Last*Lost
info || new || main || clap || res

02


「うに?おきたんだよー」

と玖渚。……玖渚だ。
ぺちぺち。
ほおをたたかれる。

「……」

「おはろーハギハラちゃん」

「おはろ。えっと、」
どういう状況だろう?


哀川さんと遭遇してからの記憶が、、

「あ、ハギハラちゃんはね、
潤ちゃんが僕様ちゃんちにきた時につれて(引きずって)きてて
気に入ったから僕様ちゃんが預かることにしたの。」

「。。、はい?」

「僕様ちゃんの下僕っ☆」

「☆、じゃねぇぇ!」


叫んだ。けど、機械音で消された。

「よろしくね〜」

「(…仕方ないか。)よろしくね、友。」



全く、異世界トリップものは私よりも姉の方がきっと喜び上手くやるだろうに。
もしくはしょっちゅう二次元行きたがってた兄にかわってあげたい。

私は望んでいなかったのに。


あのままでよかったのに。


あのままの今が、大切で、大好きで仕方なかったのに。






  






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -