トリップ続編 | ナノ
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「あれ? 朝は付けて無かったですよね、どうしたんですか?」

「今日沖田くんに貰ったのー」

「沖田さんにそんな可愛いセンスあったんですね、でも似合ってます。」

「ふふっ、ありがとう!」


あー、これ先越されたか? いや結構日にち立ってるけどな、しかも俺が手元に用意してからも日にち立ってる。ただ渡せてない、どうやって渡しゃ良んだか分からねぇでタイミング見てたら時が過ぎ去ってた。
2個も3個も要らねぇよな、女なら欲しいのかもしんねぇけど、あいつは困りそうだ。喜んでくれはするだろうが、結果どっちを使えば良いか迷いそうだしな。一つならそれを使えば良いから迷わない。

渡せる時は考えるまでも無くあったし、あっちが渡して来る可能性も分かってた。もっと早ェかとさえ思った程、意外と時間があったから俺が用意出来た訳だが渡せねんなら意味無ぇよな。

女に物の渡し方がまるで分からねぇ、そんな大袈裟なモンじゃねんだから適当に渡しゃ良いんだろうが、どうもダメだ。


「ただいまー!」

「おけーり、お疲れさん。」


笑顔で帰宅した名前から受け取った団子を嬉しそうに眺める神楽は置いといて、マジか、違った。


「……それ、髪のを、貰ったの?」

「うん! 私洋服だからってこれ選んでくれたんだって!」


洋服に櫛は無ェもんな、ピンか何かなのか、いつもは下ろしてる髪が束になって後ろで留まってる。

マジか、てっきり同じ事考えてると思ったんだが考え過ぎか? でも髪を上げてるせいで普段見えないのに今はしっかり見える、まるでさっさと渡せと言われてるようだ。……違うよな、それも考え過ぎか。


「だからそんな格好してんの? 」


朝から珍しくスカート穿いてんなとは思った。


「今日早く終わるの分かってて、沖田くんと出掛ける約束してたから。」

「ふーん? 似合ってるよ。」

「っ、ありがとうっ!」


すげェ笑顔でこっち来た。

たまに今みたいに気にしてんのかなって思う時がある、不安そうな顔で見て来るからな。
確かに他の男から貰ったモンをそんな嬉しそうな顔して身に付けてんなら壊したくなる、けどそれも相手に寄んだろ。
ゴリラから部屋着貰ってても寧ろ心の中でも褒めたくらいだ。今更アイツから髪飾り貰おうが良かったなとしか思わねぇから心配すんな、とは思うけどこれは言ってやんねぇ。ウダウダする程落ちんなら別だが、ちょっと気にしてるくれぇなら気にしとけ。それ見て満足すりゃ直ぐスイッチ押してやるから。






にしても、

さっきから目の前を通り過ぎる度に目が行く膝より若干上に位置するそのスカート丈は、現在俺に背を向けて膝で立ちながらテーブルを拭いている事で後ろが少し上がって裏の腿が見え隠れする。

髪飾りよりそっちのが気になって仕方無い。


「ぎゃっ!? ちょっと何すんの!!」


ソファーに座ってるから丁度足元にあった裾を、足先で捲れば振り返りながら叩き落とされ怒られた。


「だって揺れてたから」

「何が!? 馬鹿じゃないの!? 」

「そんな怒んなよ、可愛いのしか見えなかったし」

「どうしてそんなに変態なの!!!!」


すげェ怒ってる。だってよ、揺れてたんだよ裾が。でも全然見えねぇし気になんじゃん。
しかもスカートじゃないのな、中でズボンみてぇに繋がってた。それでも裾はユルユルだし腿から捲れば布が見えた、つか見えるまで捲り上げたんだけどな。


