トンボ鉛筆エアプレスオレンジBC-AP54
エアプレス フルブラック BC-AP12
tombow airpress:Amazon検索
BR-SF33替芯 細字 黒インク 5セット
トンボ鉛筆 油性ボールペン替芯0.7mm細字(インク色:赤)BR-SF25 5本
オキナ耐水メモ帳Aランク
マーケットプレイス品
エアプレスの名の通り、圧縮空気でインクを前へ押し出す加圧式油性ボールペン。日本製。
加圧式ながら
替芯は従来品を使用、代わりに
加圧室を内蔵し、大型の
ワイヤクリップを具え、ゴムコーティングされた
太軸は手袋越しにも掴みやすく、野外使用にも適します。
- 加圧室は横隔膜のような仕組みで、軸中央の透明窓からその様子が窺えます。
ピストンを兼ねるノックボタンを押すと、替芯繰出しと加圧室圧縮が同時に行われ、圧縮された空気が替芯内のインクを前方へ押し出し、逆流を防ぎます。
油性ボールペンはペン先を上向きにしたりペン軸と地面を平行にした水平筆記をすると、重力によりインクが後方へ逆流、インクが新しくても残っていても書けなくなるのです。
同様の問題は無重力環境でも起こり、NASA向けにフィッシャー社が加圧式ボールペンを開発したことはよく知られています。 - 替芯はφ2.9×58mm、直線筆記距離500m、字幅はF (0.7mm)、もとは同社リポーター4コンパクト用に開発されたBR-SF替芯です。
フィッシャーの加圧式ボールペンは、替芯内に圧縮窒素ガスを封入し、インク漏れを防ぐため特殊なインクを用いています。
対するエアプレスは軸側に加圧装置を設け、ノック時のみ圧縮空気を送り込むため簡素な替芯を使うことができ、副次効果として書き味が向上、滑らかに軽く、濡れた紙面にももちろん耐水紙にも書けます。 - φ13.5×122mm(ノック時119mm)
ノックボタン付近には紐通しがありますが小さく、適合するリングや紐がなかなかありません。 - トーションスプリングクリップでメモ帳ごと挟めます。
冷凍庫に3時間入れて冷やすと、書き出し始めの10文字が掠れたため、寒冷地では胸ポケットに入れるなどして温めておく必要があります。
※その後、再度冷凍庫に入れたところ書き出し擦れはわずか。
替芯を新品にして再実験すると24文字擦れたことから、低温では新品を避け、ある程度使い古したものがいいようです。
裏のバーコードを剥がし、矢印部分を引き上げて開封します。トンボは包装が面白いですね。
マイナーな替芯を除けば別段の欠点無く優れた機構を持つものの、ボールペンが書けなくなったら新しい百円ボールペンを買う、という消費社会で本品が成功するのか興味あるところです。