手術の概要、そして退院


胆のう結石の根治は今のところ、手術で胆のうを摘出する以外、方法はないそうです。あとは小さいうちに薬で溶かすとかですが、やっぱりクセになっちゃってまたできちゃったりするから、胆のうを取っちゃうんだそうです。胆のう取っちゃったら、胆のうにはもうできないもんな。まあ、まだ腎臓とか尿管とかできるところはあるんですが。そこはもう運と生活習慣ですよね。自分は胆のうで良かったと思います。取っちゃったら終わりだもん。

まず、おへそをメスで切って、そこから空気を入れてお腹膨らませる。お腹の上に一つ、右の方に二つくらい小さい穴を開け、そこから腹腔鏡を入れて、胆のうの動脈と胆のうを切って、おへその穴から胆のうを摘出する……というものでした。準備含めると二、三時間ほどですが、実質の手術時間は一時間半ほど。
お腹を開けるわけじゃないので簡単な手術だとネットで書かれていますが、うっかり胆管を傷つけちゃったり、何かしら異常があればお腹を開けちゃうこともあるらしいです。結構熟練の消化器外科の先生でも傷つけることは無きにしも非ずだそうなので簡単な手術なんてないんだな……って思いました。
この辺の説明は術前外来で聞いたのですが、まあまあ怖いなって思いましたね。

このときは手術をするかしないかとスケジュールを決めました。
手術は結構短期間に発作を繰り返しているし、肝臓の数値も悪くなっているようだから、しようということになりました。自分もするしかないなって思ってたので、了承したのですが、さすがに手術するってなると怖かったですね。
スケジュールは先生の手が空く七月前半か末かでしたが、ほぼほぼ先生に決められて前半になりましたね……。七月前半に手術なんて……心の準備が……とか思ってましたが、末にうっかり車にひかれたり、祖父が亡くなったりとまたイベントがてんこ盛りだったので結果的に良かったです。それに結局術前めちゃくちゃビビってたしな。末でも一緒だったな。

スケジュール決まってから、数日後の土曜日に退院しました。
二、三検査されたくらいで胆のうに何の処置もされてないので、無駄に長く入院してた感はありますが、保険金はたんまり入ってくるので助かりましたね。本当保険入ってて良かった……。
しかし、ちこちゃんは退院後、一日で仕事復帰させられてしまう……。世知辛い世の中やで。
まあ、身体は元気だったので普通に次の入院の前々日くらいまで働いてましたけどね。お金もいるし、多少はね?




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