過去logまとめ その2

どこまでも深い青に溺れて
頼むから忘れないでとは言えないまま
一秒だけきみの時間をくれないか
願いは星の数ほどあるというけれど
喉の奥から絞りだした声は
得体の知れない何かがぼくを襲った
くだらないだなんて笑わないでね
連絡も無しに何をしていたの
ノイローゼになってしまうよ
気紛れに愛しても構わないさ
ヨコハマで明日会いましょう

澄み切った空気の中僕は一人泣いていた
理解不能のエゴイズム
神様も知らない僕らの秘密
言い訳しながら首を絞めた午前二時
手紙に忍ばせたバタフライナイフ
日曜日の切り裂きジャック
楽しいパーティーの始まりさ
手遅れだと硝子の向こうを見て気付いてしまった
いくら許しを請えば解放されるのか
望まない関係に縛られた僕らの行く末は

馬鹿みたいなこと言わないで
こころとこころをつなぐには
瑠璃色の瞳があたしを誘惑するの
電話が鳴らないなんてわかってたこと
たおやかな君はいずこへ
涙腺崩壊につき洪水に注意
手を差し伸べる君の驚いた顔が最期の光景でした
たくさんの思い出は土に埋めて
意味のないやりとりはもう飽きた
たまたまそこにきみがいたから
喉が爛れるような痛み

いっそ僕を壊してくれよ
嘘だって本当は気付いてるくせに
さらば愛しき君よ
我慢できそうにない欲望
女神様が助けてくれるんだろう?
喜劇か悲劇か、それはあなた次第です。
羅針盤はもう動かない
膿にして出してしまえたら
不相応な願い事
鏡の向こうに住んでいるの
いつか交わした言葉の意味を知った

春はすぐそこにあるというのに
傘がないのでごめんなさいね
愛を紡ぐ七色の魔法
出口のない迷路に迷い込んだ模様
来年の桜はどんな風に咲くんだろうか
過去を捨てた僕は強いはず
欄干から突き落としたのは、誰?
電話越しに背中合わせ
歌えない歌姫
ノアの箱舟はそうして沈みましたとさ
根刮ぎ奪われたぼくの真心
ぼくが迎えに行くまでは寂しそうなふりをしていて
私は誰かの1番にはなれない
暗闇で握りしめたイヤホン
強くなる方法を僕は知らない

さよならの代わりにナイフ
木曜限定ヒーロー
私を攫ってくれたら許してあげるわ
薄汚れた背中に愛してるの指文字を

住み着いた悪夢
夜の水面に吸い込まれ
100の嘘と1の涙
見かけ倒しの小さな世界
嘘吐きは今日も夢を見る
あなたのぬくもりが思い出せなくなってしまったよ
ねえ、きみの声を聞かせて?

ぶん殴られた神様にキス
あなたを呪ったぶんだけ私も傷を負うの
一線を越えた向こうは煌びやかな世界
僕が生きる道とは
願い事が叶わなかった夜に

何十回もの命乞いの末僕は死にました
色眼鏡と殺人鬼
涙に濡れた扇情的な瞳
ぬるま湯に浸かる行き遅れた女
僕の愛は血の色だよ
薬指と小指の仁義なき闘い
掴んでも触れない霞みたいななにか
泣きたいと言えば泣けば?と言う優しさ
サヨウナラに込めた淡い想い
どうすれば君にまたねって言えるだろう

星が瞬く夜の間に
きみがくれた10のこと。

欲深い愛の果て
膝を抱えて泣いた夜
現状に嘆くだけの僕
そうやってきみはいつもみたいに悲しそうに笑う

落下までのカウントダウン
 例えばその横顔だとか、
 ふと掠める石けんの香り
 たゆたう視線の先には
 情緒はコントロール不可能
(恋は落ちるものと言うでしょう?)

勢いよく溺死
月が綺麗なんて嘘
ただの愛じゃ足りない
コンマ1秒が命取り
抱え込んだ膝とキス
チヨコレヰトと血の雫
あぶくが1つ消えたなら
今日もさよならが言えなくて
泡沫に溶けし恋の色

降りしきる雨は依然として冷たく、
吐き出した思いの丈の行く先
服の皴が消えるまで
愛だの恋だの言う前に
恋する菌培養中
鮮烈な明日を待て
檸檬色の恋情
甘酸っぱいだけが恋じゃない
愛しさに一握りの憎しみを添えて
有り余る煩悩
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