Last*Lost
06
いよいよ、
突入となった首吊高校
いーちゃんが
やたらとこっちを見てくる。
メイド服か?
メイド服なのかぁあぁぁ?!!
まぁ、とりあえず、
2のAの教室を探す。
、、っつ!!!
気配が近づく
澄百合生徒だろう。
とりあえずいーちゃんはいいとして、私は目立つ。
フリフリメイド服だけに不利!!
・・・・・はいすいません。すべりましたね。
とりあえず身を隠すことにした。
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《いーちゃん視点》
あれ?
莉麻ちゃんがいない。
前方からは澄百合の生徒。
そうか。
気づいて。
……けど、どこに?
どこに行っちゃったんだ、
莉麻ちゃん。
心配だ。
まさか隠れてるんじゃなく
迷ってたりして?
…心配だ。
しかしその心配もつかの間。
「すいません。勝手に消えて、」
耳元で声がした。
コ、これは耳打ちィ?!
粋なことをしてくれる、
そう思いつつもとりあえず言葉を返す。
「まぁ、びっくりしたけど、
いてよかったよ。莉麻ちゃん。」
「すいません、、」
「ホラ、言っているうちに2のAだ。」
胸の高鳴りを抑えつつ入る。
入った瞬間
背中に
悪寒が
気のせいか・・・?
とりあえず見回してみれば
怪しいロッカー。
気づいていないフリをして――――――
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――――――気づいていないフリをして
いーちゃんは中に人がいるはずもないロッカーを開けた。
「・・・・・・」
無言のひと時。
「莉麻ちゃんは何故にこのロッカーに入っているんだい?」
「えへへ。
前世、ハムスターだったんです。」
お茶ら気てみた。
はい。
人のいないはずのロッカーの中に入ってみました。
白い目を感じても、私、負けない!はず。
ガタン、
と、教卓から音がする
「っつ、なんでロッカーから人が出てくるですか?!!」
こ、この声はっ
よっしゃ
待っていたよ!!!!!!
「貴女が紫木一姫さんですわね。
私、哀川潤さんのつかいのものですわ。
よろしくお願いいたします。」
敬語キャラになりきってみようと頑張った。
結果、
・・・あんまりヒットじゃない。
私は自分のキャラを間違えてしまったようだった。
まあそんなかんじで
紫木一姫がパーティーに加わった。
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