「はい、お待ちどうさま。」
「いただきまーす!」
そんなこんなで数分後。ようやくカレーが完成。 リビングに皆集まってカレーを五人で食す。
「どう?美味しい?」
これを作った本人としては皆の感想が知りたい。 なので志摩は一人一人に『美味しい』か『不味い』か確かめる。
「美味しいよ、志摩ちゃん。皆で食べるカレーっていいね!」
「なんか色んな味してる気がするけど、でもちゃんとしたカレーだ!美味しいよ、しましまちゃん。」
エーチは普通の感想を。 キィはカレールーで作ったカレーを初めて食べたが、文句なし。 二人して笑顔で美味しい美味しいと言ってくれた。 けど、
「うーん。ボク、もう少し辛くてよかったかも?」
「ん・・・!?結構辛いですね、これ。」
アズは甘かったようだが、エヴァは辛かったようだ。 カレー食べたいと言ってた二人が、まさかの意見で両極端に別れてしまう。 なのでお代わりはほぼエーチとキィと志摩でしていたが、アズもエヴァもちゃんと最後まで食べてくれた。
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