色々書き溜めとく所。
更新履歴にはのせない予定。
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//未満
//漂白
//
▼ ..
私を、
抱いてください抱いていてください
(あなたの膝の一つ目の猫が恐ろしい)
▼ 海
海の様な愛をあげよう
(そうして貴方は溺れ死ぬのね)
▼
ぞくり、と肌を撫でたのは不快感。
▼ 血
悍ましい程の愛の塊を
経血の代わりに吐き出した
▼ ぐっばい、ワールド
世界の終わりにはきっと
背骨が軋む様な音がするはず
多分それは、
世界が投身自殺をした時の声
強かにその身を打ち付ける色
誰にも聞こえない反動
そうして世界は沢山を抱えた侭
(一人死に絶えるの、)
▼ スピカチルドレン
何も喰らうことはない
ただただ、生くる為に息をする
(ああどうか乙女座のスピカよ)
▼ ハレーション
どうかどうか
永遠を夢見て死に絶えて
(例えこの腕に掴んだのが だとしても)
▼ うそ
愛しているなどと
容易に嘯くものではないと
どの唇がほざくのか
(あなたでは無いことを祈ろう)
▼ 君を思うよ
貴様よりは生きてやろうと、彼奴は痛い程の月明かりの下言っていた。格別意味は無いとは思ったが何故と問うてやれば、彼奴は何と答えたのだったか。耳杯に酒を注ぐのも面倒になり尊から直接に煽った。ごくり、喉がなる。ああそうだ。彼奴は酒で朱に染まった顔で、骨を拾うためだとほざいたのだった。骨の一本一片さえも俺の物だと、よくもまあ言えたものだ。俺はそれになんと答えたのだったか。否、答え無かったのか。尊から唇を離す。阿呆めが。貴様が先に死んでどうする。俺は別に貴様の骨など拾う気も無かったし、拾いもしなかったが、一人では酒も不味い。大地の下で合ったら文句でも垂れてやろう、と月を見上げた。
▼ 蛇
何処までもなめらかに。 或は果てしなくしなやかに。 大地を這い擦り廻る彼等は他の何者も知らぬ全てを知っている。
(永遠を生きる、夜を生きる)
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