Last*Lost
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02


「ジン、」

「なんだ?」

「重大なお知らせだ。

ある場所へ瞬間移動しようと念の大技ぶちかましたら間違えてここに来ちゃった上に
その技が失敗したら念を覚える前の状態になるって誓約かけちゃってたから
私、念がつかえなくなっちゃった」


もともと使えないけどそうしたらここに来た方法の説明できない。
まあ自分も分からないけど。


「ということでジン、念のこと、一から十まで教えてね!」

「・・・。」

▼ジンは ぽかん と している。

よ、よし、無理やり講師ゲットだぜ!




******




「これは、えぇと?」



早速修行の場所まで連れて行ってくれるのかと思えば、
すごく汚い散らかった場所に連れてこられた。

え、ここでやるの?


「念ができねェから本当に雑用だ。
ったく、明日から教えてやるけどな。」

「はぁ、」

そうですか。


しかし何故雑用やらせるし。

この場所に連れてこられれば嫌でもその雑用の内容は分かる。


掃除…するにしても

部屋、まじ汚ねぇな、おい。

スナック菓子の袋。
よごれた靴下。
事典、辞書。
その他もろもろ、ごっちゃになっている。
(ごっちゃ=ぐちゃぐちゃまぜまぜ)




仕方がない。雑用の範囲をこえてしまいそうな散らかった場所を片付けるとするか。



******



散らかしたほうもすごいや。

そして1時間で片付けた私は天才?HAHAHA!!

「お前何高笑いしてン、、、
・・・すげぇな、この部屋ってこんな綺麗だったのか。」

そこまで?!

「ま、これからこのゲーム製作者を紹介すっから。っても、全員そろってはねーけどな、」

「あ、うん。」

「ちなみにいるの、5人なんだが。
ドゥーン、リスト、エレナ、イータ、レイザーだ」

「すくなっ!」
11人で全員じゃなかったっけ?
半分以下とか どれだけ集まりないんだ!


「みんな勝手だからな。」

「類は友を呼ぶ?」

「どういぅー意味ジャァ!
テメェ!!」

「あははは////っつくはひっ・・ぎやははっ、あはははーっひぃぃひっひっ」

「その笑い、ムカツクうえに何気にコエェよ!」

ふっ、
それほどに笑えたということさ。

あれ?
けどそうしたら
私もその類か?

……やぁーだぁーなぁー。

あはは。


そ ん な の 御 免 だ 。





「えーと
はじめましてこんにちは。
萩原莉麻です。
これから宜しく御願いします。」

そんなかんじで、
わたしのG・ILifeは
幕を開けたのだった。

****

G・I案を出していく。
まだ、創めてすぐのようで、私の知っているものには程遠い。

『バッグ〜』
カバンを呼び出し、中からプチパーティーセットをだす。
(詳しくは「異世界トリップ体質者の憂鬱。」の「はじまりは突然にしてめちゃくちゃである。」をみる。)

「なっ、何だその念は!? お前 念は使えなくなったんじゃなかったのか?!」

、、、誤解されてる。





「これは「バッグ」って言えば出てきて、「バック」といえば消える機械。

天才少女にして私の恩師、久渚友の傑作のひとつだよ」



「へぇ!そりゃぁいいや。よし、その考え貰った。似たようなのゲームにも組み込んだら楽しいぜー!」



え。



これを参考に?


もしかしてブックのこと?



…………友はH×Hのブックを作品にこれを作ったみたいなんだけど。

バックバッグがまさかこんな風に作品に絡むなんて。



これは、いいのかな…?




  






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