消しゴム生地に鉄粉を練り込んで消しかすを磁石で吸着する
磁ケシRE031がまたまた進化、こんどはケースつき、詰め替え式となりました。2021年10月発売、日本製。店頭購入。
塩ビ。ベルマークつき、
替消しゴムRE045-150。
500円(税込550円)、替え消しゴムさえ150円(165円)と、小学生向けにしては高価な消しゴムですが、磁石を使い捨てない方式に改められました。
†紙はコクヨキャンパス
‡消しゴムのカドがとれてから行いました
画像の上1行めは、書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返したもの。
左から
ぺんてるAinシュタイン0.2/HB、
パイロット ネオックスG 0.9/2B、
三菱ナノダイヤえんぴつ2B、
三菱ナノダイヤ0.9HB◆消字力:良好
消しかす:多少まとまる
消耗:遅い
消し心地:軽いながら、やや消字抵抗あり
折れにくさ:折れるかもしれない、ただし実際に折れたことはない
下側の蓋(消しクズキャップ)を外し、底面で消しクズを吸着、そのまま消しクズキャップを取りつけると、消しクズがキャップ内に落ちます。
底面に仕込まれたネオジム磁石の大きさは磁ケシRE031と同じくらい。
その内蔵磁石が、側面の黒い部品(スライドパーツ)と連動、上下動します。
下側の消しクズキャップを外すと、黒部品もつられて下がり、
消しクズキャップを取りつけると、黒部品が押し上げられ、内蔵磁石を消しクズから離します。
結果、キャップ内に消しクズが溜められていきます。
夏になると塩ビの消しクズがプラスティックを溶かすかもしれないので、適宜捨てましょう。
相変わらず細かな消しかすが紙面に残る小さな欠点があります。
上下ともにキャップを反対側に取りつけられず、紛失に注意。
消しゴムは詰め替え式。2/3が露出、1/3がケースに差し込まれ、しばらく使っていると、その境目が見え始めます。
持ち方によっては消しゴムがたわんで折れそうになるため(画像上)、消すときは、たわみにくい方向(画像下)で紙面にあてるか、ケースではなく消しゴムを握りましょう。
◆替え消しゴムRE045-150、10mm×20.3×30、1コ入り、日本製
ベルマークなし、消耗品にこそ付けるべき。
消しゴム自体は磁石ではありません。
詰め替え式なのはとても良いことなんですけど、消しゴムをギリギリまで使うとケースから取り出せなくなると予想できます。
シヤチハタ アートラインブロックス スティック消しゴムKTX-ERのように、針を刺せる切り欠きを加えるか、ケースに埋まった消しゴムをほじくるため千枚通しなどを用意しておきましょう。
GIGAスクール構想により学童にタブレット端末を支給し始めているので、磁石の取り扱いに注意。
ネオジム磁石をプラスティックケースで覆ってしまったのは、電子機器への悪影響を避けるためでしょうか。
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