「銀さん、僕居るんですからね。」

「そっちからは見えねぇだろ。」

「そうゆう問題じゃ無いんですけど……。名前さん可哀想じゃないですか。」

「ちょっと捲ってるだけだろー? 」

「やっ! やめてってば!!」


こっちを向いて睨みながら膝で立ってる足元に今度は前から捲れば正座を崩したように座り込んで俺の足を押さえてる。
溜め息を吐きながら対面のテーブルから立ち上がる新八は呆れ顔で台所へ向かうが出来たやつだ。


そして未だ動けないで居るこいつは、片足すらまともに退かせられないのも不味いんじゃねぇのか?
両手で退かそうと奮闘しているが全然無意味で、俺の足は布の下で太腿に沿わせながら付け根まで辿り着いた。


「もうちょい頑張れよ、お前片足で遊ばれてんぞ。」

「いやっ」

「ヤダヤダ言ったって退けられなきゃ意味無ェだろ。」


内腿の間に突っ込めば腿で挟むようにして止められたが力の差がありすぎて駄目だな。
にしてもすっげぇスベスベしてる、足で触んのもまた中々。


「……っ、やだよぉ、銀さんっ、」

「っ! あ、ごめ、…っテェ!?」

「本当変態さ酷いわ、銀さんのご飯にマヨネーズかけてやる。」

「やめて!?」


ベーと舌を出しながら台所に向かうあいつはきっと本気でやったりしない筈。……多分。

つか噛まれた。眉を下げて悲しげに名前を呼ばれ、やり過ぎたと思い焦って手を伸ばしたら触れる瞬間にその手を噛まれた。

まぁ確かにあいつの嫌がる空気では無かったな、悪戯だって分かってんだろうし、嫌がってはいたけど。
仕返しで噛み付いて来やがったのか、俺の噛み付き移ったか?








「もう寝るネ。」

「寝る? おやすみ神楽ちゃん」

「おやすみヨー」


ソファーで寛いでたらもう神楽ちゃんの寝る時間になってた、いつも早寝で健康的だな。
銀さんは私の足元に座りTVを観ている、だからちょっとした出来心よりかは仕返しに近いけど足を床から上げて銀さんの太腿に置いた。

当たり前だけどスカートじゃないし寝間着の上から置いただけになるけど、TVから視線を外し私の足を見た銀さんは振り向き不思議そうな顔をしてる。


「構って欲しいの?」

「えっ、いや違う、悪戯?」

「あぁ、仕返ししてんの?」


そう言って身体を横に向け私の座るソファーに腕を乗せながら見上げてきた。
これは悪戯受け入れられたの?

足を乗せたままスライドさせ、されたのと同じように内腿を撫でても特に何も反応は無い。
そのまま付け根ギリギリまで寄せても、口許に笑みを浮かべながら顔を見上げてくるだけでやっぱり反応は無かった。


「……つまんない」

「くくっ、じゃあ、もうちょいやってみれば。」

「もうちょい?」


何だもうちょいって。これ以上は駄目じゃない?流石に私でも分かるし、いざって時は思い切り蹴りなせェって沖田くんに言われてるから余計分かるよ?

でも口の端を片方だけ上げながら言われたら少々癪でもあって、そっと足で触れる、と言っても布スレスレで止めた、だって痛いんでしょ。


「なに、やめたの?」

「……私は痛がってるの見ても楽しい気持ちにならないもん」

「は? いや蹴れとは言ってない、それはやめて。触ってみればっつっただけ、慣れて貰いてぇなって意味も込めて。」


慣れか……慣れて?
ゆっくり軽く力を入れてみた、良く分からないけど痛くは無さそう。


「……痛い?」

「まだ来てない」

「え、……え、ちょっと…無理かな、もう良いや。」

「ダメ。」

「わ!? ちょっ!止めなよ!」


ぐっと足首を持たれて足の裏に押し付けられ焦って引こうしたけどビクともしない、相変わらず力が強いね、てか痛いんじゃないの?


