｢沖田くんあのね！｣

｢やっさん、主は沖田くんじゃないぞ｣

｢大丈夫！沖田くんっぽいよ！自信持って、主！｣

｢えっ、それ喜ぶとこ？主はね、せめて正しい性別を認識してほしいよ｣

｢？主女の子でしょ？｣

｢あ、知ってたの｣

｢それでね沖田くん、｣

｢なんでだよ。さっき主って呼べただろ。諦めるなよ｣


沖田くんが恋しくなると誰にでも沖田くんって呼びかけるﾔﾏﾄﾉｶﾐﾔｽｻﾀﾞ(フルネーム言いにくい)

｢主命とあらばをかわいく言ってほしい｣

｢は……？｣

｢かわいく言ってほしい｣

｢……主命とあらば…｣

｢ちがう！普通じゃだめなの！｣

｢しゅ、しゅめいとあらばっ(はーと)｣

｢アッ…カワイイ！ね、それで小首傾げてくれない！？｣

｢しゅめいとあらばっ…？｣

｢カワイイ！ありがとう長谷部…癒された…｣

｢そ、そうですか……それはよかった……(困惑)｣


一日三回ぐらいのペースで無茶ぶり主命して、困惑しながら主命を果たそうとする長谷部を眺めたい。

｢ふえ〜〜ん！主様抱えるとボクの腕もげちゃうよお〜〜！｣

｢重くてごめんね！(怒)｣

｢ふええ〜〜お姫さま抱っことか〜〜ボクかよわいから無理〜〜！｣

｢乱ちゃんなんなの。さにわ怒らせたいの？｣

｢なーんてね！｣

｢わっ……｣

｢どう？お姫さま抱っこされた感想は｣

｢み、乱くんイケメンです……｣

｢でしょ？……あーんもう無理〜〜主様重た〜〜い！｣

｢乱ちゃん(怒)｣


ときめきを返せ(怒)

でもしばらくお姫さま抱っこしててくれたし、長時間抱えてても平然としてたよ。乱くんマジ男の子……。

乱ちゃんは本当は女装趣味とかではなく、自分の特徴を生かして賢く生きてるクールな男だと思います。乱ちゃんの男らしさを垣間見てドキドキしたい。

｢…………(長谷部お腹弱いのかな。腹筋すごいけど…)｣

｢主……？な、何を……｣

｢…………この腹巻き、あったかくなくない？材質的に｣

｢いえ、主……それは腹巻きでは……｣

｢そうだ！今度、腹巻き買いに行こ！あったかいの巻いた方がいいよ！｣

｢……主命とあらば…(腹巻きじゃない……)｣


長谷部のあのベルト(？)部分、腹巻きかなって思ってる……(絶対ちがう)
長谷部は買ってもらった腹巻きを律儀に巻いて出陣も遠征もこなすよ。長谷部無理しないで……

｢何度も愛してーるとー言ってたーのーに、どおおーしてえー♪抱きしめーて優ーしいー声で名前をー呼んーでー♪もいちどー♪｣

｢加州ちゃん……｣

｢なあに主｣

｢どこで覚えてきたのその歌……加州ちゃんが歌うと現実味帯びてて超こわい｣

｢えっ、これが現代日本で一番カワイイ歌なんでしょ？｣

｢えっ…？どこ情報？てかそれちょっと古いよ清光ちゃん｣

｢ええっ……全体的にめちゃくちゃ新しいよ。昔はこんな歌一つもなかったし…｣

｢昔の人の感性やめて。一気にじじくさいよ｣

｢なんでだよ！俺ピチピチだし超ヤングだしナウいでしょ！？｣

｢なんで中途半端に新しさ求めたの？いまどきそんな言葉使わないよ。死語だよ。古いよ｣

｢そんな……！古いってことはかわいくない！？かわいくないってことは愛されない！？ウワアアアア俺愛されない！？｣

｢何そのネガティブ連想ゲーム。愛してるよ｣

｢…どれぐらい？｣

｢……これぐらいかな｣

｢ちっさ！主の愛ちっさ！プッチンプリンサイズじゃんそれ！｣

｢文句ある？｣

｢文句しかない｣

｢もー、わがままだなー。じゃあこれぐらいでどう？｣

｢も、もう一声！｣

｢競りか！｣


加州清光ちゃんが昔の西野カナ歌ったら違和感ないし妙にリアルでこわい。愛してるよ…！