折りたためるバインダー/ファイルノート、コンパックノート二回め。
ペン差しリーフを自作します。
また筆記具を複数本取り付けます。
先に付属ペン差し。
太さφ15mmくらいまでのペンが入ります。
パイロット フィードホワイトライン最大径16.4mmは入りませんが、
OHTOアメリカンテイストφ13.6や
ファーバーカステル エモーションφ14.7、
トンボ エアプレスφ13.5が入ります。もちろん
ゼブラ クリップオンマルチφ14や三菱ジェットストリーム4&1も入ります。
本品の難点は
第一回で指摘したように、そのページ数に比して厚いことです。
他のバインダーノートと同じく、ルーズリーフのみを携え、どこか机がある場所で書いたほうが軽便なんです。
であるから、本品は机が無い場所、車上とか膝の上とかで書くことに適しています。
であるなら、共にペンも携えられないと書けません。
そして、どうせ厚くなるなら、その間隙にペンを挟めば、鞄から取り出す際、表紙からはみ出たペンが引っかかったりしないでしょう。
ペン差しリーフは厚紙から切り出して試作しました。通販で使われている厚紙封筒を再利用。
ペン軸径によりますが、さらに厚くなり、また表紙を開かなければペンを取り出せません。
代わりにペンが外側にはみ出さず、表紙展開さえすればペンを容易に抜き差しできます。
クリップが留まる位置を下げたのは
アクロボールホワイトラインに合わせたため、また太軸用なのはジェットストリーム4&1兼用のため。
その二製品よりもっと細いペン軸なら、PP製内表紙にペンを差すだけで、ペン差しリーフを自作することなく、しかも二本取り付けられます。
画像は
ステッドラー925 25-20と
トンボ モノゼロメタル。
こんなふうに、PP製内表紙の中央寄りに差します。
画像の二本は
ロットリング ラピッドと
ゼブラM301。
モノゼロメタルやSEEDスレンディプラスは薄いので、中央から外れた位置にも差せます。
北星大人の鉛筆クリップ付きと
カランダッシュ フィクスペンシル22。
各画像に見える小さなルーズリーフは
マルマン ルーズリーフミニ。
机が無い場所で書くのに適しているとはいえ、また四象限マトリクスやマインドマップでは紙が今も有利な気がするとはいえ、いまどきは電子ガジェットにメモることが多数派なので、やはり本品の需要は低いと予想するんですが、それでも商品化するところを賞賛したく思います。