Jun 10芸夢


雑賀孫市√赤

 前田をプレイしたので、つぎは雑賀さんです。OPムービーは前田と同じ。彼女らの生き様を見ていきたいです。

【戦歴】
一、手取川の戦い
 固有の科白はとくになし。しかし汎用科白もかっこいいです。ここで、雑賀が初めて最上のことを気にかけてくれました。

二、帰雲城碧落戦
 森のひとの登場場面に相変わらず笑ってしまう。この戦のあと、徳川と石田、両軍から契約の話がきていることを知らされますが、やはりな、と自分たちが頼られるであろうことを予想していて、それに自信をもっている雑賀がかっこいいです。

三、三方ヶ原断崖戦
 契約というかたちでも、それを絆と呼ぼう、という徳川。そして主君をもたないという雑賀には、それが不思議な見方であると同時に対等でいい関係でもあるのでしょう。さて、契約完了です。

四、上田城水攻戦
 師と仰ぐ人が病に臥せている、と徳川から聞いて、それは心痛む話だと雑賀は返します。雑賀も先代を亡くしているから、尊敬する人が苦しむことには敏感なのかな。また、猿飛の心を評価する科白がありますが、雑賀と猿飛の覚悟や心の強さは似ているのかもしれないですね。真田の科白は徳川に対するのみで、雑賀との応酬はとくにないのがちょっと残念でした。

五、川中島凍土戦
 前田との出会い。雑賀ルートでは彼女が攻め入ったときに惚れられるんですね。ただ、徳川がいっしょなので、自分の徳川への気を逸らすため、つまりここでも逃げの理由として雑賀を意識しているのかな、なんて考えてしまいます。それにしても最後のムービー、コミカルで好きです。「み、見え……!」って、雑賀さんパンツスタイルだから、なにも見えないですよね(笑)

間、徳川の目的について
 目的を問う雑賀に、そんなことも知らずについてきたのか! と驚く徳川がかわいい。平和な世をつくるためだと答えますが、それに対して雑賀は「なるほど。平和のため、石田が邪魔であると」なんて、なかなか意地悪な云い方をします。けれど徳川はそれを否定しないし、そんなふうに捉えられることもきっと覚悟の上なのでしょう。

六、背水防衛戦
 「安心しろ、我らはその程度の策を卑怯とは云わない」って、雑賀の余裕がかっこいいです。

七、奥州双竜戦
 片倉さんのことを、美しすぎる生き様だ、と雑賀は云います。伊達とも仲良しですね。三代目、なんて呼ぶくらいだから、伊達は先代のことや雑賀孫市になる前の彼女もよく知っていることがわかります。ところで、雑賀は伊達より背が高いのでしょうか。そんなふうに見えました。

間、石田の話
 石田を邪魔と云ったことを撤回しようとする徳川へ、雑賀は女々しいと一蹴します。徳川が本心では石田を切り捨てたいわけではないことはよくわかりますが、けれど、どう説明してもきっと云い方がすこし変わるだけで本質は変わらない。結果的に邪魔としてしまうこと、そうじゃないと云い訳しそうになること、そんな自分を徳川は好きになれないのかもしれないですね。だから、雑賀のことばは耳に痛い。

八、長谷堂城の戦い
 雑賀は、卑怯な者は好かない、とのこと。そうでなくとも最上さんは多方面の武将から嫌われるまではいかなくとも、苦手に思われていそうではあります。ここでまつも救出です。

九、小田原城再建戦
 小田原攻めの件で北条は雑賀を恨んでいるのですね。その怒りはお門違いだ、という雑賀に、八つ当たりがしたいんぢゃ! といっそ清々しく開き直るおじいちゃんが好きです。風魔との会話は、なにも云わない風魔の気持ちをいろいろ想像するのが楽しいですね。

十、関ヶ原の戦い 決戦
 開始時のムービーが反則すぎて、もうことばもない。云いたいことは雑賀さんがぜんぶ云ってくれた感じです。悲しいからす。こう、徳川の痛みを理解して見守ってくれる雑賀の存在はとても貴重な気がします。
 また、黒田に対して「お前はもっと賢く生きられるはずだ」って云うのがいいな、と、思いました。そういえば小田原攻めのときいっしょだったんですよね。
 そして終わりも、非常に無力感溢れる感じではあるのですが、その生き様を語り継ごう、という徳川への雑賀のことばはやさしさだろうなと思いました。これにて、契約は終了です。


【戦闘面】
 濃姫につぐ銃キャラ、ではありますが、蘭丸と鶴姫がまったく違ったように、雑賀は雑賀でとても面白かったです。本当、バイオハザードやFFなんかに出てきても違和感ないビジュアルしていますが、アクションも相当でした。固有技で銃が切り替わって、通常攻撃も変わるのが楽しかったです。特にマシンガンのアクションが好き。寝転がって空に打つのも、空中で回転しながら地に打つのもすごくかっこいいですよね。あとは奥義のロケットランチャーが楽しかったです。大型銃器は浪漫。

 これで長曾我部がプレイできるようになったので、つぎは彼にしようと思います。追記は雑賀さんとその周りについてもろもろと。

p.s.

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