頑張らなきゃな(´・ω・`)
2013.05.18.Saturday
長編書いてます!!
そういえば、キドさんはお嬢様だったらしいみたいな情報を聞いてわっほーい、ってなってました(* ̄ー ̄)
アヤノの幸福理論のキドさんに伸びていた手は執事さんなのか…。
今さらその事実を知りました笑
さて!
追記にてセトマリとヒビヒヨ小ネタ
(安定のセトマリ)
私はよく転んでしまう。
今日はハーブティーをメカクシ団の皆に振る舞おうと運んでいた。
セトがいるときは一緒に運んでくれるけど生憎セトは花屋さんのバイトでいない。
「みんなー、ハーブティーを淹れてきたよー!!」
何もないところで転んでしまった。
「わわっ!!」
メカクシ団のみんなが危ない!!と駆け寄るが見事に熱い湯がかかってしまった。
私はというと痛みに耐えようと目をぎゅっと瞑った。
しかし痛みはなく誰かの腕で支えられた。
「ふぇ!?」
後ろを振り返れば、息を切らしている私服姿のセトがいた。
「こういう時はオレに頼るようにと言ったはずっす!!」
「ご、ごめんなさい」
セトに怒られて涙が零れそうになる。
「マリー、もういいんすよ!!怒ってごめんなさいっす」
セトにぎゅっと抱き締められ自然と笑顔になる。
一方メカクシ団の皆のもっと早く帰ってこいよ!!という、言葉は二人に届かず、完全に二人の世界に入って二人で大好きとか言い合っている。
シンタローが何やら安定のセトマリとか何とか呟いていた。
(ヒビヒヨでオサナナブルーの中学生編)
「あ…」
友達と移動教室のため廊下を歩いていると向かって歩いてくる見慣れた人を見て小さく声を出してしまった。
「ヒビヤ、聞いてんのかよー」
「聞いてるってば」
学ランを少し着崩して友達と歩いていた。
ヒビヤは私のことにまだ気づいてない。
ヒビヤとは中学に入ってから1年から3年までクラスが別れてしまい、それ以来、部活が違うということもあってか一緒に登下校することも話す機会も全く無くなってしまった。
なんとなく気まずさを感じて視線をヒビヤから友達に向けて仲良く話しているフリをする。
すれ違ってもヒビヤは私に気づかなかったのか声をかけなかった。
「ヒヨリちゃん?」
「…あ、ゴメン」
つい、足が止まりヒビヤの背中を見つめていた。
「ヒヨリちゃんってヒビヤのことが好きなの?」
「ううん、小学生のとき仲良かったから気になっちゃって」
「そうなんだ。でも、カッコいいよね!!」
友達の質問に適当に答えながらヒビヤのことを考えていた。
ヒビヤは中学生になってから急激に身長が伸びて今では女子からの大きな人気を誇ってる。
「(ヒビヤのくせに…生意気)」
ヒビヤのことがムカつく。
ヒビヤのあの冷めたような表情もムカつく。
私を見つけても話しかけてこないのがムカつく。
だって私、寂しい。
いつも私の隣にはヒビヤがいたから。
放課後になり部活に行こうと渡り体育館に向かおうと渡り廊下を通ると体育館裏で告白現場みたいなものを見てしまった。
学年で男子からの人気を誇る可愛らしい女子からヒビヤは告白されていた。
それを見て複雑な気持ちになり、とっさにその場から逃げた。
「……ッ!!」
胸が痛い。
頭が痛い。
目の奥が熱い。
「な、に…これ…」
知らない。
私はこんな気持ち知らない。
次の日、廊下でまたヒビヤを見つけた。
気づいてないフリをしようと視線を下に向けて…すれ違ったと思いきや、いきなりヒビヤに腕を掴まれた。
「え、ヒビヤ…?」
心臓がドクン、と鳴る。
「あ、ゴメン…」
ヒビヤは少し赤くなりながら謝っても私の腕を離さなかった。
「昨日の放課後、見てた?」
ヒビヤの突然の言葉にドキッとする。
「う、うん」
嘘を言える雰囲気ではなかった。
「そっか。あのさ、ヒヨリ…僕のこと避けてる?」
「はあ、避けてるのはヒビヤの方じゃないの!?」
カチンときて、つい怒鳴りつけてしまった。
「え、僕はそんなつもりじゃなかったんだけど…」
ヒビヤが少しビクッとする。
「ヒビヤが話しかけてこないから!!」
「ヒヨリが目を合わそうとしないからじゃん。誰だって避けられてると思うよ、あのヒヨリの行動は」
ヒビヤが少しムッとしながら珍しく私に言い返す。
そして、少し間が空いて二人で笑った。
「なんか久しぶり、ヒビヤとこうやって話すの」
そう言えばヒビヤが嬉しそうに笑った。
***
ヒビヒヨで長編書きたい…
オサナナブルーはシンアヤでもいける気が…
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