「痛いんじゃないの? やめなってば」

「お前忘れてねぇ? 俺がお前に押し付けたりしてんの、これだぞ?」

「え、うん。………………あれ? 痛いのは……?」

「それも同じだけど、程好い力加減は逆に気持ち良いだけなんだって」

「……そ、そなの。」

「そーなの。」


そうなのか。確かに同じ所、沖田くんが言ってる所も銀さんが押し付けて来るのも同じ所。でも手で触ったら焦って…………あっ、やめよう、これ以上考えたらグルグルしそう。そうやって直ぐ考えるの止めるからこうゆう知識が乏しいんだろうな。


「…………何してるの?」

「んー? 」


足の甲に擦り付けるように動かされて、空気がおかしくなって来てる気がする。……なんと言うか……変態じゃないの。変態か。


「……もう終わる。」


立ち上がろうと腰を上げれば太腿を押されてまたソファーに落ちる、その正面に足首を掴んだまま身体を向かい合わせてきて妖しく笑いながら足の親指をあろう事か自分の口に含んだ。

びっくりして直ぐ足を引いたら今度はアッサリ離してくれたけど、これは完全に怪しい空気になってる。床に座ったまま自分の身体を入れるように足を少し開かされてその間に収まり、腰引いて来てるし何処でスイッチ入ったんだ、オフボダン何処……!


腰に回った腕が背中を直接撫で始め、いよいよ怪しいから下にある目を手で隠しておいた。


「ちゃんと押さえとけよ。」

「え?……ちょっ!?」


腰を抱き締めるように引かれて銀さんの脚の上に身体が落ちた。
何とか手で目を隠したままだけど、何で見えてないのにこんな動けるの?

肩を押されてソファーに押し付けられる、これ前にもあったけどここまでじゃなかったし、服捲りすぎじゃないかなこれ、首まで捲ってるよ何考えてんの変態なの。いやだから変態なんだ。


「……ね、こわいやつ? 銀さん?」

「大丈夫、こわいやつじゃない。」


声のトーンは普通だった、じゃれてるだけなの?
でも胸元に吸い付いてきてるよね、しかも下着の縁から親指入れて無い?


「……何でこんな事に……、」

「心の声漏れてんぞ」

「いつ終わるの?」

「んー、もうちょい」

「そればっかり。」


ふっと笑った息が肌に触れてくすぐったい。


「ちょっと寄せてい?」

「何を?」

「これ」


ぐいっと下着のフロント部分を指で少し持ち上げられて、下からちょびっとだけはみ出た柔らかい部分に唇を当て、舌を這わせながら唇で食むように動かしてる。こんな事いつもならこわくなりそうなのに、銀さんの目を隠してるせいかそこまでじゃないな。


「……柔い?」

「うん、すっげぇ柔い」


柔いと言いながら吸い付き、チクッとした痛みを感じたけど和らげるように優しく舐めてる姿をこんなにマシマジと見た事って今まで無いんじゃないかな。じっと見てたら顔が持ち上がって目の前に来る、いつもこんな楽しそうな顔してるの? 空気こわくてあまり良く見れないのが残念、口元緩んで笑ってるじゃん。


「なに、笑ってんの?」

「えっ、ふふ、何で分かるの?」

「頬上がってる」


片手で頬触ってるから分かるのか、私も笑ってるのが直ぐにバレた。それでも笑いながら唇スレスレまで近付いて来て、わざとらしく私の唇を食べるように口を開けて止まるからこっちまで笑えてくる。


「楽しそうだな? 俺が見て無ェから?」

「ふふっ、ん、」

「っ、……あー、マジか。」


ちょっと顔を上げただけで届く唇に自分から、ちょんと下唇にくっ付けたら凄く口許が緩んで嬉しそうに笑ってくれる。


「服、下ろして」


服がしっかり下りたのを確認してから目を隠してた手を離す。
私の顔の横に片腕を置いてもう片方の手で頬を触れてくれてるのか、それもと逃げないように固定してるのか分からないけれど、見下ろされてるのに楽しくって仕方無い


