彼の唇は、口付けられる寸前に彼との間に滑り込ませたわたしの手のひらに着地したらしい。
視線を感じておそるおそる目を開くと、間近から和泉守兼定が不機嫌そうにこちらを睨み付けていた。
お、怒ってらっしゃるー……!

「…………ご、ごめん、なさい……」

「いーい度胸じゃねえか主殿」

「待ってその呼び方するときって、あの、」

「覚悟はできてんだろうな?」

耳元で低く囁かれて、反射的に肩を震わせた。
気付いたときには、彼の両腕はわたしの背中と腰をそれぞれ捕まえていて、後ずさろうとしてもびくともしない。

か、覚悟なんてできてるわけがないです!



兼さんこういうの似合うよね(?)
兼さんはわがままプリンセスだけどたまには攻める男…(???)
兼さんと少女漫画な青春したいよ……。


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