色々書き溜めとく所。
更新履歴にはのせない予定。
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▼ ギン→乱
ただ笑ってる君がみたい。 それだけの事。
(あんたいったい、何がしたいの)
心に突き刺さる、彼女の。 声に為らなかった、叫び。
▼ 藍ギン→乱
世界を手に入れ様とし、またそれが叶うに足り過ぎる程の力を持つ王様に僕は嘯いた。
「死ぬんが、恐い」
「消えて終うんが、恐ろしい」
すると王様は僕の頭に手の平を乗せ、心配は要らないよ、とまるで善人みたいに微笑んだ。
それでも、本当に恐いのは。
(君を守れずに死んで消えて終うこと)
▼ 藍ギン→乱
世界を手に入れ様とし、またそれが叶うに足り過ぎる程の力を持つ王に僕は嘯いた。
「死ぬんが、恐い」
「消えて終うんが、恐ろしい」
すると王様は僕の頭に手の平を乗せ、心配は要らないよ、とまるで善人みたいに微笑んだ。
それでも、本当に恐いのは。
(君を守れずに死んで消えて終うこと)
▼ 藍ギン
あ、と思った時には遅かった。 目線を反らせない儘に、距離を取って向かいあう。 藍染が笑う。 あれは王の目だ。 支配することに慣れた、冷たい瞳。
もう逃げられはしないのだと思った。
▼ 藍ギン
「死、とは何なのだろうね。現世で死んでも、僕らはこうして此処で生きている。そして、此処でも死と謂うものは存在しているんだ。」
眼鏡の奥に薄ら暗い光を湛えた男は、ボクの首を絞めながら感慨深げに呟いた。
▼ ギン乱
ああ、彼女が泣いている。 腕をあげて、拭わなくては。 手の平で、涙を受け止めなくては。
そこで、僕は気付くんだ。 彼女を守るための右腕などもう存在し得ないということに。
見上げた空は何処までも青くて、僕の太陽だけが惟嗚咽を漏らしていた。
(神様は、酷く残酷なことをなさったのです)
▼ ギン乱
僕さえおとなしゅうしとればええ。 彼女のことなんぞ、知らんゆうとけばええんや。
(それが最良なんだと信じた)
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