「お前こうゆうじゃれあいホント好きな?」

「ふふっ、うん。銀さんは?」

「好きですけどォ」


そう言いながら唇が触れてもそれすら楽しい。触れるか触れないかのギリギリで喋って、口が閉じたらちょっとくっ付くだけ。だから触れたり離れたりしてる。


「んふっ、ん」

「おい、どんだけ、」

「……ん、……ふふ」


軽く引っ付いた温もりに、自分からぐっと押し付けて喋り始めた瞬間に今度はペロッと薄い唇を舐めてみたら、言葉を止め自分の唇を舐めた後、口端を片方だけ吊り上げて目を細めた銀さん。
頬を優しく撫でてくれていた手が頬ごと顎を掴むように動いて、顔を斜めに傾けながら一気に距離を詰め唇が重なった。

まるで食べられるみたいに覆われて、ぬるりとした感触がゆっくりと唇をなぞって動く、息の仕方が急に分からなくなって勝手に口が少し開いても、無理に深くしたりはしないで舌先で器用に上唇だけをなぞって来るのは手加減してくれてるって分かるけど、笑ってる余裕なんてとっくに消え去りドクドク痛いくらい動く心臓に、どうして良いか分からなくなる。
だけど顔の横にあった銀さんの手がポンポンと頭に触れてから温もりが離れ、濡れた唇にかかる熱い息ごと大きく呼吸をしたら何とか呼吸困難は免れた。


「っは、……っ、っ、」

「大丈夫」


口から離れた銀さんの唇は頬に触れ、落ち着かせようと優しく肌をなぞりながら"大丈夫"と何度も唱えてくれる


「けどだいぶ慣れたな? 」

「……ん、」


頭の下に差し込まれた手と腰に回った腕に抱き起こされすっぽり銀さんの腕の中に収まった、これはとても落ち着く。背中に腕を回して力強めで抱き付けば同じく力を入れて返してくれる。


「ふふっ、」

「なんでそんな機嫌良い? 」

「銀さんが優しくしてくれるから」

「いつも優しいだろ。」

「本当だ、銀さんがほっこりする笑顔で触ってくれるから。」

「ほっこりする笑顔? どんな顔だそれ。」

「優しい顔」

「いつもと違ェの?」

「途中から違くなる時が多いかな。」

「ふーん、分からんでも無ぇけど、その顔なら結構イケそうね?」

「うん。」

「直接触っても大丈夫そうなの?」

「え? 何処を?」

「んー、胸とか?」

「え、……ど、……かな、……、」

「おいどうした、聞いてるだけだから。今じゃないから、そんな悲しげな声を出すな。」

「……うん、良いよ。」

「嘘付くな。素直に言っといた方が良いぞ、お前がちゃんと嫌って言って来るから俺はこうやって触れんだ。言わ無ェなら分かんねぇし意地張るモンなら泣かすぞ。」

「待って最後のおかしいよね、泣かす必要ある? 分かんないで良いじゃない、何で泣かすの。」

「言いやすくしてやろうと思って。」

「どうして無理矢理するの、もっと大きな心を持って。」

「だってお前脅されねぇと言う事聞かねぇじゃん。」

「そんな事無い、他にも方法があると思うの、何も泣かせなくても良いじゃない。」

「噛まれる寸前の怯えた顔とか泣くギリギリの顔とか、すげぇゾクゾクすんの。お前普段強気で抵抗して来んのにそうゆう時だけちょっと触っただけでビクついて固まんじゃん? 空気濁して怖がんのとはまた違ェんだよな。」


