遊園地に来たら先ずはジェットコースター。 そう考える人は、とても多くいるだろう。
「アリカ、これ乗れる?身長足りる?大丈夫?」
「あのな、俺そこまでチビじゃねえから。アズが乗れるなら俺でもいけるだろうが。全然セーフだろ。」
彼らもその法則に基づいたかのように、さっそくジェットコースター乗り場へ到着。 並んでいた行列に続いて、自分らの番が来るのを待つ。
「え。何言ってんだよアリカ。アリカは俺らから見たらチビだろ?チービ。」
「アリカ。187−165はおいくつですか〜?」
「何でその数字だした!?二人して待ってる間、暇だからって俺で遊ぶのやめろ!」
その間でもイブとユウのオモチャにされるアリカ。 自分のコンプレックスをここぞとばかりにからかわれてしまう。
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