リアルと電波の交差点

電波の向こう側
向こう側の彼
リアルの君と
*100万hit企画アンケート2位作品
Thanks 1000000hits!



久々にテレフォンセックスがしたいなーなんて思っていつもの掲示板に。
マツさんは浮気だと言うけどマツさんがしてくんないんだから仕方ない。
それにテレフォンセックスぐらいたまには違う人としたい。
ちょっとしたスリル。
まぁなんどやってもマツさんほどいい声の人もいないし指示下手くそな奴が多いんだけど。
そんな時には相手がマツさんだと思えば興奮する。
・・・あれこれテレフォンセックスの意味ある?
まぁあまり深く考えないことにしていつものように書きこみ。
最近は男になりすました女もいたりして選ぶのに時間がかかる。
声聞けば大体男か女か分かるんだけどこれで女だったら大分タイムロス。
男にオナ指示して女は何が楽しいんだか。
ちょっとチャラめなたぶん男を発見。
桃太郎さんねー・・・、名前のセンスは最低かな。
アナルもいけるって言うし、アタリだといいけれど。
8番を虫喰いにして連絡待ち。
全裸になってローションと新しく買ったバイブ、それからローターを準備。
肌寒くなってきたから肩からシーツをかぶる。
携帯からデフォルトの着信音がして、携帯を開く。

「もしもーし」
『ゆーきさんまた掲示板にいるでしょ?!』
「・・・いないよ」

マツさんに見付かった。
こんなにノリノリで準備までしてたのに見付かった。

「見逃して?」
『駄目』
「もうOKしちゃったんだもん」
『駄目なものは駄目』
「ケチ!」
『なんとでも言って!』

最近はよくこんな感じで阻止される。
・・・掲示板変えようかな。
だいたいテレフォンセックスはリアルで会ってヤるわけじゃないんだしいいじゃない。
浮気のうちに入らない!
っていうか最近実力テストとかあって勉強しなきゃヤバいってマツさんが言うからヤる時間がないんじゃん。
俺はそーゆー事がないようにちゃんと計画的に勉強してる!
っていうか勉強してるんだったら掲示板なんか見てないでしょ!
勉強してないくせにセックスの時間がない言うマツさんが悪い!

「あーあ。せっかく準備してたのにさー!マツさんが勉強頑張れば俺だってテレフォンセックスしないもん!」
『それは、それは俺が悪いけど・・・!』
「じゃぁマツさんが相手してよ」
『えっでも俺』
「ハンズフリーにしたら勉強しながらできるでしょ?」
『それはそうかもしれないけど・・・』
「嫌なら電話切って。俺は桃太郎さんとテレフォンセックスする」

マツさんが悩んでいる。
我儘だと思うが結構俺は我慢していると思うのだ。
だって実はもう2週間もキスのみだなんて俺だってよく我慢したと思わない?
毎日だってテレフォンセックスしていたい俺が2週間も我慢。
普通のセックスだってしてないって言うんだから、少しぐらいいじゃない。

『うーん・・・』
「早く」
『わ、わかったよ』
「相手してくれる?」
『いいよ』

あぁ、久々に興奮する。

『全裸なんでしょ?』
「もちろん」
『おちんちんとけつまんこ、どっちでイきたい?』
「どっちでイかせたい?」
『じゃぁ・・・けつまんこ』

あぁ・・・そのエロイ感じのニュアンス、たまらない。

『ローション出して。それからけつまんこに塗って』
「うん。んっふ・・・」

ローションを指に絡めてアナルをどろどろにする。
しばらく撫でるようにマッサージをしていたら指がスムーズに中へ入る。
あぁ・・・この感覚も久しぶり。
オナニーだって我慢してたんだから当たり前か。

『まだ指入れていいって言ってないんだけど』
「らってぇ・・・ほしかったのぉ」
『少しぐらい我慢してよ』
「んっあっでも、んぅ、久しぶりだからぁ」
『もう2本目入るでしょ?入れて』
「うん」

一度指を抜いて、それから2本の指をゆっくり埋める。
ぐちゅうぅっと中に指が埋まっていく。
圧迫感が心地いい。
掻き混ぜていいとは言われてないので動かしたいのは我慢。

