三菱鉛筆ﾊﾟﾜｰﾀﾝｸｽﾏｰﾄ0.7mmｲｴﾛｰ軸 黒ｲﾝｸ

三菱鉛筆ﾊﾟﾜｰﾀﾝｸｽﾏｰﾄ0.5mm黄軸 黒ｲﾝｸ

パワータンク;Amazon検索
三菱鉛筆油性ﾎﾞｰﾙﾍﾟﾝ替芯SNP-7 0.7mm黒10ｾｯﾄ
三菱鉛筆ﾎﾞｰﾙﾍﾟﾝ用替芯SNP-5黒10本入
ﾏｰｹｯﾄﾌﾟﾚｲｽ品

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　替芯内に圧縮空気を封入してインクを加圧した油性ボールペン"パワータンク"に、タウンユースを想定したスマートシリーズが加わりました。

エントリーモデルと金属製ハイグレードモデルがあり、これは樹脂製エントリーモデル。日本製?
　軸はクセのない形状で扱いやすく、口金や前軸は別部品のように見えるけれど一体成形品。
軸表面のラベルは容易に剥がせます。
3本の滑り止め溝はもう少し幅広のほうがいいかな。
クリップは固定で樹脂製。
服のポケットに挿すにはいいけれど、用箋挟みや鞄に取り付けるにはムリがあります。
クリップの耐久性はパワータンクスタンダードSN-200PTより向上したと思われますが、厚いものを挟めなくなってしまいました。
　クリップ基部を回して外し、替芯交換。
軸とクリップはSN-200PTと互換。ノックボタンは共用部品。


　替芯SNP-7は大きく長くφ7.9×102mm、これだけでも書けるくらい。ペン先の滑りすぎを抑える「スパイクボール」採用。たぶん炭化タングステン鋼製多孔質ボールのことだと思います。
筆記距離0.7mm:880m、1.0mm:600m。

　雪に埋めたり冷凍庫に3時間入れたりすると、雪を噛んだり部品が凍りついたりしてノック不良が起きますが、書き出しはわずかに擦れるのみ。

　紙面が水に濡れても(左画像)筆記可能。しかし濡れた耐水紙(右画像)ではインクの定着性が落ち、紙面を拭くと筆跡が薄くなり消えることもあります。水中筆記ではなぜか向上するものの筆跡が少しぼやけます。
トンボエアプレスは筆跡鮮明なので、耐水紙と併用するならあちらですね。
しかしエアプレス用BR-SF芯には耐光性と耐アルコール性がありません。
耐ガソリン性は、ちょっと浸しただけですがどのインクも無問題。灯油に対しても同様でした。

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　ボールペンのインクはおもに重力によって下へ「落ちて」おり、ペン先を上向きにして書き続けるとインクが逆流して書けなくなります。
机上ではインクが重力に逆らうこともありませんが、野外活動や立ち仕事が多い場合はその限りではありません。
壁にメモをあてて書く場合(水平筆記)でもインク逆流するからです。

　同様の問題は無重力空間でも発生するため、フィッシャー社はNASAのために加圧式ボールペンを1968年に開発、米ソ双方で使われました。
2001年に登場したパワータンクはフィッシャーと同じく金属芯でしたが、のちに三菱鉛筆はこの機能を多層構造による樹脂外装芯に詰めこんだスタンダードモデルを200円+税で発売。替芯だけなら100円+税で加圧式最安値となったのでした。
　野外向けとしては不足気味なペン軸にもかかわらず、パワータンクは廉くて失くしても惜しくないので気兼ねなく使える、なんて言われていますね。

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2016年？クツワが再発売していた。
標準小売価格390円税別。

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