｢ね、ねむい……｣

｢眠いよな〜〜俺もねむい……｣

｢ねえねえ近侍さん、良いことを思いつきましたの。実行しませんこと？｣

｢なあに？おもしろいことなら乗る〜〜｣

｢書類の提出までは余裕があるし、厳しい人はみんな遠征中です｣

｢……つまり？｣

｢お昼寝しちゃおうよ｣

｢ハア〜〜〜〜？乗った｣

｢…ん？あれ？近侍さん近侍さん何してるのかしら？｣

｢寝てる｣

｢見たらわかる。そこわたしの足だけど｣

｢健気な近侍様に膝枕ぐらいしてくれてもいいでしょ？｣

｢どこが健気｣

｢毎日かわいくしてるところ｣

｢それ自分の趣味じゃん。主頼んでないよそれ｣

｢でもかわいい俺のこと好きだろ？｣

｢かわいくなくても好きだけど｣

｢じゃあいいじゃん。膝枕ぐらいサービスしてよ｣

｢えー主の足しびれるじゃん〜〜｣

｢俺からの愛だよ｣

｢受け答えが適当すぎる上にそんな愛いらない｣


刀剣乱舞のBGM眠くなりますよね

｢長谷部、お留守番お願いね｣

｢待てと言うのならいつまでも……迎えに来てくれるのであれば……｣

｢毎回思うんだけど長谷部ちょっと重いよね｣

｢重……減量いたしましょうか｣

｢そういうことじゃないんだけど……うーん、とにかく頼んだからね｣

｢はい！主命とあらば！｣

一週間後

｢今日こそ主が帰って……くる……こない……くる……こない……こ、こない……！？(ガーン！)｣←花占い

｢…………主は、もう迎えに来てくれないのかなあ……｣

｢だーれだ！｣

｢！！！！！あ、主……！？｣

｢ただいま長谷部｣

｢主！主！お待ちして、お、お待ちﾞ……しﾞてﾞ…っ｣

｢ウワアア泣かないで長谷部｣

｢しﾞゅﾞめﾞいﾞとﾞ、あﾞらﾞばﾞっ…………ンﾞ…っ｣

｢ごごごごめん長谷部我慢しなくていいよごめんね主命じゃないからね、よーしよしよし！遅くなってごめんね！｣

｢主……｣

｢ウッ……長谷部、抱きしめるならもう少し優しくしてくれないかな……｣

｢主、主……！本物の主だ……もう戻られないのかと……｣

｢偽物の主とかあるの？｣

｢遅くなるときは連絡してください……いつまでも待ちますから……｣

｢長谷部……(ハチ公を彷彿とさせる……)｣



刀剣男士は人間の肉体歴浅いので感情表現が赤ちゃん並みにストレートだとかわいい。見た目成人男性の刀が感情表現赤ちゃんだとちょっと気持ち悪い。
長谷部は割と常にドヤ…って微笑んでいるので、ぐっずぐずに泣かせてみたい。
でも、抱きしめて背中を撫でてやりたい気もする。
長谷部かわいいよ

｢主様！ただいま帰りました！｣

｢おかえり鯰尾くん。どこに抱きついてるのかな？｣

｢え、い、言わせるんですか……？恥ずかしいな……｣

｢かわいこぶってんじゃないよ。とりあえず揉むのをやめろ｣

｢そこにおっぱいがあるなら！揉まないのは！逆に失礼じゃないですか！と、俺は思います！｣

｢帰ってきてすぐ後ろから抱きついてきて顔も見せてくれない方が失礼だと思います｣

｢主様……もしかして、俺がいなくて寂しかったですか？｣

｢鯰尾くんがいないと……｣

｢俺がいないと……？｣

｢静かでよかったなあ｣

｢ええっ、普通寂しかったあ＞＜とか言ってくれる場面じゃないですか！？｣

｢そうね、ちょっとは寂しかったかもね｣

｢も〜〜素直じゃないな〜〜！特別に、俺のこと独り占めしてもいいですよ！｣

｢どうせならわたし、骨喰くんの方がいいなあ｣

｢……俺に抱きつくこの腕はなんですか｣

｢独り占めしてあげないと鯰尾くんがかわいそうかなって｣

｢ほんと素直じゃないな〜〜！｣


鯰尾と青春バカップルしたい。
鯰尾のこと、ナチュラルセクハラ少年だと思ってるとこある

｢主、じっとしててね｣

｢え、何？｣

｢すぐ終わるからね｣

｢え？え、ちょっと何してんのママン…｣

｢よしできた！鏡見てごらん｣

｢……？｣

｢どうかな？｣

｢わあ……！ママン編み込みできるの！？すごーい！かわいいー！｣

｢喜んでくれてよかった。身なりは整えておかなくちゃね｣

｢ほんとすごい……かわいい……またやってくれる？｣

｢いいよ、いつでもやってあげる｣

｢ほんと！？わーいありがとう！うれしい！｣

｢……前言撤回｣

｢え！？｣

｢僕だけに見せてくれるならいいよ｣

｢えﾞっ……は、長谷部〜〜助けて〜〜｣

｢長谷部くんは遠征だよ｣

｢そ、そんな……｣

｢お呼びですか、主｣

｢｢なんで｣｣


主命とあらば遠征中であろうとも……(遠征失敗！)
ママ忠めちゃくちゃ手先器用そう。

｢ヘイ青江たん一緒に寝ない！？｣

｢…なんで？(青江たん？？？)｣

｢クラヤミガ、コワイ｣

｢は…？｣

｢青江なら暗闇でもなんとかなりそうじゃん。お願いします一緒に寝て｣

｢え、僕もおばけ無理なんだけど…｣

｢おっ、お前ー！何のためににっかり名乗ってんだ！本気出せよ！｣

｢いや別に……僕好きでにっかり名乗ってるわけじゃないし……｣

｢なんだとー！僕が主を幽霊から守ってみせるよぐらい言ってくれてもいいと思うんだけど〜〜！｣

｢やだよ！僕だって幽霊こわいよ！｣

｢この役立たずー！｣

｢理不尽！｣


このあと結局一緒に寝た。
おばけこわい青江かわいくない？