点滴を受け付けない神の腕
絶食自体は四日か五日ほどで終了しました。ほぼ強制的に。
自分、大変おデブなもので、点滴するとき、まったく血管が見つからないんですね。
初日は肘の裏側のちょうど血管が見えやすい位置に入っていたのですが、肘を曲げたりするとよく点滴が止まってしまうので、手の甲に挿し直したんですね。ここまでの人はきっと点滴上手だったんだろ うなあ……。しかし、この次が問題だった……。
入院して数日、シャワーも浴びないのはいけないと思い、看護師さんに頼んで浴びさせてもらうことになったのですが、点滴の保護にまさかのラップを巻かれるという素敵事案が発生しまして……。もっと医術っぽいことすると思ってたのにww
見事、針の刺さりが悪くなって、抜かざる得なくなってしまいました。
看護師さん、もう一度刺そうとワシの左腕の色んなところで試すも刺さらず、別の看護師さんを二人も召喚する始末に。しかし、それでも刺さらなかったので、諦められてしまう……。まったくもって、罪な身体をしているのだ。
その日一日は水分を取るだけになりましたが、翌日から食事が再開しました。