…………こわ。何か語ってる、こわい事淡々と語ってる。寧ろ今固まって動けないよ私。銀さんの顔も見れない。


「だからここは素直に言っといた方が良いぞ? 俺もお前が楽しそうにしてる方が楽しいっつったろ。」


え、何を言うんだっけ、今の話で忘れちゃった。


「……何だっけ」

「は? 直接胸触って平気なのかって。」

「あぁそうだった。直接は出来ればもうちょっと待って欲しい、……心の準備が出来ない。見ないでくれるなら良いけどね。」

「え? 見なけりゃイケんの? マジか、空気次第で何でそうも違ェんだ。」

「だけど保てる? ふんわりした空気だよ?」

「いや今は無理、だけど頑張るわ。」


銀さんはいつも頑張ってくれる、自分でも面倒だなって思うのに。
「んじゃ寝るか」と言って手を引いて立ち上がらせてくれた銀さんは本当に寝るだけ。毎日同じ布団に入って、悪戯してくる事はあるけど眠るだけ。

こうゆう女ってつまんないんじゃないのかな? 銀さんから急かすような素振り見られないからって甘え過ぎだよね。









甘え過ぎとか思った癖に結局は何も考える事なくいつもの朝を迎えた。今日はお顔が正面にある、伏せられた瞼のせいか少し幼く見えるのは寝顔のせいもあるのかな。

そっと腕から抜けて起き上がる、毎朝幸せ気分味わえるなんて本当贅沢。


洗面所で歯磨きを済ませ顔を洗おうとゴムで髪を上げてる途中で手が止まる。目の前にある鏡に映し出されてる自分を凝視して動けなくなった。

これ何? いや分かるけど、見れば分かる、それに、



「っ、銀さんっ、」

「ん、……ん? ……はよ、?」

「おはよっ、」


分かった瞬間走ってた、だって銀さんしか居ないし寝る前には無かったもの。


「ね、あの、こ、これっ、」

「んー、?…………、あー、そうだった、……うん、」


寝てる銀さんを揺すって無理矢理起こし、眠そうな目で私が指差した物を見つめた後、理解してくれたのかボソボソと言葉を出しながら枕に顔を押し付けて動かなくなった。


「……買ってくれたの?」

「…………んや、作った。」

「作ったの!?」

「ん、この間新八の方の依頼行った時にな。そこの奥さんが作ってるっつーから、材料分けて貰った。」

「……そ、なんだ、あ、あり、ありがと。」

「いや何でお前が照れてんだ。」


だって手作りとは思わなかった、買ってくれたのかなって思ったのに、まさかの手作りなんだもん。


「すっごく嬉しい、顔洗おうとして気付いた。」

「あー、……寝てる時に付けたから」

「ふふっ、うん、ありがとうっ!」


さっき出た布団に潜り込んで抱き付くと、うつ伏せでだった身体が動き腕の中に閉じ込めるように抱き寄せられる。多分ガラじゃないとか思ってるんだ、そんなに照れて、どんな顔して付けてくれたんだろう。


「大事にするねっ!」

「……んな大袈裟なモンじゃねんだ、あの野郎が付けたヤツよか全然。」

「……ん? え、それでピアスなの? 」

「……」

「銀さん壊したし私の手元に無いよ? 」

「お前の耳に付いてんの初めて見た。」

「そうだね、こっち来てから一回も付けてなかったから。」

「……」

「あれ嫉妬してたから壊したの?」

「うっせー」


腕に力が入って後頭部まで押さえてくるから密着しすぎて見上げる事もできなくなる。
だけど今は何だって嬉しい


「あれは嬉しくも何とも無かったけど、これは見た瞬間フリーズしたし、分かった瞬間ドキドキして走ってここ来たの。とっても嬉しい、ありがとう。」

「……ん。……似合ってるよ。」

「ありがとーっ!」


強く抱き付けば緩く頭を撫でながら髪を耳に掛けるように動く手が温かい。


「何のお花だろう?」

「さぁ? 何だろうな。」



なんて、実は知ってたり。だってとっても上手だから直ぐ分かった。分かった瞬間に走り出したんだもん。選んだのなら偶然かも知れないと思ったけど、作ってくれたのなら偶然じゃないよね?


大事にするね、想いごと全部。





(ピンクの胡蝶蘭花言葉:あなたを愛しています)




淡いピンクの胡蝶蘭



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