＼ふーくーちょーう／

｢……？｣

｢土方さん見て見て！沖田さんと平助くんとおそろいにしたの！ポニーテール！｣

｢ぽにー…？よ、良かったな…？｣

｢うふふいいでしょ〜！土方さんはおそろいできないけど、土方さんも仲良しだからね！｣

｢お、おう…？｣

｢これから三人でおやつ食べに行ってきます！｣

｢気をつけろよ｣

｢はぐれないようにちゃんと手を繋いで行くから大丈夫です！行ってきます！｣

｢おう………(子供かよ)｣


小娘ちゃんが！ポニーテールにしたら！カワイイ！
ポニーテールの女の子はかわいさ八割増しだと思うんですよね…(真顔)
おそろいではしゃぐ女子高生を甘やかす成人男性二名(犯罪臭)おいしいです。
副長はお父さん代わりみたいなとこある(攻略対象)

｢……………｣

｢………｣

｢…………？｣

｢おはようございまーす｣

｢…………おきたさん…｣

｢え、な、何！？｣

｢おきたさんだー｣

｢！？う、うん…？あの、寝ぼけてる？｣

｢おきたさあん…｣

｢わ、わかった、わかったから起きて…そんなにしがみつかれると僕動けないんですけど…｣

｢………………｣

｢えﾞ！？もしかして寝た！？お、起きて！起きてー！朝ですよ！｣

｢………んー｣

｢起きて起きて！朝ごはんの時間ですよ！ね！朝ごはん！起きてー！｣

｢うるさ………！？…！？｣

｢おはようございます｣

｢な、なんで沖田さんがここに！？すけべー！｣

｢かわいくねー！今の今まで僕にしがみついてたくせに！｣

｢は！？沖田さんの妄想じゃないですか！？｣

｢失礼だな！寝ぼけてるときはあんなにかわいかったのに！｣

｢や、やだわたし何しましたか！？忘れてください！間違いました！人違いです！｣

｢しがみついて離れなかったし、しっかり名前呼んでましたよ、おきたさんって｣

｢ち、違います！えっと………おくださん、おくださんの間違いです｣

｢へえ。君におくださんって知り合いがいたなんて初耳です｣

｢…………｣

｢ねえ知ってます？寝顔と泣き顔がかわいい人って本当にかわいい人だそうですよ｣

｢何ですか急に｣

｢君の寝顔かわいかったなあと思って｣

｢！？み、見たんですか！？沖田さんのすけべー！｣

｢かわいくねー！｣

寝ぼけてると判断力くっそ鈍るよね。
いくらなんでもこういうことやらかすのは二次元だけだと思うけどね。

沖田さんがわたしを好きだと言ってくれたときの夢を見た。すっごく幸せだった。
昨日沖田さんがわたしに未来へ帰れと言った。
好きだと言ってくれたのにどうしてそんなことを言うんだろう。わたしを好きだからだと本当はわかってるけど、それなら遠い未来へなんか帰さないでほしい。
夢だとわかっていたら、幸せな夢から覚めたりしなかったのに。

貴方はおきこむで『覚めたくない夢』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://shindanmaker.com/375517

ずっと夢見てた。いつか運命の人と出会って素敵な恋をするんだって。
おとぎ話みたいに出会って、笑顔が大好きになった彼に好きだと言われるなんて夢みたい。
わたしも、沖田さんのこと大好きだから、だから、もしも夢なら絶対に覚めないで。

貴方はおきこむで『覚めたくない夢』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://shindanmaker.com/375517

｢あ、また会いましたね｣

｢ギャアアア出たアアア｣

｢えっ？｣

｢な、なんでもないですびっくりしただけです｣

｢そうですか？あの、よかったら｣

｢わ、わたし忙しいので！ごきげんよう！｣

｢あ！そっちに行っちゃだめですよ｣

｢は、離してください！｣

｢そっちの通りは人通りが少なくて危ないんですよ｣

｢そうなんですか…(来た道戻ってるつもりだった)｣

｢大通りまで送ります。｣

｢えﾞ……し、知らない人についていっちゃだめって……｣

｢知らない人？君と僕の仲じゃないですか。そんな寂しいこと言わないでください｣

｢え、や、だってわたし沖田さんのことよく知らないし…(君と僕の仲って何！？)｣

｢だったら今度、甘味屋さん行きましょうよ、ね！｣

｢どうしてそんな展開に…｣

｢嫌ですか？｣

｢(嫌です！！！)…うーーーん…考えておきます｣

｢楽しみにしてますね！｣

｢(きゅん)…！？｣


笑顔惚れてまうやろ。