May 03 (芸夢)
伊達政宗 √赤
小田原で雑賀と黒田が風魔たち忍と戦っているけれど、雑賀が小田原攻めの際に豊臣に雇われていたことも、黒田がこの頃から枷を嵌められていたことも知りませんでした。
肝心の伊達と石田ですが、かっこ悪い伊達さんも好きです。笑わないよ。
【戦歴】
一、恐山冥府戦
南部黄泉夜行、不死香炉とはまた違ったものなんですかね。南部さんの動きは忍者みたいだ。
この戦後の伊達主従の会話、凡庸科白もそうですが、片倉さんが前作より意見するようになったというか、さらに厳しくなって、伊達のお父さんみたいになってますね。
二、長谷堂場の戦い
伊達主従と最上の皮肉っぽい会話の応酬がいいですね。「なんだい、その凶悪な笑みは!」って科白がありますが、伊達の悪どい顔が目に浮かびます。好きです。
間、石田と毛利が同盟
「お前も石田の顔を拝むのが今から楽しみだろう?」という伊達の問いかけに片倉さんは無言。
三、川中島凍土戦
前田の「あれ、しばらく見ないうちに伊達男に磨きがかかったかい?」って科白が好きです。そして謙信さまには「そなたはかわりましたね、やや、はかなくも」なんて云われますが、伊達はそんな謙信さまが気に入らない。相当いらついていますね。
四、窪田頑固戦
処々に挟まれるぴたりと止まれないモブ兵三人の無表情さに笑ってしまう。不器用ですから。
五、上田城水攻戦
猿飛と伊達の憎まれ口の応酬がたまりません。「さすが真田の旦那、見る目がないねえ」とか、皮肉っぽい科白が大好きです。真田へ辿り着くと石田が居ますが、これはさすがに伊達さんも可哀想だなと思いました。憶えられていないの、悔しいだろうなあ。そして真田を討とうとする伊達を諌める片倉さん、かっこいいです。
間、石田と真田が同盟
以前の真田なら突っ走っていたのにらしくない、と伊達は云いますが、たしかにそうだよなと思います。そして伊達も徳川と同盟することを決め、片倉さんも珍しくそれに賛同すると、お前もらしくもない、と。叱られっ子な伊達さんかわいい。途中、伊達が小十郎、って名前を呼ぶも、なんでもねえ、ってなにか云いかけたのが気になります。
六、手取川の戦い
happyな前田夫婦かわいい。呆れる伊達さんもかわいい。最後の最上はなんだったのか。
七、三方ヶ原断崖戦
伊達とはもとより対等な気でいた徳川と、そうではなかった伊達、ということでいいのかな。「いつかアンタを追い抜いてみせる」という科白からも伊達の、徳川に対する評価が見える。また「でかくなったのは身体だけじゃねえってか」って呟く伊達に「なんだなんだ、なんて云ったんだ?」って徳川、かわいいなあ。
八、関ヶ原の戦い 決戦
島津のじっちゃんと立花さんのタッグが素敵すぎる。仲良し。それから、大谷さんと黒田。大谷さんを撃破したときの黒田の清々しそうな科白が好きです。黒田いいなあ。
伊達vs石田ですが、伊達がいつも以上に異国語多用していていろんな意味でテンション上がってるんだな、とちょっと笑ってしまいました。たぶん石田にはほとんど意味不明だろう。でも、いいですね、石田に負けてすぐの自分と、いまの石田を重ねて、気づけたかそうじゃないかのほんの違いだ、って認めるの。
しかしながら、最後、とどめ刺さないのか、とびっくりしました。あれはこの前までの自分だ、って気づいてしまったから、石田にも一度チャンスを与えてやろう、ってことなのかな。充分できた人間だ、筆頭。
余談ですが、上田での科白から関ヶ原のあと蒼紅一騎討ちがあるものとばかり思っていたのですが、ここで終わりなんですね。べつルートに期待。
【操作面】
無印・2・外伝とやってきて、伊達さんはなんとなく操作が苦手なキャラでした。固有技も豪快にふっ飛ばす系が多いので、うまくコンボ稼げなくて使うのは□ボタン連打の通常技ばかりという。3でもやっぱり下手くそなのですが、固有技をいくつも持っていけて多様化したせいか前よりいろいろ試すようになりました。かっこよく動かしてあげられなくて申し訳ない。ちなみに、両手に二爪ずつ連結させてめったぎりにするCRAZY STORMが使いやすくて好きです。
追記はおもに伊達主従に対しての感想。
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