そうやってきみはいつもみたいに悲しそうに笑う

愛なんて、と笑う彼(彼女)の瞳はなぜだかひどく淋しそうだった
その頬にうっすらと残る涙の跡に僕はただただ気付かないふりをして目を逸らした
簡単に好きだとか愛してるだとか言えるラブソングが今だけはすごく羨ましく感じているの
向けられた鈍く光る銀色のそれが表しているのは憎悪ではなく、欲深い愛だと思ってしまった時点で僕の負けなのかもしれない。
最期の晩餐にとびっきり甘くて苦いケーキはいかかでしょうか?
さよならのお返しにあなたの首に指を添わせた私は狂っているのでしょうか
手をつないで2人漆黒の深淵に堕ちていきましょう
苦悩に満ちたあなたのその顔が私の胸をひどく熱くさせるの
私のこと大好きだなんて言うなら、今ここで自身に手を掛けるぐらい簡単なことでしょう?
目から溢れるこの透明な液体に、喪失感を覚えたのは勘違いではないようだ。
(どこかで道を間違えたのかもしれない、だなんて今更すぎるわ)

あなたと同じ目線でいたくて、背伸びして飲んだブラックコーヒーはほろ苦かった
今君がいてくれればこの現状も少しは変わるだろうけれど、でも君はいなくなってしまったからひとりきりの夜は寂しくて寒くて、とにかく凍えてしまいそうだ
変わっていくあなたが全くの別人に見えてしまって、どうしようもなかった
君の部屋の隅に投げ捨てられた何かを拾い上げてみるとそれは愛でした
行き止まりなんてないよ、飛び越えればいいだけのはなし。
感情を抑えきれなくてギターをかき鳴らしたけど、音は合ってないし弦も切れてしまった。
うまくいかない現実なんて放り出して今すぐきみにあいたい
僕にこんな運命を背負わせるなんて、神様はとても理不尽だよ
毎朝目が覚めるたびに、隣のぬくもりを感じられないことに寂しさを覚えるんだ

好きとか愛してるとかよくわからないけれど、とりあえずあなたのことは殺して食べちゃいたいくらいには思ってるつもり。
黒いとんがり帽をかぶれば見える世界はがらりと変わるのよ、知らなかった?
もしもきみとぼくが結ばれる運命にあったならば、神様はきっとこんな苦難を与えなかったはずさ (つまり、もうおしまいってこと)
たらればを何度口にしたところで現実は一つも変わらないのだから
いつか君と歩いた砂利道がアスファルトになった頃には君を僕の大切な人だと伝えられるようになるから
僕だって心の底からきみを想っているというのに、きみはあいつが太陽で僕が北風だと思ってるんだろうね
ねえエリス、きっと君は僕の為に踊ってはくれないんだろう? なら僕を捨ててくれよ。
私のこと好きっていうなら私の本音くらいわかるでしょ? ほら早く言ってみなさいよ
今すぐあたしのこと好きってキスして、しゃないとあたしあなたのこと殺しちゃうかもしれない
例えば君が握る不気味な写真も、君が怯えている帰り道の足音も全部僕の仕業だなんて言ったらどうする?

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