ただいまです♪Ю―(^▽^o) ♪
2013.05.20.Monday
ついさっきバイトから帰ってきました!!
長編をちょこちょこ書いてるんですが少し暴力表現が( ̄▽ ̄;)
殴り合いのケンカなんですがそこまで酷くないから大丈夫なはず!!
ネタバレはしたくないんで細かいことは言えないですがねー(-""-;)
追記からセトマリです(*´∀`*)
*ちょっと長め
「はあぁ…」
ため息をつくと幸せが逃げていく、とかよく言うけどため息をつかずにはいられない。
「マリィィィ…」
最近、マリーに避けられてる気がしてならない。
目が合うとすぐにそらされるし、話しかけてもよそよそしいし。
正直、胸がはりちぎれそうなぐらい辛い。
そんな俺の姿を見て二人の幼馴染みは呆れたように苦笑して、アイドルの子とその兄の人にはついにリア充爆発したか…ふははは、とゲームのラスボスのように高らかに笑い、電子の美少女には女の子には色々あるんですよ、と慰められた後すぐにいなくなってしまった。
最近入団した二人がいるが小学生の男の子と記憶喪失の青年に相談するのも気が引けてしまったため言わなかった。
結局、俺の相談に乗ってくれる人はこの団の中にはいないのだろうか。
「うぅ…」
ヤバい…、視界が涙のせいでぼやけ始めた。
大の男が一人の女の子に構ってもらえないだけで泣くなんていくらなんでも恥ずかしすぎる。
「…なんで泣いてるの、セト。どこか痛いの…?」
マリーが心配そうな表情で俺のツナギを引っ張る。
「ま、マリー!!!!!」
マリーの小さな体が折れない程度にぎゅっと抱き締めた。
懐かしいこの感触につい頬が緩む。
リアルで変態っぽいよ、ロリコン?とかカノがニヤニヤと笑いながら俺を挑発してくるが俺はそれを無視した。
「く、苦しいよ…セト、どうしたの…」
少し力を緩めてやればマリーが顔を真っ赤にしてぷはぁ、と息を整えた。
「最近、マリーが構ってくれないから…つい…」
そう言えばマリーは困ったように俺の頭を撫でた。
「どうして避けたりしたんすか…俺、すごく寂しかったっす…」
もっと甘えるように頭をマリーの体に擦り付けた。
「そ、それはね…その…親離れしないといけないってキドとエネに言われたの」
マリーのその言葉を聞いて一瞬時が止まった気がした。
マリーには“親”としてしか見てもらっていなかったのか。
そうだとしたら凄くショックだ。
「あとね、セトのこと恋愛の意味での好きか分からないって言ったらエネが離れてから見えるものもあるって言われたからね、セトを避けてたの…」
それは期待してもいいのだろうか。
まぁ、ともあれマリーが俺を避けていたのが嫌ったという理由じゃなかったことが分かっただけ良しとしよう。
――願わくは恋でありますように――
(ごめんね、セトは寂しがり屋さんだったもんね…)
(マリー、それもそうだけど俺がマリーのことが好きだからっすよ)
(えっ?)
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