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安良玉しみず:無世界


安良玉しみず(あらたま しみず)


《基本設定》

・無世界所属

・二十歳女性

・人魚


《容姿》

うっすらと輝いて見えるほど美しい淡い青の髪を胸まで伸ばし、先端を緩く括って二つに結っている。常に伏せがちで生気のない眸はしかし、ラピスラズリを思わせる深い色を秘めた青い色。童顔気味で愛らしい顔立ちをしているのだが、黒字に黄色で罰印が描かれたマスクを着用しているためそれは隠れてしまっている。身長は158cmで華奢が過ぎる痩躯。女性らしい丸みもない身体をしている。仄暗い雰囲気を漂わせる女性

いつも無表情を貫いており、表情が変わることはかなりレア。怒ったとき、悲しいとき、嬉しいとき、どれも全く同じ顔。しかし照れたときは、表情は変わらないものの、ほんの少し耳たぶが赤くなる

普段陸上にいる際は人間の姿をしているが、本来の姿に戻ると下半身がサファイア色の鱗を持った美しい尾びれに変わる。人魚のときには服を着ない

人間の姿をしたときの服装は、基本白いワイシャツにジーンズの短パン、その上から真っ黒の大きめパーカーを羽織っている。二十代の女性にしては洒落っ気があまりなく、本人はそういったことに関心がない

赤子ほどの大きさをしたテディベアをいつも抱えている。薄茶色のふわふわとした毛にくりんとした黒いビーズの眸、首元には朱色のリボンが巻き付けられた極一般的なもの。名前は「くーちゃん」


《性格》

自分嫌いのネガティヴ。鬱々とした思考の持ち主。夢は一切目覚めることなく死に至ること。そのため何度も自殺行為を繰り返しているが、人魚の高い治癒効果によりそれによる傷は全て綺麗に完治している。死にたがる理由は「死はきっと静かだから」

水を偏愛している。人魚なので水が好きなのは当然のことなのだが、それでも常軌を逸していると言っていい。綺麗な水であれば何でもいいらしく、プールや水溜り、小瓶に詰められたものなど全て好き。ちなみに人間も身体の70%が水だから愛しているらしい

煩い世界と言葉が嫌い。煩い世界は生理的な嫌悪に似た恐怖、言葉は幾らでも嘘が吐ける故の恐怖を抱いている。なので基本的に一人で行動することを好む。又対人恐怖症のきらいがあり、初めて会った人と二人きりにされると過呼吸を起こすことがある

基本的には自分の欲求や感情に素直。対人恐怖症で言葉嫌いのくせに人を嫌うことを嫌う。人を嫌いになるには莫大なエネルギーを消費するかららしい


《武器・技》

武器:薙刀

主要技:水の宝玉(ほうぎょく)

握り拳大の水の玉を最高で十個出すことが出来、薙刀を振ることで相手にぶつける。ぶつかる寸前でかちこちの氷ほどの硬さになった玉、目や傷口にぶつかると沁みる玉、ただの水の玉が出てくるが、これは一切ランダムなので、しみずが自分で出す玉を決めることは出来ない

補助技:海底へようこそ

対峙する相手の視覚、聴覚を三秒だけ奪い取る。しかしこれを発動すると、しみず自身の頭の中に彼女が耐え切れそうにもない膨大な音が溢れ返ってしまい、そのショックで戦闘が不能になってしまうことも多々あるので、彼女が自らこれを使うことは殆どない

(※基本的にしみずは薙刀で肉弾戦に挑むことが多いです。技を使うのは肉弾戦では太刀打ち出来ないと悟ったときか、余程追い詰められた状況のときだと思われます)


《弱点》

煩い場所、人の多い場所、明るすぎる場所に行くと体調を崩しやすい

水をぐっしょり被ると人魚の姿になってしまい、乾くまで人間の姿に戻れないため、陸上では殆ど身動きが取れない(軽く被った程度ならば問題ない)


《呪い》

『自分や身内を愛せない』呪いが掛けられている。他者を愛することは出来るが、少しでも自分と血が繋がっているものは愛せない。又、一定以上自分の内側に入れた相手(片思い、親友etc.)を愛することも出来なくなる


《交流について》

友人、恋愛、殺伐とした関係など、思いつく限り全ての関係を募集しております。又、しみずは無世界に所属する身ではありますが、彩世界との交流も是非させて頂きたく思います

しかし、大怪我を負わせる場合などにはまず一報入れてくださると幸いです。又、恋愛交流については要相談でお願いします


《その他》

口を使って話さないため常に筆記用具を持参。筆圧の薄い、流れるような文字を書く

あまり一人称を遣わない。しかし文章面では私、口頭での場合は僕を遣っている

姉がいるが完全に連絡が絶たれているため(しみず側からは)所在不明。興味関心も更々ない



『姓を安良玉、名をしみず。よろしく頼む』

『水に、入りたいのだけれど。見苦しいものを見たくないなら、早く出て行った方がいい』

『やかましいのは嫌い。静かな方が、ずっと素敵。だから、一人でいたい』

「…………声を、出したくは、ないのに、……お前は、意地悪だ」



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