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16.12.22その笑顔はずるいのでは?(とうらぶ)


「ねえねえ提督」

「提督ではないしその言葉どこで覚えてきたの?」

「ありゃ?じゃあ独神だったかい?」

「それも違うねえ」

「わかった!司書だ!」

「うーん、残念はずれ」

「ええっ」

「主だよ、主」

「あるじ」

「そう、あるじ」

「あるじー」

「はいはい、なあに?」

「うん、これはいいね」

「?」

「あるじって呼ぶと君が笑ってくれる」

「えっ」

「もう忘れないよ、あるじ」




ひげきり?さんの名前をいつも忘れます。ちゃうねん、膝とセットまではわかるんよ。膝とセットというと肘じゃないですか……だから……その……切か丸かもわからないし……
源氏兄弟どっちもいないからなんですけどね!!!!!


16.12.14その手に触れるのは僕だけでいい(とうらぶ)

「ねえ主、何する気?」

「えっ、料理……」

「それを置いて」

「えっ……大丈夫だよ。光忠から見たら下手かもしれないけど、わたしだってちょっとぐらいは料理できるんだから」

「だめだよ。それを置いて」

「……わかった」

「うん、いい子だ。はい、これ」

「……?何?どうしたの?手入れ?」

「僕を使って」

「わたし武道の心得とかないんだけど」

「武道?何言ってるの、料理するんだろう?」

「あの、まさかとは思うけど」

「料理するなら僕で切ってくれないかい?」

「いやいやいやいやいやいや」

「いやいやいやいや、はいどうぞ」

「握らせないで待ってやだ」

「ちょっと主、ちゃんと持ってくれる?」

「あっごめん」

「けっこういやらしい触り方するね……主ったら、すけべだなあ」

「待って、持ってるだけでえらい言われようなんだけど」

「どうぞ、好きなように使って」

「使えるか!」

「どうして?」

「まず本人(?)がうるさい」

「大丈夫、僕は大人しく見てるよ」

「敵斬ったんだよね?この刀で」

「もちろん、主のためだからね」

「そんな血なまぐさい刀で食べ物切りたくないんだけど」

「そんな……!こんな体にしたのは誰よ……!」

「言い回しがひどい。とにかく、普通に包丁使うから」

「ひどいよ主!僕というものがありながら……!」

「…………短刀ならともかく、太刀は無理でしょ」

「あーっ!差別だ!差別はんたーい!」

「区別だし、どっちにしても料理には使いたくない」

「やだやだ主の手に握られる刃物は僕だけがいい」

「刃物て。物騒な言い回しやめろ。駄々っ子カッコ悪いよ」

「主に使われるためならかっこよさなんてどうでもいいよ!」

「主それ別の場面で聞きたかった」




ありがちなやつ。
このあと光忠がめちゃくちゃ料理してくれた


16.08.03前の主の影響が強すぎた(とうらぶ)


「……主殿、折り入ってご相談があるのですが」

「どうしたの改まって……」

「実は……主殿に私の妻になっていただきたいのです」

「えっ……ちょ、どうしたの……一期一振にふさわしい子なら他にたくさんいるでしょう」

「ええ……そうだったならどんなによかったか…………苦肉の策なんです」

「おい待て何ちょっと不服そうな顔してんだ」

「私はもう女性なら誰だっていいんですよ!!!」

「最低かよ!!!!!」

「どうしてここには男しかおらんのですか!?!?!?」

「知らね〜〜〜〜よ!!!」

「くっ……!せめて乱が女性だったなら私は主なんかを妻にせずにすんだのに!」

「なんかって言うななんかって。最低に最低重ねるのやめろよ!!!乱の気持ち無視か!!!」

「我々は人の子のように血が繋がっているわけではないのでセーフです」

「アウトだよバカ」

「もしも私のプロポーズを断られるのであれば……」

「あれば……?(神隠しとかかな?)」

「せめて乳房を好きなだけ揉む権利だけでもいただけませんか」

「いいわけねえだろバーカ!バーーーーーカ!もうやだ!主審神者やめたい!!!」

「そして私の元に永久就職ですか?」

「やかましいわ!!!お前の妻には絶対になりません!解散!」


このあと、じゃあおっぱい揉み放題ってことですか!?!?!?って期待に満ちた顔をした一期一振が殴られる

わたし自分で思ってる以上に一期一振のこと好きだな?
あとわたしの書く一期一振やたら求婚してるしおっぱいに執着してる……落ち着いて……


16.08.03このために誉300回分貯めました(とうらぶ)


「主。誉の褒美を頂戴したいのですが、よろしいでしょうか」

「……珍しいね?いいよいいよ申してみよ」

「あの、……腕枕を……」

「うん……?」

「腕枕を……していただけませんか」

「な、なんで腕枕?」

「女性の二の腕の柔らかさと乳房の柔らかさとは同じだと聞きました」

「乳房って言うのやめろ」

「それで……確かめてみたく……」

「…………二の腕だけ触っても意味ないんじゃないの?却下」

「ま、待ってください!私の計算ではこう……腕枕をしていただくと私の顔がちょうど主の乳房にジャストフィット……」

「………………いろいろ言いたいことはあるけど、とりあえず無駄なこと計算するのやめてくんない?」

「無駄とは何ですか!いくら主でも怒りますよ!」

「主はお前のキレポイントが本気でわかんねえよ」

「わかりました!二の腕がだめならせめて!せめて主の乳房に顔を埋めさせてください!」

「腕枕よりひどくなってんじゃねえか!」

「では腕枕にしますか?」

「どちらもなし!却下!なんでそんなに乳が好きなの!」

「前の主の影響ですな!!!」

「責任転嫁やめろこのスケベ!」



一期一振は無駄に顔がきれいだし真面目で聡明そうな男だけどろくなこと考えてなさそう。


16.08.03その涙のごふゑにしは持たざりきさびしの水に見し二十日月(とうらぶ)


思わず、息を止めていた。
こんな場面に出くわすことになるなんて。

いつもは弟たちが眠るのを見届けてから自室に戻り、読書や本体の手入れをして過ごすが、今宵はなんとなく気が向いて主の元へ向かったのだった。
いや……なんとなくなどではない。あわよくば彼女との距離を縮めようと、わずかばかりの下心を抱えて茶を二杯淹れた。

やめておけばよかった。

両手に持った湯呑みはすでに冷たい。
長いこと夜風に晒されていたせいだ。
私は、主の部屋の手前の廊下で立ち尽くしたまま、進むことも戻ることもできずにいる。
主が、部屋の前で月を見上げているからだ。
ただ月を見ているだけならよかった。いっそ、私の目に何も見えなければ、何食わぬ顔で月がきれいですなだの何だの言って、彼女の隣を陣取ることができたのに。
夜目がきかないはずの両目はこんなときばかりよく働いて、彼女の頬を滑るいくつもの雫を追う。
彼女のそんな顔は見たくはなかった。知りたくはなかった。どこから見たって恋する女の顔で、私以外の誰かのために涙を流す姿など。
けれど、見なかったことにもできず、ただじっと体を冷やしている。
もしも私が彼女の元へ行き、その涙を拭ったなら、彼女の心のほんの一厘ほどは私に割いていただけるだろうか。

そんなことはあり得ないと知りながら夢想して、私も湯呑みに浮かぶ月を見つめた。
私に、彼女の涙を拭う資格はない。




歌詞じっと聴いてられない幼女だからイメソン考えるのは苦手だけど、与謝野晶子大好きおばさんだからす〜〜ぐイメージ短歌したがってしまう。


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