火野

文藝屋「翆」参加年月日:2011/07/20

天秤座、O型。主に小説を書く。尊敬している小説家は米澤穂信氏。(旧ペンネーム:日比野)
関連:あかりがまぶしい(創作サイト)
追いかけられない
短編

◆あらすじ:
"ずっと、心の温度を下げることばかり考えてきた。いつかこの気持ちが、小ぢんまりと固まってくれたらそれで良かった――"
黒板を消すときは、少しだけ背伸びが必要な主人公:佳代は、クラスでも地味な副級長。趣味は、教室の黒板を綺麗に消すこと。
大阪からやってきた馴れ馴れしい転入生の意外な優しさに、一度背伸びした心は痛々しく反応した。
◆一言:
15の時に執筆し、小さいながらも初めて賞をいただいた思い入れのある作品です。少し設定に手を加えましたが、切ない気持ちが当時なりにかけていると思います。

母子手帳

◆一言:
17の時、実際に母子手帳を手にした時に感じた思いを綴った詩です。

天女
短編

◆あらすじ:
銀盤の上を舞うのは、瑠璃色の蝶。青い日々に残して来た思い出を追いかけて、彼女は飛行機に乗った。
◆一言:
お久しぶりです。リハビリ作品です。冬企画と選んだ短歌から、フィギュアスケートという着想に至りました。

すべては覚めない夢の中で
連載

◆あらすじ:
 「全部嘘だったらな、なんてこと、あるよね」
 大学一年生、春。入学式の待合室で偶然隣になった女に突然こんなことを言われた。それからも彼女とは不思議な縁で関わり続けることになる。(完結)
◆一言:
 素直でいることの難しさと自分の感情の矛盾に悩む等身大の人物を、自分の持てる限りの力を注ぎ込んでいこうと思って書き始めました。連載終了までどうぞ末永く見守ってあげてください。

僕らはシンデレラ
連載

◆あらすじ:
 高校生活最後の文化祭を前に、劇の制作に励むクラスがあった。[脚本家][王子][魔法使い]を取り巻く様々な心境の中で練習が進んで行く。(完結)
◆一言:
 実話を元にしたフィクション、とだけ言っておきます。友人のリクエストから生まれました。週末更新にするのでぜひ読んでください。

第1作  命の煌めき
若き花火師シリーズ

◆あらすじ:
 音や火や彩りよりも、その大きさに魅せられた。命は花火よりも儚くて、花火よりも輝かしいと思った。
◆一言:
 地元の大花火大会をモチーフにした作品です。

第2作 東京タワー
若き花火師シリーズ

◆あらすじ:
都会の花火大会を視察に来た俺とコサカさん。仕事に対する展望希望にモヤモヤ
とした思いを抱いている俺に、コサカさんがかけてくれる言葉の数々。
◆一言:
遠くからしか眺めたことのない東京タワーに思いを馳せて田舎者が書いた文章で
す。ご了承ください。

第1作 『恋人』と『仲良し』と『好き』
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 君の隣にいるのに、僕は君の『特別』じゃない。君の背中を見つめ続けながら、電車は無情にも走り出す。
◆一言:
 冬仕様の甘いお話を書いてみました。(シリーズ化に伴って、少し改稿しました)

第2作 題名のない夜
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 日付の変わったころ、彼女からの電話が鳴った。それを合図に僕たちは夜の学生街の中自転車を走らせる。
◆一言:
 よみきり作品がシリーズへの一歩を踏み出す瞬間を久しぶりに味わいました。恋と音楽をテーマに、歌のような作品をお届けできたらと思います。

第3作 五線譜と糸
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 彼女の声に寄り添うメロディーを、寄り添う彼女の隣で。彼女との不思議な距離感に悩みつつも、僕はただ音を紡いでいく。
◆一言:
 想いと糸が繋がったとき、お話がスムーズに進みだした感触がありました。
 作曲に関する手法、知識を快く、また惜しみなく教授してくれた友人にこの場を借りて敬意と感謝の意を表します。

