ブログ更新してないな〜って思って、書きに来ました。
ここのブログは一応話題がある時に書いていたブログなので、ちょっと書きづらいなと思ってるところもあります。
トップページで更新履歴に書いてるから余計に気負う！（というかコンテンツ更新がなくなってることを先に気にした方がいいと思う

ともあれ、ブログが止まってた間のことをまとめたいと思います。
耳にタコができるほど事情を聞いてる人もいますが、とりあえず表に出すってことで改めて説明を書きます。

2021年はええと、絵を描いてたんですね。
急にイラストを完成させられたので、もしかして私……絵、復帰できる！？と思いまして。
鳥のイラスト用アカウントで復帰して、毎日ペンタブの練習をしていたのですが、四か月目に事件が起きてしまいました。
そう！

イラスト構図のパクられ事件です！

フォロワー数十の世界でイラストを描いていた私が、相互のフォロワー2000手前ぐらいの絵師さんに絵の構図を思いっきりパクっていかれてしまって。
無意識パクだったようなのですが、結局お相手は自身のフォロワーさんには説明せずに絵もそのままとなったので、お相手が人の絵を盗んでいったのとなんら変わらない状況として終わっています。
私の神経質で言いがかりをつけたのではなくって、第三者である鳥のお友達さんも丼のお友達さんも見比べればすぐにわかるぐらいのモロな案件でした。
お相手は私の絵をいいねした後に「急に構図が浮かんだ！」と言い出して絵を描き始め、進捗を逐一ツイートしていたので、時系列も外部から確認できる状態で残留しています。
そんなわけで、私の描いた構図は多くの人に他人の絵のものだとして公開され、私のものじゃなくなってしまったのです。

自分がどんなに頑張って絵を描こうと、他人に描き直されて広められちゃったら、それは自分の作ったものじゃなくなっちゃうんですね。
そこにあなたの描いた絵が変わらずあるよって言ってもらえても、たくさんの人が「この構図は別人さんの絵のもの！」と思っているのを無視はできない。
そうして、なんだか絵を描く自信をなくしてしまいました。
うまい絵を描けない人の心のよりどころって、自分が描いて仕上げたその作品があるという事実ぐらいしかないんです。
絵を描く工程ももちろん楽しいけれど、できあがるものがないとちょっときついよね。
自分が頑張れば頑張るほど、頑張った成果を奪われるおそれが高まるなら、もう絵を描いたって傷つくだけじゃないかと思ってしまいました。

そうしてしばらく絵に嫌な思いを抱いている間、ぜんぜん別のアカウントでいつもの感じの小説本を出していました。
作品がまとまるのはやっぱりいいよね〜。
本の作業をしている頃から普段の生活に戻ってくるまでにふっと考えていたことがありました。
それが、同人グッズを作ろうっていう試みです。

頑張って描いた絵をあっさりパクられて意気消沈してたわけなんですけれど、絵を印刷した物品として公開しちゃえば、もしかして真似のできないものになるんじゃないか？と思ったんです。
作ったグッズは唯一無二で、グッズに印刷された絵を真似たところで同じものは作られません。
同じ形式のグッズとして印刷したものを作ろうって人はたぶんいないし、もし印刷に挑んだとしても、その人の手による新グッズが生まれるだけになるんじゃないかな……？と。
パクった形は感じるでしょうけれど、私自身が作成して手にしているグッズとは別物のように思えるんじゃないかという気がしました。
この形であれば私の意識は自分の絵が盗まれたとは認識しづらく、傷つくことが格段に減るのではと感じられました。

そういうわけで、現在は小説本の発行と同人グッズの制作に落ち着いています。
自分には同人をやめてインターネットに逃げた過去があるのですが、ここまで来てまた同人に舞い戻るとは思ってもおらず、しかしそれなりにスケジュールも詰まって、充実した生活になりました。

ただ絵を描こうとしていただけの頃は描きたい絵も滅多に思い浮かばず、苦痛もありました。
それがグッズを作ろうとなった途端に、作りたいものやそのイラスト案がすぐさま出てくるようになって手が追いつかないぐらいの状態になり、現在はとても楽しくやれてます。

かつて絵を描いて同人を楽しんでいた頃があったから、自分は絵を描くのが好きなんだろうと思い込んでいました。けれど、実際には絵を描くのが好きなのではなくて、形のあるものを作るのが好きだったようです。長年そこに気づくことができずにくすぶり続けていました。
きっかけはとてもひどいものでしたが、ここまでたどり着けて本当によかったです。

ここが少しばかりにぎやかなサイトであれば、サイト閲覧者様向けのグッズを考えたりしてワイワイやるのも楽しいと思うんだけど、まぁそう都合よくにぎわってるわけもないんだよね！
それでも、アイコンや何らかのアーカイブとして形のあるものを作って、ここでも発信できることがあれば楽しいなあと夢想しています。
まずは同盟ページでもツクるか……？！
そんなわけでくすぶり時代からやってきたこのサイトですが、これからもときどき顔を出すような形でいろいろ書いたり、自分の興味をまとめたりするのに使っていきたいと思います。

今回の長いブログ、読んでくれてありがとうございます。
2022年もそれぞれ頑張っていきましょう！