dc風見小ネタ


ツンデレの最上級の小ネタ

1.確信犯/風見
「貴方最近、ゲームにご執心のようね」
「なまえさん!なぜそれをご存知で……?」
「とある情報筋からよ。それで?どういったゲームなのかしら」
「……怪コレというバトル系スマホゲームです。息抜きに始めたのですが、なかなか奥深くハマってしまいまして。特に協力プレイでは、自分や相手の職業、その場の状況から立ち回りを考える必要があり判断力が試され……」
「いつもより饒舌ね」
「す、すみません、つい熱くなってしまいました」
「ゲームもいいけれど、熱中しすぎていざという時に立ち回れないなんてことがないように。どうせ貴方のことだろうから、かなり入れ込んでいるんでしょうけど。息抜きとはいえやりすぎは毒よ」
「はい!もちろんです!」

後日
「(最近フレンドになった0さん、初心者だと思って手伝っていたが知らぬ間に俺よりも強くなっている……というか、REIさんに続いて降谷さんを彷彿とさせる名前の人とフレンドになるなんて。もしかしたらこの人こそ降谷さんなのではと思うと、申請を蹴ることはできなかった。さよなら俺の癒し、迂闊にゲームもしていられない……)」
「(ふふ、降谷さんによく似た名前を使うことで風見に近付く作戦は成功したわ……早く彼を助けられるくらい強くならなくちゃ。ゲームにのめり込みすぎて風見の睡眠時間が削られるなんてあってはいけないものね!)」


2.付き合った/風見
「風見、あの人からのご連絡を優先をしなさいと私は何度も言ったはずよ。あなた一人の行動で彼が危険に晒されることもあるかもしれないのよ、そうなったらあなたはどう責任取るつもり?」
「風見、さっきの書類はなにかしら?こことここ、書いていておかしいと思わなかったわけ?」
「風見!いつまでそうしてるつもり!?早く立ちなさい!!」
「風見!そんな体たらくでよく公安が務まるわね!あの人の右腕として恥ずかしいと思わないの!?」
「風見!」
「風見!!」
「風見ィ!!」

「君たちって付き合ってるんだよな?」
「え、ええ、お恥ずかしながら」
「それにしては随分……(そうは見えない。前に増して当たりが強いし)」
「まあ、なまえさんは照れ屋なので」
「……風見の口からまさかそんな言葉聞けるとは思わなかったよ」


3.付き合った2/風見
「裕也、お、おかえりなさい」
「ただいま帰りました」
「お風呂にする?ご飯にする?そ、それとも、」
「?」
「それとも……(やっぱりこれ以上は言えない、言えないわ……!)」
「……全部は、ダメですか?」
「は、」
「全部欲しいです」
「う、うん、わ、わかったわ(かっこいい、かっこいいわ、裕也……!)」

「君、今日は調子良さそうだな」
「え?そうですか?」
「ああ。何かいいことでもあったのか?」
「ええ、まあ……はは」
「(彼女関連か)」

降谷さんは全部気づいてる。



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