1st ADVENTURE
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 君に背中を押されて踏み出した、冒険の始まり。
◆一言:
 君僕リサイタルシリーズの主人公を意識して歌詞を書いていたら、歌詞集が出来ました。これからも沢山書いていけたらと思います。

第4作 離れていてもキスができるよう
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 "愛じゃないもので愛を越えるもの"を僕に求めてきた彼女。その本心が分からないまま、しかし僕はその要望に応える曲を作る。変わらない時を過ごしながら、少しずつ二人の関係は変容していく。
◆一言:
 主人公の、彼女に対する思いの変化が上手く伝わっていればいいなと思います。

第5作 十三分(せつな)
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 僕たちの歌がついに大勢の前で歌われる。僕たちの歌が僕たちだけのものではなくなるその瞬間、僕があなたに求めることが分かった気がするんだ。
◆一言:
 ついに二人の歌が学園祭で歌われることとなります。いつもより少し長めのお話になりました。

2nd OTONARI
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
 君の隣で、音が鳴る。
◆一言:
 君僕リサイタルシリーズ2ndアルバム的ななにか。気に入っていただけるような言葉が少しでもあればと思います。

最終作 Nameless Song
君僕リサイタルシリーズ

◆あらすじ:
今年も冬がやってきた。去年と同じようで、全く違う冬。音の歪んだ息苦しい冬。
「僕は君の恋人じゃない。君の恋人の代わりでもない」
彼女の瞳から溢れる涙と、渡されたチョコレートの真意とは。
◆一言:
君僕リサイタルシリーズ最終話です。二人の関係の結末を、どうぞお見逃しなく。
本シリーズを最後までお読みいただいた方、応援ありがとうございました。

第1作 名前を呼んで
物理学シリーズ

◆あらすじ:
 心に傷を持った二人が「万有引力」によって互いに惹かれ合う。「数学ガール」に影響された筆者が書く初めてのシリーズ。
◆一言:
 この作品は一年半くらい前に生まれました。登場人物に対する愛情を深めた第一作目です。今まで発表してきた作品に改良を加えてあります。読んだことのある方も、もう一度目を通して、その違いを味わってみてください。

第2作 確かな円運動が二人を繋ぐ
物理学シリーズ

◆あらすじ:
 ある日柚希が言った。「円運動に中心方向の力が働いていることについて」――。本当の発見とは何か。理解するとは何か。ちょっぴりセンシティブでちょっぴり物理学なシリーズ第二弾。
◆一言:
 少し物理学テイストが多めの今作品は、話の流れだけ追ってもちゃんと話になるように書いてあります。ご安心ください。

第3作 分からない恋
物理学シリーズ

◆あらすじ:
 主人公駒浦小径は高校二年生。その性格故についたあだ名は「情報屋」。不思議な過去を持つ同級生四ノ倉柚希についての情報を集めるべく動き出すが……。
 シリーズ@Aを網羅するアナザーストーリーとして展開。物語後半の紺崎望道の独白にも注目の作品。
◆一言:
 このシリーズの一つの集大成となった作品です。何か読者の皆さんに伝わるものがあればいいなと思います。

第4作 自分という終着駅
物理学シリーズ

◆あらすじ:
 高校三年生、夏。紺崎望道らは、四ノ倉柚希の誕生日を祝う旅行に出た。そこで紺崎は、駒浦小径の幼なじみ、仁岡みゆきから駒浦の意外な過去を聞く。
 あたたか・ほろ苦テイストの物理学シリーズ最長・(たぶん)最終編。
◆一言:
 お待たせしました、物理学シリーズ最新作です。今回は思い切って学校を飛び出しました。旅の雰囲気を一緒に楽しんでもらえればいいなと思います。

第5作 可視光線では見えない
物理学シリーズ

◆あらすじ:
 四ノ倉柚希が体調不良になって、主人公紺崎望道のもとにある人物がやってきた……。
 紺崎と駒浦の思いが真っ直ぐにぶつかるシーンは必見。
◆一言:
 なんだかんだ言っておきながら物理学シリーズが復活しました。楽しみにしていてくれた読者の皆さんに感謝致します。

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