「……え、あ……紫藤ひなた、です。えーっと、何を話したらいいのか……すみません」
「ここにあるのは全部父の古い作品ですよ。元々アトリエなのであまり寛げない部屋ですが……どうぞ、ごゆっくり」
紫藤ひなた(しどうひなた)
容姿
薄鼠色のレイヤーが入ったくるくる無造作ヘア。襟足が短くサイドと前髪が長め。目は紫藤色の大きなつり目だが伏し目がちで目立たない。病的に色白で鼻まわりにそばかすがある。華奢で猫背。
長袖で襟付きのシャツにリボンやループタイを付けていたり付けてなかったり。その上に裾や丈の長いダボダボな上着(カーディガンやパーカー、ベスト等)を羽織っている。色は基本彩度が低く地味め。足元は水が染み込まないふくらはぎまでのブーツ。常に大きめな斜めがけのカバンを下げている。
性格/行動
他人と話すのが苦手ですぐに俯く物静かな根暗少年。画家の父に影響されて絵を描いているが全く自信が無く、一切他人に見せようとしない卑屈でネガティブな性格。他人の好意もなかなか素直に受け取れず、迷惑をかけてしまったとすぐにぐるぐる考え込む。緊張していると表情が乏しく少し解りにくいが仲良くなると多少表情が豊かに。備考
一人称は俺。二人称はあなた、君。幼い子や動物、慣れた相手以外は基本的に年下にも敬語。アクアアルタに来たのはつい最近。父が昔使っていたアトリエに住んでいる。お隣が「ToanD」で下の階には春さん。ひなたの部屋は二階。
いつも肩から下げているカバンには誰にも見せたくないスケッチブック。虚弱体質でよく風邪を引く。運動も苦手ですぐに息切れする。綺麗な景色と動植物が好きでふらふら散歩する。ロシアンティーが好物でたまにジャム手作りしてる。食には無頓着。
関係
【甘羽天】@畔ゴンドラ乗り、ひなた→天?「天さん」
いつも明るくひなたにとっては眩しすぎるくらいの友人。恋か憧れか、微妙な感情を持っている。
【閑雅春】@りずき
ToanD店長。「春さん」
見た目がちょっと怖い世話焼きお兄さん。アトリエの下の部屋に住んでいて、何かと気にかけてくれる。
【奥瀬叶】@みさか
服屋f.店主。「叶さん」
この街に来て初めて会話をした人。近すぎず遠すぎず、適度な距離感でとても話しやすい。
作品
水の街へ(ひなたがアクアアルタに来る話)