「あ、はいったぁ・・・。動かしても、いい?」
『いいよ。自分でイイトコ探してみて』
「んぁっ、んっ・・・ンン・・・」

指を少し曲げて内側の壁を擦る。
自分の身体を自分で弄っているのにイイトコ探すってなんだろう。
たぶんこのあたりだと思うところを掻き回す。
あぁ・・・やっと見つけた。

「あぁん!あっ、ココぉ・・・!」
『じゃぁグリグリして。好きでしょ?』
「うんっ。んんっ、うんっあぅん!あんっあっひあぁ・・・!」
『まだイっちゃだめだよ?』
「1回、出したいぃ・・・ひぃん!」
『だーめ』

イかないようにペニスを握りしめてイイトコを撫でる。
あぁ・・・ドライってやつ?しそう。
ホント気持ちいい。
マツさんの息も荒い。

「んあっあ、マツさん、んっ勉強しなよ・・・。オナってないで」
『無理でしょ。ゆーきさんの声が誘ってる』
「あん!そんなこと、ないいぃ・・・」

ちゅって音が電話越しにする。
マツさんはこーゆー恥ずかしいことは平気でする。
俺はそんなことはできない。

「あんっあっらめぇ・・・もうおちんちんほしいぃ・・・」
『ほしいって、バイブでしょ?』
「うんん・・・挿れていい?けつまんこ、おっきいのほしいの」
『っ、変態』
「マツさんもじゃんっ、あぁん!」
『いいよ。挿れても。俺のだと思ってやって?』
「うん・・・」

指を抜いてバイブにローションを塗る。
前だったら誰かのペニス挿れるだなんて考えてとか絶対嫌だったけどマツさんのだって思うと興奮する。
それぐらいにはマツさんのことを好きだと思うんだけど。
まぁ信用ないよね、俺。

「あっん、あ、マツさんのおちんちん・・・」
『ゆっくり挿れて』
「んああぁ・・あ・・大きいよぉ・・・マツさんの、おちんちん好きぃ!」
『ゆーきさん可愛い』
「んうぅ・・あっ、あぁ、全部、挿ったあぁ・・・」

太めのバイブを根元まで咥え込めるぐらいに拡がった俺のアナル。
最初は俺どうなるんだろうとか思ってたけど案外どうにでもなる。
今となってはマツさんのペニス挿れないとセックスだって終われない。
バイブをゆっくり1回転、中がじんじんする。

「はぁん・・・中、いい・・・」
『スイッチ入れて。一番強いので』
「ん、んっああああぁぁぁ・・・!はうっあううぅ・・・!」
『ははっ、イっちゃだめだよ?』
「ん、あっああっん、あん!」

イくなといわれてもイキた過ぎてペニスが震えてる。

「らめ、あぁぁ・・でちゃい、そうぅ・・・」
『早すぎるって』
「らってぇ!ずっとおちんちん我慢してたのぉ!」
『そんなにシたかったの?』
「うんっ、あああぁぁん!も、無理ぃ!」
『じゃぁ上手におねだりできたらイってもいいよ』

あぁ、なんて意地悪な。
普通にイっていいよって言ってくれればいいのに。
働かない頭をフル回転させて卑猥な言葉をチョイス。

「ゆーきのけつまんこ、とろとろなのぉ!だから、マツさんのおちんちんでぐちょぐちょして、ゆーきのおちんちんイかせてぇ?せーしらしたいのぉ!」
『ゆーきさん、ホントそーゆーのどこで覚えてくるの・・・』
「お願いぃ、も、出ちゃうぅ!ああっ!出したいのおぉ!」
『ちゃんと、俺の名前呼びながらイってね』
「あっあんっあっまちゅさぁん!あっあひ、あぁん!あっれる、せーしれるぅ!おちんちんイっちゃうぅ!あんっあっまちゅ、マツさああぁん!ひああぁぁぁ!」
『んっ』

あ、マツさんもイったんだ。
自分のペニスは壊れたように射精していて、まだ止まらない。
白い精液が薄くなって、水っぽい精液しか吐き出さなくなったところでバイブを止める。
腹の上に撒き散らした精液がベッドに垂れるのも気にしてられない程疲れた。
でもまだ満足してない。

「だめ、足りない・・・」
『まだするの?』
「こーたのおちんちんがほしい」
『・・・イくときにはマツって言ったくせに、今本名?』
「だって、まだ恥ずかしいんだもん」
『・・・電話だと素直なのにな』

うるさい、KY。




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