Last*Lost
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07


とりあえず
紫木一姫加わったパーティーは
校内を探索中。


「むぅ?」

ぷにぷに

「にぅ」

ふにら

姫ちゃんのほっぺがぁぁ!

かわいぃよ!

「莉麻ちゃん、」
いーちゃんの声。

「はい?」

「この体勢はきついかな?」



お姫様抱っこな姫ちゃん。

背負われつつ姫ちゃんのほっぺをぷにぷにしてる私。

挟まれているいーちゃん。

どうやらすごい体勢で、
いーちゃんは私たちを運んでくれていたようだ。

「すいません。
しかしどうしますか?
潤さんのお話ではこの学校の生徒、訓練されてる上に 策士さんまでいるみたいですよ?」

「作詞?」
いーちゃんのボケ。というか本気で言ってる?

歌詞は作ってません、と私。


「策をたてる戦士のことですよ」

「萩原子荻さんですですか?」
と姫ちゃん。


「そうそう。
ま、私にも策はあります。

子荻さんはいくら戦士といっても、もとは女の子。」


事実を確認し、そして自信たっぷりに言い放つ。



「ってことでいーちゃんさん、

子荻さんを色香で惑わせて、こっちの手駒にしちゃいましょう!

名づけて、『子荻メロメロ大作戦』!!」



「「……。」」


沈黙が広がった。






と、
前方から澄百合生徒が現れた。

ってか、奇襲ですね。

奇襲ですねぇぇぇぇ!!!!


とっさに 押さえられる前に動けるように自分で力を調節する。

ってか、関節そんなに押さえないで!!
痛い痛い遺体って!
あ、ちがう。

や、でもこの調子じゃ本当に遺体化しちゃうよ?!
ま、メイド服のあのややこしい設計のおかげか、
少し余裕が・・・


あれ? もしかして結構服のおかげで緩くなってる…ということは抜けられる?



うわぁぁあ! メイド服すげぇぇえええ! メイド服万歳!メイド服ばんざぁーぁああい!!






なんか悲しくなりました。









  






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