「XANXUS、説明はしたんだろうなぁ」 「テメェでしろ」 「クッ………おい小娘ぇ!!!」 「は、はははいい!!」 「さっきは悪かったなぁ!」 銀髪の人は、たぶん精一杯謝ってくれたので私は頭を振った。しかしいかんせん私の目の前には問題が山積みだ。 ――あなた達は誰なのか。何で私の家がちょっとした溜まり場になっているのか。まずはそのあたりの説明をしてほしい。 「俺はスクアーロだ」 「ど、どうも…」 「そこのクソガキがベル。そこのクソボスがXANXUSだ」 スクアーロさんは飛んできたナイフとペンケースを避けてほっと息をついた。かと思ったら後頭部にまたもリモコン直撃。とっても可哀想な人だという認識をした。 数分して復活したスクアーロさんは涙目で説明を続ける。武器も持ってないしそこの2人よりはまともな人なのかも 「突然だが、今日からよろしく頼むぜぇ」 …勘違いだった。 ×
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